4月に入り、都内でも震災以前の生活が序々に戻ってきているようです。

ショッピングセンターの営業時間が通常に戻り、少しずつ棚にも商品が並び始めました。


節電や一部の品不足等はありますが、不便に感じることは多くありません。


それでも、お花見や結婚式といった事を自粛する傾向があるようです。

結婚式場や、花見のお弁当、屋形船などの予約が大量にキャンセルされ、せっかくの書き入れ時にまったく売り上げがたたないというところも多くあるそうです。


確かに被災地の避難所には未だに不便な生活をされている方もあり、行方不明になっている方々も大勢います。また、福島の原子力発電所では、懸命の作業が行われていますが、未だに状況の全容がわからない不安もあり、あまりお祝い事だ、宴会だと騒ぐ気になれないのもわかります。


しかし、あまりにも自粛しすぎると、経済が回らなくなるという事もありますので、羽目をはずさない程度に以前の生活に戻していくことも必要ではないでしょうか?


贅沢をしよう!と言っているわけではなく、少し肩の力を抜くことも必要では?と思っているだけです。


日本人の連帯感の強さとか、他人の痛みを分かち会えるやさしさというのは非常にすばらしいと思いますし、私も日本人でよかったと実感する部分でもあります。


ただ、あまりにも最近、極端に偏りすぎる傾向が強い気がします。


被災地への援助はこれからも長い時間継続して行う必要があります。

今の気持ちの高まりが、これからも持続していくように、肩の力を抜きましょう。


いい加減ではなく、 『良い加減』が今の日本に必要なことではないでしょうか?



上屋総本舗 あがりやそうほんぽ

せっかく桜が開花したことですし、お出かけしないのももったいないので、お台場へお出かけしてきました。


ショッピングをして、食事をして、お茶を飲んで、ぶらぶらして・・・。

やや肌寒かったですが、家族そろってのお出かけは、特別なことはなくてもやっぱり楽しいものでしたよ。


和貴さんも、レインボーブリッジを眺めてご満悦でした。

4月1日の今日が年度初めという会社がほとんどではないでしょうか。


通例ですと、今年の経営方針の説明や入社式などが開催されるのですが、今年は規模を縮小したり、中止にするところが多いと聞きました。


わが社も入社式を一部の関係者だけで執り行い、それ以外は通常勤務。

ただ、通常勤務といっても、新年度の配置変更に伴う引越しの準備をしていました。


うちの部署は、室内での席が少し入れ替わるだけだったので、意外とあっさりと片付いてしまいました。

とはいえ、社内は通常の業務ができるような状況ではなかったため、会社の自分の身の回りを大掃除することに。


机の引き出しに眠る過去の書類を捨てる、検証のために保管していたおもちゃのサンプルを捨てる、ついでに会社にあった私物も捨てる・・・・。これでもかというくらい、捨ててきました。


