6月になりました~♪
 

 

普通に考えれば、31日先方着が5月分。

そこをちょっとお目こぼしいただいて、31日出荷分まで5月分とすると。

あ~~ら不思議。31日(金曜)に出しても、土曜に出しても、日曜に出しても、先方に着くのは同じ月曜日!!

・・・なので、5月の最終出荷は、勝手に6月2日を予定していた越後屋むくべえ(笑)

通常だと、この月末の3日間の猶予の効果は絶大なのです(^^ゞ

 

ところがところが、今回の月末間際になって押し寄せてきた怒涛にはなすすべもなく、早々に強制終了となったのでした。おかげで、久しぶりの土日休み~♪ 

紐のつかない純粋な! 

 

庭師さんから、『裏の畑に破竹が侵入して来ているから、あれ早く採ったほうが良いな』と言われていたので、さっそくOさんを誘ってルンルン気分で行ってきました。

 

Oさんは、ウチの主力塗師さんの兄嫁さんです。夫君も塗師さん。

だから、家業の経理も、家作の管理も、東京での展示会の販売員も、なおかつご自身も漆塗りのアクセサリーやお弁当箱など、魅了されずにはいられない、斬新なアイディアを形にしている創作作家さんなのです。

 

そんな風におひとりで何役もこなしながら、畑で野菜を作り、山菜を取りに行き、様々なおもてなし料理ばかりか、缶詰まで作ってしまう。

背丈ほどに伸びてしまった孟宗竹ですら、Oさん&Oさんちの圧力鍋にかかると、

素敵に美味しいシナチク風煮に変身してしまうのです。”海老で鯛”・・(*´艸`*)

 

裏の畑は、ホントにひどいことになっていました。

破竹がニョキニョキと我が物顔に、信じられないほど中の方までのさばってきているっ!

ヒュンヒュン伸びて、もう細竹になりかけているのは、草刈り機で刈ってしまうようお願いしないと大変なことになるっ(*_*)!!

 

「Oさん、食べられそうなのは、み~んな採っちゃってください!」『いいの?むくちゃんは採らないの?』「はい、むくはボチボチ・・・」

 

だって、破竹の下処理の大変さと言ったら、孟宗竹のそれの比ではないのです(^^ゞ

 

↑ については、”晴耕雨読”の 孟宗・破竹 たけのこ三昧~♫ に詳しく!

 

それに斜面登ったり降りたりして、かがんで採ってまた立っての繰り返し・・・は、なかなかにハードな ”採りササイズ”(笑)

あ”~ そうだった。それを言うならOさんだって、膝の手術してからまだ1年にも満たないはず・・・やっぱり超人だゎ(笑)

 

  そしてそこからが大変だったのです・・・(*_*)
 

 


なんとなんと、採集を始めてから、1時間半もたっていました。

普段、未だに寒い蔵の中にいるから、今年初めての汗までが心地よく。

額に感じる風が心地よかった。こんな時には思うのです。

”あ~やっぱりむくは土着民。土と緑のないところでは生きられない”と。

そう思って東京から戻ってきたのに、この体たらく。

東京に暮らす友人たちのほうがよっぽど土に緑に親しんでいるではありませんか!

ままよ!! ともかくも、晴耕雨読の初めのい~っぽ♪  です。

 

帰ろうとしたOさんの車のエンジンがかからない!(笑)

あちこち電話をかけまくり、まずはO先生(Oさんのご主人は、ぷうさんの詩吟のお師匠さま)が到着。最終的には、JAFが来て直してくれたのですが、家の中では、気配を察したみ~こが『そこにいるのはお見通しだ。早くこっちに来て抱っこしてよぅ』と騒ぎ立てているし・・・(笑)

 

ようやくJAFの人も、Oさんご夫妻も帰り、うちの分の下処理が終わる頃には、

もうもう、立っていられないくらいくたびれ果てていました。

日常生活でのリハビリも、なかなかに致死量(笑)

 

帰宅してから、ウチの分のゆうに3倍くらい下処理しなければならなかったOさんは、ちゃんと寝られたのかしらん(笑)

 

  翌日の夜に届いた ” 鯛 ”
 


 

 

左から 某パン工房〇〇べこ さんの【耳までやっこい食パン】

某◯水屋製菓舗 さんの【栗入まんじゅう】

そして 外見は【もうそう筍水煮】 中身は破竹 の缶詰たち

 

『朝のうちに水煮にしたのを持っていって、夕方には缶詰になったのをもらってきたのよ。まだ温かい。』とOさん
ほんとに、まだ温かかった。
やっぱり! Oさん寝ている暇はなかったみたいですね(笑)

 

食パンはぷうさんが、鳥追い観音(大山祇神社)参拝土産のありがたくも大ぶりのおまんじゅうは、エプロン部隊のおねぇさんたちが、美味しくいただきました♪

 

あ”  むくは、一口たりとも口にしてはいませんので (^^ゞ

破竹との戦いは、まだ始まったばかりです。 つづく