前半のろのろ後半よろよろと9月が過ぎ、ようやく、ようやく10月になりました。
9月は、中間納期の締め。例年、青い日も、赤い日も当然もれなく【日夜磨き三昧の日々】(-_-)!!
なのですが、今年は最悪でした・・・。
というのも、8月、下地師Bさんが体調不良にて、結局約1ヶ月休業。
『お盆休み後、夏バテかと思ってたんです。点滴してもらったりしてた。な~んかおかしいと別の病院へ行き・・・サルモネラ菌による食中毒だとわかりました。入院しますか?って言われたんだけど、ことわったんです。アレが敗因でしたね。結局長引いて、ご迷惑をおかけしました。
原因は、生焼けの焼き鳥だったみたいです。』
え~えっ、そんなに大変だったの・・・知らなかった。まだ、本調子ではないみたいだよね・・・。
ごめ~ん(^^ゞ
Bさんたら何やってるんだろう。まったくもう!!
夏バテ~~!まだ若いくせに、元自衛官のくせに、風邪マメだし
・・・ブツブツ。
と、すこしも同情なんかしていなかったむくでした m(_ _)m
うううぅBさんが約1ヶ月休業した影響がモロにでて、中間締め月というのに、9月前半は閑古鳥が鳴いていたんですよ・・・いやまじで(苦笑)
でもまぁそのおかげで、9月なのに東京行なんかできちゃったし、
講習も受けられたのだから【御の字】ってヤツ?(笑)
楽しんできたのだから文句をいえたぎりではないのだけれど・・・。
はいはい、どんどん上げるようお願いしましたとも。でもそんなに、一度に上げて来られても、こなしきれませんがな・・・。(-_-)
かなり・・・かなり追い詰められて、諸事ぜ~~んぶ先送りすることになってしまった!!
棚上げにした積み残しがいっぱいあって、9月末は10月半ば?月末まで? 引きずる勢い orz
あんまりありがたい・・・(笑)
そんななか、実は、明日からは2度目の鳥取行です。1度目の感想も書かないうちに、2度目!!
いやいやいや、そこではなくて、【こんなに滞っているのに行くんですね・・・しょうがないなぁ~。迷子になったりしないで無事帰ってきてくださいよ。】という、皆の視線が痛い!! m(__)m
9月16日 13:10~14:30
町田市民フォーラム 和室1にて
いよいよレッスン当日。
道路には前夜の雨の跡が残り、時折細かい雨がミストのように降っていた。町田の街中は、あちこちで交通規制中。(秋祭りのための?)
1泊の準備しかしてこなかったので、運動後の汗だくのままでは帰りの新幹線に乗れないだろうと、あしかせさん達が貸してくれた紐でウエストを調整するだぼだぼサイズの短パン。ラップバスタオル(水泳の後頭だけ出して中で着替え可能な例のヤツ)にも似た、同じくだぼだぼのロングTに身を包み、タクシーに乗り込んだのでした。(^^ゞ
電話でのレッスン体験可のご連絡のあとで、詳細のメールをいただいていました。
よろしければご自身の携帯でレッスン前、後の写真をお撮りします。今後の姿勢、体づくりの参考になると思いますのでお勧めしてます。その場合は13:05にいらしてください。
まいります、参りますとも・・・。
ちょっと早いかな・・・でも話し声がするなと思いつつ覗き込んだ 和室1
フレンドリーな声で、『こんにちはー♪』と迎えていただきました。
『初めまして、若尾です。』 うわぁ″~~実物!! (*´艸`*)
お名前は、ぞんじあげていますとも~♪
実際には初めてお会いするのに、見慣れたお顔。不思議な親近感。
え~ ”明鏡止水”の映像を見た時に、なんでわたし、ただのおばさんだなんてなんと失礼なことを思ったものだか・・・全然違う・・・(^^ゞ
後ろで1本にまとめていらっしゃった、ひっつめ髪が、ホームページでお見かけしていたようなショートヘアになっていて・・・格段に若々しく、シックで、颯爽としておられたのでした。
『そこの椅子に腰掛けてください、ちょっとお話伺いましょうか』
「右足の変形性股関節症で、直近の診察では手術を勧められています。でも実はこのGWにカイロプラクティックの施術を受けて痛みが無くなって、歩くようにと言われています。
ですが、正しい歩き方がわかりません。そんな時に、明鏡止水を拝見しまして・・・。」
↑ たった5行に集約されてしまう、不思議体験から今に至る、不安と葛藤、希望と憧れ、の間で揺れ動いていた日々(^^ゞ
『メールでもお知らせしましたが、お写真撮りましょうか?』
椅子にかけていいと言われて、だらんと座ってしまった うかつなむくでした!!