この間の物置と同様、普段不要なものに囲まれて暮らしているということを、つくづく痛感させられます。

そして、その不要なものを捨てきった後の、あのすがすがしさ。


先日、『断捨離』に関して書かれた本を読んだことに影響を受けているのかもしれませんが、モノに執着しないという生活スタイルが性に合っているようです。


ただ、会社の場合あまりやりすぎると、後で書類が必要になることもあるので、注意が必要なのですがね。


ともかく、月曜日からは気持ちよくお仕事ができそうです。



我が家には物置部屋になっている一室がありましたが、先日の地震でモノが崩れてきたため、先日から整理整頓を行うことにしました。


数年間開けていないダンボールが堆く積まれていた部屋からモノを運び出して、不要なものは思い切って捨てたり、近所のリサイクルセンターに持ち込んだり。


おかげで、少しはきれいになり、畳一畳ほどのスペースを確保することが出来ました。


ダンボールやたんすに囲まれた1畳ほどのスペース。

ためしに座卓を持ち込んでみると、なんとなく居心地が良いので、しばらく書斎兼秘密基地として活用することにしました。


これで、寝ている和貴さんを起こす心配もせず、夜にPCを開くことができます。


先日のかごいりむすこ ではありませんが、こういう自分一人だけで篭もれる空間というのは、やはりありがたいものですね。

きょうも秘密基地からのブログ更新です。

今日は和貴の眼科検診の日でした。


和貴は、昨年の10月に眼圧を下げるため、眼球の房水を抜くためのチューブを埋め込む手術をうけています。


術後、チューブの排水口が詰まったり、傷口に癒着したりするために、何度か処置手術も受けましたが、今日の結果は、両目とも問題なし。


左右の眼圧共に約14と、ほぼ正常値をキープしています。



手術を繰り返しているために右目は白内障の症状が出ているのですが、左目は今のところ順調に視力も伸びてきています。



上屋総本舗 あがりやそうほんぽ

その証拠に、最近は絵本を読むのが大のお気に入り。


絵本をみつけると、ひとりでいつまでも本を開けては閉じています。

そのため、お気に入りの本のお気に入りのページなどは、何回も破れた後をテープで補修するはめに。


読むことが楽しいのではなくて、ページで遊ぶのが好きなだけかもしれませんが、小さいうちから本に慣れ親しんでおくことは良いことですよね。


何はともあれ、わが子の成長ぶりには一安心といったところでしょうか。


そろそろ新しい読み聞かせの絵本を用意しようかな。上屋誓

ヒトの染色体数は46本。


うち、常染色体と呼ばれるものが22対で44本。


残りの2本は性染色体と呼ばれ、性別を決定する要因となり、女性の場合はX染色体が2本、男性の場合はX染色体とY染色体が1本ずつの組み合わせ。


両親の遺伝情報はすべてこの染色体の上に塩素配列としてデータ化され、新たな生命が誕生した際にその形質を発現します。


和貴の場合、そのうちの第11番染色体にある遺伝情報が欠落していたために、WAGR症候群と診断されたわけですが、では、なぜその遺伝情報が欠落したのか?


考えられる理由のひとつに、両親(私か家内)のどちらかのもともとの染色体上の遺伝子情報に、異常があることがあげられます。


そうだとすると、もし和貴に弟か妹ができた場合に、その子も和貴と同じWAGR症候群を抱えて産まれてくる可能性が非常に高いということ。


第1子に障害を持つ子を授かった親として、第2子を産むか産まないかの選択というのは、非常に悩ましいものとなります。

もし、第2子も同じ障害をもって生まれてきたら・・・?


不安なのです。



1ヶ月前に、遺伝科の先生にこのことを相談する機会があったために、お話を伺ったところ、両親の染色体検査を受けることができるとの事でした。


両親の血液中の白血球を培養し、染色体の任意の位置(この場合は11番染色体。和貴の遺伝子情報が欠損していた部分)に蛍光色素でマーキングを行い、染色体情報の有無を確認する。


両親ともに、11番染色体の遺伝情報が正常であれば、第2子以降にもWAGRの症状がでる確立は非常に少ないと判断できるとの事でした。(あくまでも、絶対ということはないとの事ですが。)


その場で採血をしてもらい、検査へ。


そして一ヶ月が経過し、今日がその結果発表の日。




結果は、両親ともに第11番染色体に異常は見られず。他の染色体への移転や重複なども観られないとの事でした。


・・・・正直ほっとしましたが、すっきりしたというわけでもありません。

なんとなく釈然としないながらも、肩の荷がおりたというか。


もし、次の子がWAGRの可能性があるかもしれないといわれたときに、私はそして家内はどうするのだろう?

そのときになってみないとわからない事のはずなのですが、どこかに引っかかったままになっています。



上屋総本舗 あがりやそうほんぽ

東京の開花宣言が出されました。


通勤途中の桜の樹の根元に、すでに咲いている桜が。

はげまされ、勇気付けられました。


やっぱり、生命って凄いものだな。誓