【想いを繋ぐ vol.2】31期主将 中山恵介 | 青山学院大学男子ラクロス部

青山学院大学男子ラクロス部

2024年度
チーム理念『ALL BOX MEMBER』
スローガン『X』〜徹底的に追い求める〜



31期主将を務めました中山恵介と申します。

平素よりEagles応援して下さる関係者の皆様、誠にありがとうございます。
そしてモナさんを始めとする部員の皆様、いつも本当にお疲れ様です。

それでは、色々思い出しながら現役の皆さんに向けて入れ替え戦ブログを書かせて頂きます。

5年ぶりの入れ替え戦とお聞きし、私が大学2年生の時に負けて、応援席で号泣した、あの入れ替え戦から5年経ったんだなとしみじみ思います。

私のラクロス人生で1番、またこの場所に帰ってきたいな・勝ちたいなって本気で思った日だったと思います。

ラクロスを知らない人はもちろん「青学ラクロスって今何部にいるの?」と言われるのが私として1番嫌な質問で、だから意地でも自分の代で1部に上がりたい、1部に上がらせた代と言われたい。と何度思った事か、、、


時は流れ、私が主将の時に入部をしてくれた君達はコロナと被り、ラクロス部なのにラクロスが出来ない日々が続きましたね。
「ラクロスは最初の100時間どれだけクロスを触ったかでラクロス人生が決まる」と言う言葉があります。当時クロスさえ買いに行けない状況が続き、時間だけ過ぎる君たちを見て、私は危機感を覚えた事があります。
けど、結局は何もしてあげられず引退してしまいました。
私の部活人生の悔いの1つだったと思います。
本当にごめんなさい。

みんなのリーグ戦ブログをいつも会社帰りの電車で読むのが日課だったのですが、34期が弱い代だと言われてきた事に対する思いなどが書かれており、つくづく責任負わせてしまってたんだなと思っておりました。

ですが、いざリーグ戦の時期になり蓋を開けたら"5戦負けなしで入れ替え戦"

見てないうちに本当に試行錯誤して成長したんだなと思います。マネもね!
ラスト大一番の入れ替え戦、挑戦者の気持ちで存分に楽しんで下さい!

入れ替え戦負けた代、入れ替え戦行けなかった代、特別試合で終わった代、負けた2部の学校
、全ての人の思いを背負えるのは貴重な体験だと思います。
少なからず、社会人でそれ以上の注目を浴びる事はないと思います。
なので記憶にも記録にも残れる試合になるよう、頑張って下さい!!!

最後に、
数試合応援に行きましたが、ふと、自分の頭でよぎった言葉があります。


「楽しむ・挑む・誇る・導く・繋がる」


青学ラクロスがAll box memberを作成した際の行動規範です。

少なからず私が応援した試合の中で行動規範が実現されているな!とつくづく思います。
と言うより、この試合勝てそう!と思う時はいつも5つの文字が当てはまる気がします。

入れ替え戦で戦っている時、上手くいかない時苦しい時間帯あると思います。
そんな時もしかしたらこの行動規範がチャンスに変えてくれるかもしれません。

先輩達が残した伝統と自分達で作り上げたものを本番では見れる事を楽しみにしております。


本当の本当の最後に現役生にお願いがあります。
浜野主将の事です。

こんな事言ったら本人に怒られるかもですが、
私ほどではないですが、私くらい彼は不器用です。すぐ緊張します。

けど、彼が1年生の時、壁当てのチャリ帰りにボソっと
「僕の代で勝ちたいんですよね、僕の代で」と言ってました。

彼は覚えていないかもしれないですが、それ以来毎日壁当てした事を覚えています。

努力家で、いつも人に気にかけていて、この1年間本気でチームの事を誰よりも考えたしんちゃんが言ったあの言葉を叶えてあげて下さい。
助けてあげてください。
1人じゃないんだと声かけてあげて下さい。

応援席から周平と親の気持ちで見守っています。

31期主将 #1 中山恵介