実は実は、じっくり、腰掛ける姿勢を観察されていたのでしょうか(汗)
遠足が家に帰り着くまでであるように、講習は、入室したときからすでに始まっていたのですね! (爆汗)✕2
『襖の前で、いつもと同じように立ってください』と言われ、おそるおそる・・・。なぜって、むくが真っ直ぐに立てていないことは、龍神先生からもすでにご指摘され済み 苦笑
なんでも今回、こんなにも直前なのに参加できたのは、むくと同じ苗字の方が欠席になって空きができたからなのだそうです。
『もしかして、御親戚だったりしますか?(笑)』
『今日初めてなのは、おひとりだけなので、始まる前に、立つ姿勢チェックしますね。』
『両足に均等に体重かけて、骨盤立てて、胸郭上げて、足の付根と膝はゆるめる。』 『ちゃんと正しく立つだけで、汗ばんでくるはずですよ。』
ほんとに、ただ立っているだけなのに、すでに暑くなっていました。そうなんですね。まだ始まってもいないのに、緊張で、もうすでにイヤな汗かいてるのかと思っていたむくです(>。<)
『つらくなったら、休んでもいいですよ』と言われて、いよいよレッスンが始まりました。
部屋の片側に、5人ずつ2列に並んで、前列の人から部屋の反対側目指して歩くのです。まず、先生のお手本。 うわぁ~やっぱり格好いい~こんなに間近に見られて感激~~!! ずっと見ていたい・・・
いやいやいや、見るのは簡単でも、実際に自分が歩くとなると話は全く別。今日だって、杖をついて来たのです。杖なしで1時間半ちゃんとこなせるのかと、とても不安(-_-)
だからお邪魔にならないよう隅っこに隠れていようと、先生から1番離れた、後列のはじにいたのですが、ううぅっ容赦なく後列の番になるのでした。そして復路では、後列の人から戻る。
それに、先生は全体をみわたして縦横無尽に行ったり来たりされているから、隠れる場所なぞ無いのです。(-_-)a (-_-)a (-_-)a
そもそも隠れるために来ている訳ではないのですけど(笑)
いくら見ても見飽きない感動の先生のお手本。
歩行。コツを体に体験させる部分運動。ストレッチ。歩行。
皆ができていない部分の注意とお手本。歩行。
2回の休憩をはさみ、部屋の中をいったい何往復したものやら。
大した運動量とは思えないのに、空調の効いた空間なのに、
流れる汗。
・骨盤を立てて、(前傾でも後傾でもなく)その上に胸郭と頭を乗せる。
・骨盤は、まっすぐ前に押し出す。
・胸郭を上げて、胸を前に出す。
・かかとからついて、足の指の付け根付近全体で地面を押す。
・大きな歩幅でなくていい。地面を押すことを意識する。
・使わない筋肉はちぢんで固まるから、引っ張られて、体が丸まる。伸ばして、上げる。(おなかのインナーマッスル)
・肩甲骨は寄せる。
などなど、記憶にあるだけでもいろいろいろと(順不同、思い違いがあったらご容赦)なんで、すぐに書き留めておかなかったのでしょう(^^ゞ
なにしろひとつ何か言われると、その前に言われたことがすっぽぬけてしまう。あれもこれもと思うと足が踏み出せない。言われたとおりになど、少しもできてないとわかるけど、いかんとも・・・の冷や汗がどっと(苦笑)
もともと、新しいことに取り組むのは苦手(頭が固い)。
まして、口伝や振り写しは大の苦手。頭と手足を結ぶ神経がどこかで切れてしまっている気がしてならない・・・(。>﹏<。)
1番驚いたのは、いつの間に来ておられたのか、後ろから『失礼』『胸郭を上げる』とおっしゃる先生の声がして、体がふわっと持ち上げられる感じがしたことでした。え、えっ、今のは何? むくよりずっと華奢な先生が、重量のむくを指先で持ち上げている??
それって、武術の一種?(@。@)a
あっという間に時間が過ぎていました。
ふぅ~、完走。出来はともかくとしてだけど(笑)
普段自分が、いかに筋肉を使わないで歩いていたかがよくわかりました。右足を出して、次は左足を出す・・・それがとても、とてつもなく難しくて。こんなに歩くことに専心したのも、気を使ったのも初めてでした。あれっ今びっこをひくの忘れていた?? という瞬間まであって、もうもうビックリ。
また来たい と強く思ったのでした。
ご覧ください Before After
むく的にはちゃんと立っているつもり!
