量子コンピュータと薬剤開発 | 行政書士林哲広事務所

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量子コンピュータについて最近動き出した感があります。そのため、現在、執筆に向けて準備中でございます。

アンドリュー・マカフィーの「量子コンピューティングの現在と未来」という雑誌の中で、とても好きなところがありまして、今度はそこを深堀りしてみようかなと思っています。具体的には窒素固定など現在未知の化学メカニズムの解明というところの記述です。窒素固定のメカニズムの解明が進めば、新薬開発や栄養素開発などが活発になると考えられます。

例えば、新薬開発では、既存の分子と分子の結合から新しい薬剤を創るという手法が一般的ですが、私はそこに例えば分子の結合が緩くなった場合どうなるかということに着想を得ています。また更に神経伝達物質(ドーパミンなど)では、分子と分子がそもそも結合ではなく距離をもって位置し伝播するということにも着眼しています。

刑法の教科書では既に一般的なお話しですが、「規範が緩くなると物理的物質すらその形を維持できなくなる。」という定型的理論があります。分子と分子の結合が緩くなる場合の原因の一つとして、規範が緩くなることを挙げることができるということです。

新薬開発ではこのような視点が大切だと思います。例えば、「がんにより死亡ではなく、がんのために投与された抗がん剤で死亡する」という近時課題となっている医療過誤の問題に量子コンピュータは有効だといえるといえます。


あと今日は、私自身にとっても福岡の海辺でとても大切な一日でもありました。またよろしくお願いします。ありがとうございました。行政書士林哲広事務所