中国茶 ~趣味高級班 岩茶~ | COCOの窓から見る景色☆在中国天津

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初めての海外生活がなんと中国の天津
詳しい生活情報が少なくて 自分の体験を書き始めて早5年 
類似の名前やブログが増えたのに驚きながら
日々変化してゆく今の中国を体験を通して紹介しています

テーマ:

休み前の中国茶 
(アップが遅れてすみません)

今回は『岩茶』
紫砂急須で煎れると美味しい音符

有名なのが大紅袍や武夷水仙 武夷肉桂等

場所は福建省武夷山

武夷四大銘茶
大紅袍
・水金亀
・白鶏冠
・鉄羅漢

武夷五大銘茶なら プラス
・半天腰


古い岩茶は
炭のような香も無く

味もまろやかで柔らかい
のぼせる事も無いので 夏の暑い時に飲むと良いそうです。



茶葉最初のお茶は

2008年 古い武夷肉桂(品質はさほど良くない物)


茶葉の量は7.4g

湯の量は140㏄

湯の温度は100度

1度茶葉を洗う

時間は45秒

味を見るため今回は磁器の蓋碗を使用
(岩茶 普洱茶は大き目 厚みのある茶器が台湾の流行)

湯の色は紅橙色


岩茶の古い茶葉は保存がし易い
湿気のある場所は避けるが
大きな袋に入っていると
密閉し辛いため 湿気が入りやすい
焙って湿気を出す


岩茶や白茶の古い茶葉は
封を開けて一日置く 『醒茶』
少し空気を通し 美味しくなる


この時に使用する器は紫砂の茶筒

アゲアゲ↑醒茶罐』を使用
(ちなみに円盤状に固まった茶を崩すと美味しい期限は2日間程)



1回目


残り香が甘い黒蜜



2回目


古い茶葉は果物の味がする



古い岩茶の茶葉は 銀製の急須で煮ると

醇厚、柔滑、甜和 



茶葉2番目のお茶は

2014年秋(品質の良い茶葉)
 新しい武夷肉桂

茶葉の量7.4g

湯の温度100度

湯の量140㏄

器は磁器の蓋碗
茶葉の香りや色など見やすくするため
(通常は紫砂急須)


1回洗う



香りが高い 炭の様な香ばしい香り


湯色は濃い紅橙だが 明るく澄んでいる
発行程度の違いで湯色が変わる



この茶器 変わった色なので
先生に聞いてみました。


茶鉢や杯もあり 見せて頂きましたにこり


景徳鎮でよく見る藍とは違い
若干濃い落ち着いた色おぉ!



顔色彩 『墨藍』と言うそうです。


他に『霁藍』があるそうです。


2回目のお茶




茶葉次のお茶は『黄観音』2008年


鉄観音とは違いう茶葉

鉄観音と黄金桂の掛け合わせ品種が『黄鉄音』


特徴
発酵程度 乾燥程
がしっかりしている


茶葉の量は8g

湯の温度は100度(新茶は95度)

湯の量は140㏄

器は磁器の蓋碗


湯色は濃い橙色

香が良く 口の中に韻が残る





茶葉次のお茶は2008年『千里香』


茶葉の量は8g

湯の温度は100度

湯の量は140cc

器は磁器の蓋碗



香は発散する感じ
(普通肉桂は沈む感じの香)

炭の香は無く
果物と蜜の香『果蜜香』


味は蜜のように甘く滑らかで飲みやすい

茶殻は厚みが有り しっかりしている




茶葉最後のお茶は

2006年『大紅袍』福建省


古い物は紫砂急須で煎れる


茶葉の量は8g

湯の温度は100度

湯の量は160cc

器は紫砂急須


湯色は黒茶の様な濃い橙色


香は蜂蜜とミルクの様な香 『蜜乳香』


味は渋さが無く 

韻蜜香が口の中に長く残る


3回~4回飲め
刺激が少なく


解毒作用が有る


今回の茶は ここまでにこにこ