裁量取引での含み損が嵩んで新規建玉がしにくくなると、

例によって、お遊び記事で、現実逃避に走りたくなるんです。

 

例えば、私にとって、FXの裁量取引も自動取引も、経験値積み上げ型のJRPGにとても似ている。という、記事を前に書きました。

 

 

 

 前回は自動取引をJRPGに出てくる武器に例えたのですが、よく考えるとFX証券会社って武器というよりも、そこで取引を行う場なので、どっちかと言うとJRPGの中ではそれぞれの特徴を持った冒険者の街に近いのではないかと思うようになりました。

 

それでは、早速、それぞれのFX証券会社の特徴を考えてみましょう。

 

1 LightFX

 LightFXは、私にとっては、はじまりの街であり、同時に実はラスボスに対決する直前の最後の街だった。みたいなFX証券会社です。Love LightFX!

 まず、はじまりの街的な特徴としては、

 ・裁量取引だけで自動取引がない。ので、それほど複雑なことはできない。

 ・裁量取引については、当然だが、成行、指値・逆指値、IFD、OCO、IFOが一通り揃っている(多分、揃ってないところは少ないと思うけど)。

 ・少額取引が簡単。例えば、メキシコペソですら、1000単位(0.1Lot)からの少額取引が出来る。(これに対して、1Lot単位以上というところも結構ある。)

 ・LIGHTの対象通貨のスプレッドとスワップがユーザーにとても優しい。

 ・LIGHTの対象となる通貨ペアは主要通貨に限られ、保有量にも制限がある。

 どうでしょうか。初心者にとって、とってもとっつきやすそうです。

 他方、最後の街的特徴としては、

 ・LIGHTの枠を取っ払って取引すると、みんなのFXと同じ条件で、かなり多くの通貨ペアを実質的に無制限で取引できる。特に、USDなどにはLARGE発注のオプションまである。(当面使う予定はないけど。)

 ・トラリピを真似したような多数の注文を同時に手動で出しても、「ロボット取引の疑いがあるので発注取消・停止しました」などということを言ってこない。これ、私にとってはすごく重要!(他方、GMOクリックからは、実際に発注取消・停止され、警告メールまでもらいました。)

 ということで、頻繁に、かつ、すぐに取引量や保有量の制限がかかるGMOクリックとは、えらい違いだなと思うわけです。 

 

2.マネースクエア(トラリピ)

 前回も書きましたが、マネースクエア(トラリピ)の良いところは、割と単純な範囲指定型のリピート型なのに、範囲、利益幅、損切りの有無など、細かな設定ができる上にさらに、特許のあるトレールの有無まで設定できるという柔軟さと、扱える通貨ペアも10種類以上と多い点です。

 これは、JRPGで言えば、丁度、物語の中間あたりで、いろんな意味でがっつり経験値を稼げよ!的な意味で立ち寄ることになる対魔王国家連合の世界で一番栄えている帝国の帝都ではないでしょうか。

 つまり、帝都の周りには、一つどころかたくさんのダンジョンがあり、数多くの種類のモンスターをいろんな方法で倒すことができる。

 しかし、経験値を一気に稼ぐためには、自分一人で戦うだけではなかなか効率が上がらず、ちゃんとバランスを考えた仲間を見つけて、しっかりパーティーを組んで(つまり、ちゃんと適切な自動取引の設定をして)、命大事に(つまり強制ロスカットされたり、損切りしたりしなくてよいように)モンスターハントをしないといけない。

 そんな感じの、長い旅路の丁度中間地点くぐらいに立ち寄ることになった、たくさんの種類のモンスターが出る多数のダンジョンを周りにかかえる世界で最も栄えている帝国の首都と言った感じです。

 

2.ひまわり(ループイフダン)

 ひまわりのループイフダンは、本当に単純な本数指定型のリピート取引で、本数は割と自由ですが、通貨ペアは5つしかなく(私にとっては実質JPYとのペアの4つ)、

利益幅は通貨ペアごとに4種か5種に限られるなど融通が利きません。

 さらに取引のスタイルも、本数指定型なので相手をどこまでも追いかけて(価格にどこまでも追従して)いくので、勝ってるときは凄い利益を上げますが、負けが込んできてもとどまるところを知りません。

 しかも、利益率の追及に目がくらんで最大本数の設定を少なくすると、ちょっと逆方向に相場が動くと損切りが連続で発生し、酷い目を見ます。

 これは、なんとなく経験値稼ぎのボーナスステージ的かつサイドクエスト的な街を感じを受けます。

 例えば、魔王を倒すために絶対に必要な魔法使いのエルフを仲間にするために、エルフの国と人間の国の境にあるエルフ側の街です。

 この街でのミッションは、種類は少ないけど数だけはたくさん湧いて出る人型モンスター(ゴブリン、オーク、オーガ、トロール=ドル円、ユーロ円、ポンド円、オーストラリアドル円)の群れを力技でせん滅することです。

 

3.インヴァスト(トライオート)

 インヴァストのトライオートも、比較的単純なリピート型ですが、トレールが設定できないことを除くとほぼマネースクエア(トラリピ)と同じくらいの設定の柔軟性と対象通貨ペアの多さがあります。

 ただ、前回も書いたように、約定力が凄く低く感じられるのですが、最近、約定力の問題というよりも、約定させる市場(東京とかNYとかの)が違うので、約定のタイミングが違って感じられるのかなと思うようになりました。

 というのも、一日が終わってみると、思わぬタイミングですが、結構約定して利益を出しているからです。

 これは、何となく帝国と張り合いたいけどどうしても帝都には敵わない、対魔王連合国の一員のはじまりの街からほど近い隣国の首都って感じでしょうか。

 モンスターの種類の多さもパーティーの組み方の柔軟性(通貨ペアの種類の多さと自動取引の設定の柔軟性)も帝都と遜色ないのに、攻撃力を強化するオプション(トレール機能)が無くて、決定力(約定力)がちょっと劣るので、いつも帝都の後塵を拝してしまう隣国の首都です。

 

4.GMOクリック

 6月に入って、GMOクリックでペソスワ、リラスワ、ランドスワの無限貯金箱を作れるか試験運用をはじめたんですが、いきなりペソの大暴落でかなり含み損を抱えてしまいました。

 ただ、今年前半にカナダドルの裁量取引の試験運用をして、結構利益を上げたので、それと通算するとまだ利益が残っています。

 なので、私の中では、はじまりの街の次の辺境の街的な位置づけです。

 つまり、裁量取引のメインのLightFXがはじまりの街なので、裁量取引の試験運用をするGMOクリックはその次の街、みたいな感じです。

 さらに、もともとなんか取引に制約が多いし、すぐに新たな制約(取引量とか)がかかるし、取引画面は使いにくいしで、栄えている街というよりも、排他意識の強い辺境の街感があります。

 カナダドルで利益を上げたので、それに敬意を表して無限貯金箱の試験運用に使ってますが、DMMに乗り換えた方がいいのでしょうか。悩むところです。

 

以上