年を取ると入院や介護施設のお世話になっていく事が増えていくんだけれども、どの高齢者も言うのは「家がいい」
健康でお金のある高齢者は、家だろうが何だろうが自分の思うようにしたら良いと思うけど、高齢化社会で寿命も伸びて人生100年とか言われたら、人生の半分近くを無職で生きる訳で、国民年金だけなんてなったら とても生きていけない。
現役時代に無職の倍の人生分の生活費を自助努力でなんて、大企業で勤めてない限り無理。
こんな田舎だと、男性だって年収400万なんてない
中小企業、家族経営、そんな会社しかなくて、ボーナスなんて夢のまた夢。
50代だろうが400万なんて無理。
それで100年時代の2000万なんか作れるはずがない
資産形成で保険や投資って、回せるお金がなきゃ出来ないこと
家がいいのは わかるけど、老いては子に従えとは、簡単に言うなら、現役の人の都合に合わせろってこと。
収入源を失ったら共倒れでしょ。
年寄りひとり置いておけないんだし、働かなきゃないんだし、今の時代、看てもらえるだけ幸せだと思う。
家族でも「自分のことだけで精一杯」で片付けられてしまう世の中だ。
子供が看てくれる、だから一緒に住もうと言うのなら、それに従った方がいい。
従わない事で、子供に余計な心配や不安を持たせてしまうのだから。
誰でも住み慣れた土地が良いし、我が家が1番。
けど、人は必ず老いて、誰かの手を借りる事になる。
他人の手を借りれば そこにはお金が必要になる。
だからお金があるのであれば、好きにしたらいい。
でも、お金がないなら高齢者だけの自由には出来ない。
それが現実だ。
親の希望を叶えたいけど、現役世代は働いて生活していかなきゃいけないし、高齢の親を放置してなんて暮らせない。
我が家は今後 父のひとり暮らしは無理だと思っている
この先どんな治療になって、いくらかかるのか、全く想像もつかないし、そうなると まずは暮らしより治療を優先してもらいたいし、お金がいくらあるのか わからないけど、お金の使い道も、ひとり暮らしで自由にしたいなんて事より、治療費に使って欲しい。
手取14万では父の治療費を助けることは難しいけど、一緒に暮らして生活の面倒をみることは出来る。
子供が帰ってきた時もそうだけど、ひとり増えたからって光熱費はさほど変わらない。
変わるのは水道と食費くらいなもんだけど、そのくらいなら なんとかなるし。
手取14万でも出来る事をして、父には1日でも長く生きていて欲しいって思ってる。