父は退院後、ほとんど食事を摂らない
退院前は、医者や栄養士と食事管理をきちんとすると約束して退院したが、いざ退院すると「味がない」「味のないものを食べるくらい苦痛なことはない」
ほぼ、何も食べないので、ゼリーや和菓子など、出来るだけカロリーが高いものを与えると、そういうものは見事に食べる
結局、市販の普通に味のある物は食べるが、食事制限内で作る物は一切食べない
食べないから、動ける体力もない。
動かないから寝てばかりいる。
何もしない、寝てばかり、栄養も摂れず頭も回らないから、もちろん認知機能はどんどん低下してくる。
退院したかったから、やる気もない約束をしただけ。
「先生も徐々に減塩すればいい、普通に暮らしていいって言ったのに、味のない物だけを出されて、生きる希望すら奪われる」
そんな事、先生は言っていない
徐々にに当たるのは病院食で、あの味の濃さをしっかり覚えて、今後はやっていくようにって言われたのに、脳内で自分の都合良く変換した。
老害…自分の父がそういう人になった事が悲しい。。。
父は私の生活をどんな風に思って見てきたのだろうか…
食事として準備した物を食べなければ、それ以外のものを買い与えなければならない。
毎食、ゼリーだとか果物だとかお菓子だとかを食事代わりに準備するとなると、1ヶ月2万近くかかる。
ゼリーも安いというだけでは選べない。
お菓子だってスナック菓子という訳にはいかない。
塩分量も調べて、わからなければお店に聞いて…。
お金以外の部分での労力もハンパない
私、手取14万なんだけど…
病気の人にお金の話も酷だから言わないけれど、どこまで甘えるつもりなんだろう…。
看るのが嫌なんじゃない。
看てもらうなら協力して欲しいっていうか…。
味気のないものを食べるのは地獄だと思うけど、そういう病気なんだし、病気で食欲がないんじゃなく、市販の味のあるものを…なんて言ってたら、ただ悪化するだけ。
食べなければ、何か食べられる物を預けてくれる、そう思ってる感じが、少ない給料でやりくりしている私にはストレスでしかない
父って こんな感じじゃなかったんだけどな…。
生きて欲しいから食事管理を一生懸命頑張るって、それは私のエゴっていうか…
好きにさせたとして、即死するようなものではなくて、老廃物が排出できなくて、ただ苦しくなるだけなんだよね…。
緊急搬送された時、苦しかったはずなのに、喉元過ぎれば熱さを忘れるっていうか…
そんな事を繰り返してたら、今よりもっと制限がかかるし、辛い思いをするのは父。
どうするのが良いのか わからないまま、どんどん食費枠の金額だけが増えていく。
子供が病気して同居を始めた時とは違う。
父は20時間くらい、テレビやヒーターを使っているし、本来私達が居ない時間、灯油も電気も使ってる。
寝てばかりでもテレビはずっとついてるし、消せば起きて文句を言う。
何にも協力する気がないし、好きに暮らしたいなら少しは生活費って思うけど、年金しか収入がなくて、実家の光熱費とか そういうのも そのままあるから、出してとも言えないし…。
ずっとお金の事ばかりを考えて、こっちの方が病気になりそう