地震で道路陥没 札幌東区の市道「東15丁目屯田通」 (9/17)

東15丁目屯田通は、北13条から北47条まで地震により陥没するなどして通行止めとなっていました。札幌市は、応急対策工事を進め一部、通行止めを解除してきましたが、17日午後5時に全ての工事が終わり、全面開通する見通しとなりました。

 

 

一方、液状化が起きた清田区・里塚地区の市道は依然、通行止めが続いています。(引用終了)

 

6日未明に発生した北海道胆振東部地震ですが、厚真町、安平町、鵡川町の他に、札幌市清田区里塚の液状化現象はご存知でしょう。その他、東区における道路陥没について、道外の方はあまりご存知ないと思われます。

 

札幌市営地下鉄路線図

 

札幌市には3本の地下鉄路線が走っています。南北線(濃緑色)、東西線(橙色)、東豊線(青色)です。南北線上の市道「西4丁目線」、東西線上の道道「南郷通」でも液状化による陥没が発見されているのですが、最も酷いのが東豊線の「東15丁目屯田通」の4キロです。北海道新聞が伝える専門家の見方です。

 

液状化、地下鉄建設が影響?専門家「抜本策必要」(9/13)

 

札幌で最大の震度6弱を観測した東区では地下鉄東豊線上の市道「東15丁目屯田通」が陥没。4キロにわたり路面が波打ち、1メートル近く沈んだ場所もある。通行止めは12日も続き、市は舗装を剥がす作業などを急いだ。

 

 

市は東豊線建設の際、土地を約10メートル掘ってトンネルを埋め込む「開削工法」を採用。そこを砂で埋め、地表を舗装し道路を造った。一帯は、泥炭などが地下10メートルから15メートルまで堆積した軟弱地盤。「埋め戻し土」の締め固めが不十分だと液状化が起きやすい。

 

清田区里塚における液状化現象

 

清田区里塚1の1、1の2では複数の道路や宅地で陥没が発生。1978年から80年にかけ民間事業者が原野や農地を埋め立てた住宅地だ。中心に川があった谷地で、高い場所や斜面の土を削る「切り土」、その土で低い場所を埋める「盛り土」で造成された

 

 

現地を調べた京都大斜面災害研究センター長の釜井俊孝教授(応用地質学)は、大きな揺れで水分を多く含む地盤が液状化し、地下で地滑りが起きたと推測。さらに、破損した水道管から大量の水が流れ、土砂が道路上にあふれたとみる。(引用終了)

 

(過去記事)

試される大地~ブラックアウト(1)(9/8)

博多で2日連続の陥没穴(8/31)

 

あり得ない話ではない「荒川氾濫シミュレーション」(7/25)より

田舎に地下鉄はなく、札幌、仙台、首都圏、名古屋、京都、大阪、福岡等の大都市にあります。大地震が起きてもそうですが、大都市ほど自然災害のダメージと復旧に費やす時間と費用は莫大になりますし、「田舎に帰ろう~」という機運が遅かれ早かれ起きると思います。数年以内でしょうけど。(引用終了)

 

日本列島の地下だけに限らず、地球規模の地下で何かが始まっているのです。今までの穏やかな地球を前提にしても無意味だと思います。今後、世界中の地下鉄が走る都市で札幌市と同じことが起きる予感がします。次に震源地そのものについてです。

 

震度7の破壊力あらわに・・・山が大きく変形 大雨や雪解けで土石流発生の"長期的"リスクも(9/10)

 

ゴルフ場のコースで大規模陥没 札幌(9/9)

 

 

 

 

是非、上記の動画をご覧になってください。札幌市南区真駒内のゴルフ場における大規模な陥没をご覧になってどう思われますか?震度7に見舞われた厚真町付近が震源地になっていますが、札幌市内まで影響を及ぼしているのです。

 

これは大変重大なことです。「石狩低地東縁断層帯に影響を及ぼす」、「いやいや未知の断層が動いた」・・・様々な見方がありますが、そういった狭い範囲の話ではないと思います。

 

札幌の皆さんは、札幌市内の活断層が原因となる大地震も視野に入れておく必要があるでしょう。今回は東豊線上、清田区での液状化現象が問題になっていますが、将来的にインフラが大損害を受けるかもしれないのです。

 

 

9月8日の「試される大地~ブラックアウト(1)」で触れましたゲリー・ボーネル氏の著書に、こんな地図が掲載されています。11日の「AIが弾き出した地震警戒エリア」にも似ているように思われます。

 

 

2015年~2017年という時期に関してはスルーしてください。パラレルワールドですから、時間軸がずれただけだと思います。今回の胆振東部地震を予知している地図になっていますね。

 

【熊野・高野山の旅】速玉大社・神倉神社編(2017/9/18)より

 

和歌山県新宮市、宮崎県に関する注釈です。

 

「最大の脅威は南方の海岸沿いに起きる何回かの津波。和歌山県新宮市と宮崎県が大きな被害を受けるでしょう。」

 

宮崎県は言わずと知れた天孫降臨の地、新宮市は熊野速玉大社で有名です。写真は熊野速玉大社の摂社である神倉神社です。熊野権現が熊野で最初に降臨した場所が神倉山であると言われています。

 

 

また、北海道全域におけるブラックアウトに関して幾度となく会見しております世耕弘成経産相は、大阪府でお生まれになっておりますが、新宮市が地元となっています。

 

5~10年後の地球の形、日本列島の形は、現在の姿と似ても似つかない姿なのかもしれません。今、わたしたちはそういう時代に生きているのです。地球