言葉づくり
久しぶりに中学生、高校生のゲームを観戦。
GKが日常の練習からFP(ゲーム)に関わる大切さを痛感しました。
中学生のゲーム。
前半わずかな時間。
DFラインとGKの間のスペースにスルーパスが出されました。
この時、GKは味方選手に「キーパー出ろ!」と要求されてからペナルティ
エリアを出てキックでクリアした形になりました。
実際はFPに「出ろ!」と言われる前にGKは動き出していたのですが、チーム
メイトからみれば「言われたからクリアに出てきた」と感じたと思います。
この開始早々の1本の対応から守備全体が変わった。
カバーポジションのDFがチャレンジポジションのDFと距離を空け始めた。
「GKがペナルティエリアを出ないかも・・・」
DF達に不安の連鎖が起こったと思う。
その後も、クロス、スルーパスに対してGKが守備をリードする言葉が
無い状況が続きました。
ルーズボールをGKに任せる関係がますます無くなっていきました。
結果は・・・当然だったと思う。
GKだけの練習なら簡単に出ていた「言葉」が出ない。
勝負、駆け引きがかかった状況での練習で「活きた言葉」を身につけて無い
から。
守備者同士の距離っていう戦術的な面の不足より、仲間として距離感がどう
だったのか?
強く、厳しく、明るく、優しく・・
さまざまな自分の言葉を探し出す作業とその時間を創ることは子供達だけ
では難しいと思う。
僕はこの環境が全く創れていないワケです。
場所を移して高校生のゲーム。
DFにかける言葉は「キーパー!」「クリアー!」「上げろー!」の三色。
「寄せ」が足らずに同じオフェンスにシュートを何本も撃たれているのに
ゴールを外れたから「オッケー!」はどうなのか?
なにが「オッケー!」なのか僕には全く理解できなかった。
こちらはゲームには勝ったけどGKが役に立ったとは言い難いんじゃない?
GKの「言葉」を観ていたら以前のフランスU21代表:ラビオGKコーチのことを
思い出しました。
ラビオ先生は自分の座学を録画した講演ビデオを
「自分自身のために欲しい」
とスタッフに頼んでいました。
あとで自分の講演を観て改善するためらしい。
自分の言葉、演技を観て、より鮮やかに印象深さに磨きをかけるんだろう。
コーチとして人の前に立つということは舞台役者と同質なのかもしれない。
GKにも、僕にも、自分の言葉を探す機会、観る機会が必要じゃないか。
舞台役者でまた想い出した。
わずかだけれど御紹介。
先日から何度も個人的アドレスにお知らせが来るので不思議だった。
Restaurant-I <レストラン アイ>
渋谷区神宮前1丁目4-20 パークコート神宮前1F
http://www.restaurant-i.jp/
総支配人はフットボーラー出身、舞台役者経由。
実は僕の大切な想い出の男だった!
ちなみにシェフもフットボーラー出身。
ぜひ。
ハイボール ステップワーク
テーマ:クロスへの対応
トピック:GK前に落下してくるハイボール
AGKのGK達は一部の中学生を除いて、ハイボールへの対応を練習したこと
がないGKばかり。
まずは「GK前に落下してくるハイボール」にある程度対応できるように
なっている中学生GKにデモンストレーションしてもらう。
完成形のイメージをデモンストレーションだけで伝えて、すぐに
「落下点がわかっているハイボール」を「ジャンプしてキャッチ」
にチャレンジ。
サーバーが真上に投げ上げるボールを助走をつけてジャンプしてキャッチ
してみる。
落下点がわかっていてもなかなか難しいんだよね。
まず、最初の問題は
・助走スタートのタイミング
①助走スタートが遅れてジャンプできずアンダーハンドキャッチ
②助走スタートが早くて落下点に早く入り過ぎる。
このエラーを繰り返すと、ほとんどのGK達は自分の助走距離を伸ばし始め
ます。
心理的なことなのか???
