大型商業施設「キャナルシティ博多」近くの道路陥没、一時騒然（8/29）
２９日午前１１時４７分ごろ、福岡市博多区の大型商業施設「キャナルシティ博多」近くの市道で「道路に穴が開いている」と通行人が付近にいた警察官に通報した。博多署によると、穴は約５０センチ四方で深さ約２メートル。けが人や事故はなかった。
現場は片側２車線の交通量の多い市道。平成２８（２０１６）年１１月に発生した大規模な陥没現場から数百メートルの距離で、現場は一時騒然となった。県警が付近を通行止めにして調べている。（引用終了）
【超速報】ＪＲ博多駅近く ２日連続で道路陥没（8/30）
３０日午前９時半、ＪＲ博多駅近くの福岡市博多区住吉付近の交差点で「道路に穴が開いている」と１１０番があった。同区維持管理課によると、直径１０センチ、深さ８センチほど道路が陥没していた。前日の２９日にも約１００メートル離れた場所で道路が陥没し、縦４５センチ、横５５センチ、深さ２メートル２０センチの穴が開いた。（引用終了）
29日、30日の連日、JR博多駅近くで陥没穴が見つかりました。全国ニュースではそれほど大きく報道されていませんが、地元民にとってはとても気になる事象です。警固断層と関連しているからです。
思い出しますのは、2016年11月初め、博多駅前に突如として出現した大きな陥没穴です。地下鉄の延伸工事が原因か？と云われていました。
博多駅前で大規模な陥没穴、七隈線延伸工事が原因か（2016/11/08）より
その1か月後、松本清張の「点と線」で有名になりましたJR香椎線の線路上で陥没穴が出現。そして、12月末には久留米市内で突然、道路が陥没し、走行中の軽乗用車の前輪が穴に落ちた事象がありました。こちらは五穀神社の前だったと記憶しています。
【点と線】福岡のJR香椎線線路に陥没穴（2016/12/03）より
久留米市で陥没穴、東芝が巨額損失、仙台では金属製の重りがなだれのように（2016/12/27）より
2016年4月に熊本地震、2017年5月に大分県で謎の地割れ、という事象がありました。地下鉄工事云々ということではないように思います。中央構造線上ばかりに目がいきますが、周辺の活断層帯にも注意を要すると思います。
福岡沖地震１３年 九州の主要活断層に警戒（2018/3/18）より
29日に発見された陥没穴は「キャナルシティ博多」近くの市道という点が気になっています。なぜかといいますと、東日本大震災当時、わたしは「キャナルシティ博多」の中で買い物をしていたからです。取り越し苦労ならば良いのですが・・・