なのに猿の惑星ふたたび(笑)
レッスン終了後
先生の手直し後
でも、首を直されたのではないのです。足の付け根をちょっと押されて、ココをゆるめると言われただけなのです。
それにしても、なかなかに 笑えるお支度 でしょう?
いやいやいや、見てほしいのは↑そこではなくて、こんなにだぼだぼの服着ていてもわかる姿勢の変化!!
もし、ちゃんと体にあった服着ていたらもっともっと劇的な変化が見られたかもしれないと、かなり残念です。そして次があるなら、もっとシュッとした着衣で撮ってもらいたいもの。←いまさらながらのちょっとした虚栄心(笑)
そこからがまた大変な おなじみ珍道中 (^^ゞ
先生にお礼を言うのもそこそに、和室付きの廊下の障子戸の影で着替え、あしかせさん1 との待ち合わせ場所へと急いだのでした。
そうなのです。延泊に難色示した あしかせ1 だったけど、市民フォーラムから小田急町田駅までの行程を「この足だと何分掛かるやら・・・」と不安がるのを案じて、一緒についてきて、レッスン終了まで待機していて、終わる頃を見計らって、タクシーをつかまえてくれ、さらには東京駅の新幹線改札までついてきてくれたのでした。
「おかぁさん、各駅停車なら座っていけるよ・・・。この込具合だと、次のしんゆりがおか で座れないと、新宿まで立ちっぱなしになるから」とのありがたい言葉に日和ってしまったむくでした。
いやぁ~新宿まで各停は遠かった!!
何度爆睡して目が覚めてもまだ着かない(^^ゞ
スイカ(今回初めて挑戦した)と紙の切符の入れ順を間違えたのか、乗り換え口では、び~~という音とともに通せんぼされ、職員さん探してウロウロ。
新幹線改札口でまた通せんぼされた時には、ホントに焦りました。なんでも、新幹線の特急券は1日しか有効でないらしい。使ってなくても無効になる。(自由席の場合でも延泊した時点で、期日変更が必要だったとは知らなかった。ホントにうかつだった!)
「え~~じゃどうすればいいですか?」
『そっちに切符売り場があるから、買い直してください』
行ってみれば、こはいかに・・・
まるで、ディズニーの行列のように、折り返して並ぶ人たち・・・。もう絶対予定していた電車に乗るのは無理だと思った。ともかくも並び、いくつあったものか、ずら~~っと並んだ窓口のひとつに思いがけず早く呼ばれ、(会津若松駅の窓口は1つだけだからそうはいかない)事情を話し、
『現金ではなくカードで買ってください』「?」
『大人の休日倶楽部のカードお持ちじゃないですか』
「あ、あります。でも、足りるほどチャージになってないですが。」
『後の請求になるので大丈夫です』『暗証番号入力してください』・・・そのいちいちがたじろぐことばかり・・・新参者なんで (^^ゞ
新 新幹線特急券 を手にした時には発車3分前になっていました。あしかせ1に別れと御礼の言葉を言いながら階段を上がった時には入線して扉が開くところだった。10両編成の尻尾のところから、自由席のある5~1号車まで、盛大にびっこを引きながらホームを延々歩きました。(↑ 急ぐとそうなる・・・苦笑)
5号車からは車中に入り、空席を探して1号車をめざすむく。
「真ん中の席あいてますか?」と聞いたら、杖を見たのか『いや、来ます。おかあさんここどうぞ』と言われて、席譲られそうになって焦った!
「いえいえ大丈夫です。」と先を急ぎ、4号車の半ばで奇跡的に座ることができたのでした。
ふぅ~~30歳は過ぎてるようなにいちゃんだったけど、優しいなぁ~~
長丁場の新幹線で席を譲るなんて、若い頃にだってできなかったし、まして今は絶対無理。
それにしても、杖もつらいモノがある・・・
小田急線での爆睡がなかったら、この長いホーム歩き通せなかったかもしれないなぁ~。
・・・そんなこんなの珍道中を今回の鳥取行でもすることになるのでしょうか? なにしろ、鳥取は遠い・・・
追伸
帰りの車中で、すでにお腹が痛くなっていたのですが、翌朝にはもう大変。体のあちこちが痛くなっていました。へぇ~~こんなところにも筋肉があったんだと、びっくりするくらいあちこち。いかに、今まで使ってこなかったのかが歴然! なかでも一番痛かったのは、お腹。お腹のインナーマッスル全く使っていませんね・・・と指摘されたのは、コレが2回目(笑)