助走距離を伸ばすと
・落下点へのステップ数が多くなる
・助走スピードが速くなる
ことで助走からジャンプまでのカラダの動かし方が難しくなると思います。
「クロスへの対応」の助走のステップは、ゴール前のアングルプレーの移動
のステップと同じように
「プレー方向の足が最初の一歩」
を課題に挙げています。
助走→ジャンプまでのステップワークは
ワン!(プレー方向の足)→ツー!(非プレー方向の足)でジャンプ。
または、
ワン!→ツー!→スリー!→フォー!(ジャンプ)
が、コーディネーションとしては行い易いのではないかと思います。
自分のステップワークに合わせて助走距離を調整して成功することは
テクニックを理解する上で大切。
ツー!で踏み切る助走で成功体験を積むGKもいますし
フォー!で踏み切る助走で成功するGKもいます。
大股でステップするとジャンプのタイミングが難しいです。
踏み出す足が偏ってしまう場合、助走のステップワークに入る直前に、わず
かに脱力するような予備動作を入れると最初の一歩が出しやすくなる場合も
ありますよね。
ボール無しでイメージどおりに助走→ジャンプをしてみるのも理解につなが
ると思います。
昨年のGKコーチリフレッシュではテーマ「クロス」で片脚ジャンプの改善
方法が伝えられました。
今思うとそれは「片脚を上げてジャンプする習慣」の改善方法であって
今回のようなクロスへの一連の動作の改善にははまらないかもです。
イメージどおりに右でも左でも片脚踏切ジャンプができる
は実際は低年齢の方が身につけられると思うけど、身につけようとする意識
も大切になると思う。
意識は心。
夏休み、委託された二人の中学生GKはクロス、ハイボールを
集中して練習してます。
コーディネーションがグンッ!と改善されてきた中1GK。
早朝練習が終わって片付け中、
「ハイボールの練習が楽しいです!」
体調が悪くて途中で吐きそうになったのにイイ笑顔で話してかけてくれて
その笑顔に俺も元気をもらった。
ありがとね。
夢中っていいね。
笑顔って大切やね。
キミのおかげでよくわかった。
俺のカラダはまだまだやけど、笑顔をもらって治さんとね。
ハイボール
今週のAGK
テーマ:クロスへの対応
トピック:GK前に落下してくるハイボール
最近のトップレベルのゲーム(W杯など)では、無作為なハイボールクロスを
攻撃戦術として用いることはゲーム終盤のパワープレーを除いて減っている
と分析されています。
が、ある年齢までは
・バウンドしているルーズボールをペナルティエリア内へ無作為に放り込む
ように蹴り上げる。
・「パスの成功」を意図しないクリアボール
などが失点の原因になっているゲームもあると思います。
今回からのテーマは、クロスの中でも入門的な
「GK前に落下してくるハイボール」
への対応です。
目標としては、以下の図まで。
●キーファクター
1:クロス、シュート、パス、すべてに動き出せる姿勢
※バウンドしているルーズボールをキックされる状況を想定
2:ボールの軌道を観る(言うは易く行うは難し)
3:ボールの落下点へ助走→片脚ジャンプ
※落下点へ早く入り過ぎると助走スピードが活かせない。
また、両脚ジャンプになってしまい片脚を上げて
・プレースペースの確保
・他選手とのコンタクトをブロック
が行えない。
4:両手の間からボールを観るように頭上斜め前でキャッチ。
5:ボールを落とさないように手首の角度を調節。
ボールの軌道に手の面を合わせてキャッチ。
「自分に向かってボールが上がり、自分の正面、前にボールが落ちる」
これだけ判断しやすい状況がそろっていても
練習をしていない小・中学生GKは成功することが難しい。
・走って
※ジャンプへの歩幅、リズムの変更が行えない
・片脚でジャンプ
※状況に合わせて踏切脚の変更が行えない
・頭上斜め前でキャッチ
※頭上真上から後方でボールに触れる(かぶる)ケースが多い
このトピックは、ハイボールに全く対応できなかった中学生GKが僕との練習
でできるようになってきたことをベースにしています。
でもね・・・中学生GKが行えるようになったのは練習量もあったと思う。
・助走から片脚ジャンプまでのコーディネーションをボール無しでシャドー
・バスケットボールのレイアップシュート
・落下点が同じ軌道のボールへ助走してジャンプしてキャッチ
・・・etc
ヘタクソなGK当番やけん、試行錯誤の連続やね。
ある朝のわずかな時間、突然成功を連発し出した。
いつもGK達から感じさせてもらうことだけど、悩んで苦しんでいる時、でも
行動し続けている時って、成長している時、成功に向かっている時なんだよ
ね。
「仕方ない」「しょうがない」
「ない」で自分を納得させようとするオッサンになってしまった俺はいつも
GKを通して子供達から教えてもらうんだよね。
凄いよな・・君達・・俺は尊敬してる。
McDavid様 わずかに斜め前
今週のAGK、テーマ「弾く」
トピック:クロスハンド(オーバーハンド)
~高さの守備範囲を拡げよう!
