知らなかったチーズ | 言語分析未来予測

言語分析未来予測

言葉で表すもの全てが分析可能です。言葉での分析は予測的な文章となります。

 フランス人が日本産のチーズを食べると「味がない」とか言い出す。
 フランスがチーズの本場とフランス人は思っているが、ヨーロッパではイタリア、イギリス、スイスやオランダなども有名だ。
 チーズの起源では紀元前5500年頃のポーランド、紀元前3100年頃ではエジプトやシュメール。
 生産量でいえば、アメリカだそうだ。

 しかし、もっとチーズで知らなかったことと言えば「塩」であった。チーズには思っていたより塩分が含まれていたのだ。
 熟成行程のないフレッシュタイプのチーズ(カッテージチーズやモッツアレラ)は塩分が低いとされ、ロックフォールなどのブルーチーズはとりわけ塩分が高いとされている。ハードタイプのチーズは熟成期間が長いほどチーズの水分が蒸発するのでより塩辛い。

【タイプ別塩分量:100gあたり】←これは日本の情報でフランス産のチーズの情報は取り出せなかった。
フレッシュ(カッテージ) 1.0g
クリームチーズ 0.7g
白カビ(カマンベール) 1.3g
青カビ(ブルー) 3.8g
ハード(ゴーダ) 2.0g
パルメザン粉 3.8g
プロセス 3.2g


 (別の情報では)プロセスチーズ 2.8g チーズ1切れ(20g)は0.6g


 ナチュラルチーズの大半は乳と塩のみで造られている。
 チーズ作りは、雑菌が繁殖しやすいので塩を使うのだが、それによって腐敗を防いだり、逆に乳酸菌やカビ、酵母などの微生物を育てるようだ。

 一日の塩分摂取量は成人男性で1日9g未満、成人女性では7.5g未満。

 日本では、雑菌の繁殖は厳格に規制されているだろうし、乳酸菌やカビ、酵母などの微生物などもチーズの種類ごとに規格があるはずだ。
 フランスにも食品衛生法はあるだろうが、日本と違うのは当然の事だろう。もちろんチーズの味は熟成期間によって違うものだ。これは製造工程の違いだが、乳酸菌やカビ、酵母などの環境は管理の違いであり、それも味の一因である。
 しかし、もっと「味」による違いは「塩」なのだ。特に岩塩は普通の塩と違いしょっぱい・塩分が高い。
 タイプ別塩分量は日本の規格であり、フランスのデータではない。

 みそ汁、一杯、約200ccが塩分量1.2gだから、ブルーチーズやパルメザンなどは30gで塩分量は1.21gとなってしまう。
 特にフランス人はブルーチーズで「ぜんぜん味が違う」と言っているので、日本よりもっと塩分が高いのかもしれない。

 そもそも「チーズ」は英語でした。Google翻訳で「cheese」です。
 フランス語だと「Fromage(フロマージュ)」。イタリア語だと「Formaggio(フォルマッジョ)」。