女性たちに聞こえる声 | 言語分析未来予測

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女性が思う「実は○○フェチ」ランキング
 もともとの意味の性的嗜好だけでなく、最近ではいろいろな嗜好を表すフェチ。「私○○フェチなの~」と..........
 1位には《声》がランク・イン。《声》の高低や強弱など、それぞれ好みの《声》があるようです。「あの人の渋い声、ステキ~」なんて会話は、女子の間ではかなり一般的。外見や内面同様、声は男性のひとつのアピールポイントです。最近では「アイドル声優」という人もいて注目を集めているそう。アイドル声優はビジュアルも含めてファンになる人が多く、その活躍は声の演技だけでなく雑誌やテレビにまで広がっているようです。女性を対象にしたゲームや携帯コンテンツに声優の声がついているものが多くなっているのも、《声》フェチの女性が多くなっていることが理由でしょうか。≪続きを読む≫
 これは単なるフェティシズムという問題ではない。

 女性にとって男性の声というものは、広い胸、力強い腕、と関連のあるものだ。
 人を説得させる言葉とは、低く深く響く声にあり、女性を口説く魅惑的な声も同じで、それには声を共鳴させる広い胸が必要になるのだ。アメリカのオバマ大統領がそうであるように。
 そして女性を男性の胸に抱いたときに力強く感じる腕も必要になってくる。女性が身体を任せたときに、男性がよろよろしてはいけないのだ。

 そして女性が男性の声を意識したとき、それは潜在意識にも影響するのである。

自己嫌悪
 心の中の異性像は最初はどちらも未発達でありながら、男性では関係性を重視して発展していく。
 女性の場合は、男性としての理想像ではなく、未発達のロゴスが異性に投影されると言う。
 ロゴスとは簡単に言えば理性のことだが、ヨハネが書いたイエス・キリストの福音では、「人間が歩む道を照らす光に他ならない」と書いている。
 つまり、ロゴスとは父の言葉であり、それを端的に言ってしまえば「罪を犯してはならない」であり、さらに重く受け止めるなら「悔い改めよ」ということになってしまう。


 女性が男性の声に魅力を感じる、と言ったとき、それは父親との関係が良好だったことを思わせる。
 父親がさほど厳しくなく、自由にやらせていながら見守るという態度であると、父の言葉は社会的な規範などの躾け(程度)であることから、それが娘にとっての「歩む道を照らす光に」になるのである。
 つまり、女性が男性の声に惹かれるのは、父親の言葉、そのものの影響なのである。
 そんな声には女性を守る意思があり、また広い胸と力強い腕を持つ男性は現実的にも女性を守ることが可能なため、だからこそ低く深い声での説得や口説きが可能となるのだ。

 しかし父親との関係が良好ではなかった場合、たとえば、
 父親との関係の中で、自分をも正しく映し出せないほどの暗さ、光のなさで迷ってしまったり、
 父親がひじょうに厳しいとき、そんな思いに応えられない娘たちが、幼いときからの挫折癖に、その人生の大半を奪われてしまったり、
 罪を犯すことを恐れ過ぎ、やってもいないことの罪までを背負って、ただ悔い改めようと努力している人生をおくってしまったりする。
 というのが、このブログの分析予測である。

 以前、タレントの青田典子さんに、このように分析をしたことがある。

青田典子さんの分析【検証
2009年09月27日 20時46分04秒 | 検証
私の人生のネックは父親でした」 青田典子の心の内:芸能人ブログウォッチ :J-CAST テレビウォッチ
 「私の人生の一番のネックはやはり父親でした」
 「お父さん、ごめんね。何度トライしても素直になれないんだ」
 父親は「真面目中の真面目」で、「酒もタバコも女遊びもしない」。そんな健全な父親に対して怒りを持っている自分が「情けなく思う」と心の内を明かしている。


青田典子さんの分析 2008年01月03日 09時19分39秒
 青田さんの場合では、(恋愛で)うまく付き合えない、と感じているところが問題となっているようだ。その理由としては、自分でも分らない抑鬱感や、父親への憤りが原因であるということだ。もちろん、父親への憤りの原因も彼女にはよく分っていない。彼女の言葉では「よく覚えてない」ということなのである。
 青田典子さんも、田丸麻紀さんと同じ、孤独を嫌う人であろう。だからこそ恋愛が上手くいかないことが、孤独へとつながってしまうので、それが悩みになりやすい。
 ひとりは嫌だから、愛する対象がほしい。
 しかし愛する人と深く付き合うほど、お互いに傷付け合ってしまう。そんなジレンマこそ彼女の抑鬱ではないかと予測できる。


 ユングは実証的でないのだが、女性の人格の無意識の男性的なアニムスの存在を青田典子さんも自覚しているようだ。
 青田典子さんの告白は、まさに自身の未発達な部分である。そんなロゴス(裁断の原理)とはヨハネによる福音書によると、「父」の言、であるという。このような意識が今までの恋愛の中で相手に強く投影されて、その関係を長続きさせないのだ。


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