です。
小学生の場合、まず、利き手クロスハンドの習得を目指してもらっていま
す。
基本動作を横座→両膝立ち→基本姿勢の段階を踏んで行えるようになったら
実際にゴールに立ってゴール上隅を弾きにいきます。
◆キーファクター
・ボールの下を突き上げてクロスバー後方へ送り出す
※野球の後方へ上がるファールボールと同じ原理
・安全確実な着地
▼よく起こる改善ポイント
・斜め後方へ飛んで、頭上後方でボールに触れてしまう
※わずかに斜め前方でボールを弾く場合と比べて
ボールに触れる高さは低くなる。
また、斜め後方へダイビングして、頭上後方でボールに
触れると弾いたけれどゴールインしてしまう現象が起きる!
・ボールを手のひらではたき落としてしまう
※ゴール近くに落ちてしまうので二次攻撃を受けやすい
・カラダの側面を使った安全な着地ができない
※両肘や腹這いで着地してしまう。
McDavid Japan(uhlsport)様が市場調査にみえられていました。
AGKのような超マイナーな現場にお越しいただいてしまい恐縮です。m(..)m
たくさんの貴重なお土産までいただきました。m(..)m
AGKを調査対象として御紹介いただいた
浦和レッズユースGKコーチ 井嶋先生、
McDavid Japan オリモ先生、
仕事時間外に御来場いただいたMcDavid Japan平山先生には心から御礼申し
上げます。m(..)m
元アメリカンフットボーラー:平山先生にはアメフトの練習でGKに応用で
きることを教えていただければ良かったと後悔してます。
ワイドレシーバーの動きはGKのクロスに通じるものがあるんじゃないか。
McDavid Japan GK用スパッツ
品名:HEXガードショーツ
品番:7740YR
は、堅い土のグランドでGKを始めたばかりの育成GKにはオススメです。
裏地付に改良されているので、下着無しで着用できます。
ダイビングからの着地が上手くなるまでの間、腰やお尻の打撲から解放し
てくれます。
ヘタクソな僕も土グランドでの練習で使ってます。(^0^)
AGK参加規定
AGKは参加費:300円さえ払えば行ける場所ではありません。
今後、新たに参加されるGKにつきましては初回、保護者様にGKとして練習に
参加していただく仕組みにいたします。
こんなことでGK達の環境が変わるなんて思っていません。
人の心を変えようと試みて変えられるなんて思っていません。
GK当番には理想があるけれど現実も知っています。
ほとんどの親御さんにとっては人生で最初で最後、
たった一度、1時間余りのGK練習でしょう。
決心などという大したものは必要ありません。
AGKにいるほとんどのGK達は決心はおろか、技術が身につく練習も、カラダ
の準備さえも無いまま真剣勝負のゴール前に立っています。
親としてGKができる、できないではありません。
できなくて当たり前です。
親として、やるか、やらないか・・・です。
親として、向かうか、逃げるか・・・です。
子供達はいつも試合で選択肢はひとつです。
彼らはベストを尽くして向かってくる相手を前に
いつもやるしかない、向かうしかないのです。
AGKでGK練習を体験していただき
ウチの子、スゴイ!
GKとして頑張る我が子に尊敬や誇りを一瞬でも感じていただいたなら
その後、AGKへの御参加を御検討ください。
そう感じられなければ子供を不幸にする役に立たないAGKですので見離して
ください。
すみません。
僕はめんどくさい奴です。m(..)m
だからGK当番なんです。
すみません。m(..)m