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頭の悪い独裁者が総理である理由を考えるブログ

民主主義と立憲主義の危機にあたって立ち上げました。戦争法案賛成議員の落選運動を推進中。

しばらく間が空いてしまったが、

書きたいことを書きなぐってみます。


先週、集団的自衛権の合憲性を巡り、

内閣法制局が審議記録を残さなかったことが

話題になっていた。


しかしこれはマスコミの報道の仕方がおかしい。


これまでの経緯から、

まともな審議などされていないことはあきらか。


「いまはなき」と揶揄された内閣法制局の、

その走狗ぶりがより浮き彫りになっただけの話。


当たり前の経緯が明らかになっただけだろう。


審議して記録を残さなかったことが問題ではなく、

記録すべき審議がされていなかったことが問題。


しかしこれも継続して追及されていない。


瞬間風速的に報道されて終わり。

これはアベ政権に篭絡されているマスコミの問題だ。


そして内閣法制局の職員一人ひとりを責めたくない。


トップを批判したら待っているのは報復人事。

誰だって、まずは家族の生活が大切だ。


これはアベの走狗となった横畠裕介長官の責任だし、

この恥は彼一人が負うべきものと感じている。




ただし内閣法制局の70数名の職員にお願いしたい。

ぜひこうした内情を内部告発してほしい。


匿名は卑怯ではない。

真実を告発する者に報復するほうが卑怯なのだから。

アベちゃんは歴史に名を残したと思う。


きっと教科書にも載るだろう。


そんな未来を予想した風刺漫画があったので、

拡散の意味で、ここでも紹介しておく。




しかし笑って終わりの話ではない。


本当に責められるべきは、アベ個人ではなく、

深く考えもせずに自民党に入れた有権者であり、

面倒臭がって投票に行かなかった有権者だ。


善人の沈黙が、悪をのさばらせる。

本当に自戒すべきは愚かな有権者一人ひとりだ。

アベはオバマに会いたかったようだが、

オバマからは「会えない」と言われたらしい。




こんなにブザマをさらして、必死になって、

アメリカ尻舐め法案を「可決」させたのに、

その「成果」とやらに嘲笑の声もあがっている。


しかしある意味、当然だと思う。


学校や職場を想起してみてほしい。


いじめはよくない。


しかし、そうした場に嫌われ者がいた場合、

その人に笑顔を向けたり一緒に行動するのは、

やはり避けるのが賢い生き方ではないか。


理由は簡単。


自分もその同類と見なされて、

同じく周囲から敬遠されるのは明白だから。


アベは独裁者であることを全世界にさらした。

民主主義の敵であることを世界に告白した。


そんな輩と付き合う変人がいるだろうか。


そんな輩とツーショットを撮られたいだろうか。


そんなわけはない。


せいぜいがお金に困って仕方のない国が、

純粋に経済援助を目的として、

嫌々ながら会う場合もあるくらいだろう。

それもお金をもらったら「はい、さよなら」だろう。


オバマも、民主主義の敵と会う理由はない。


マイナスでしかない。


そんな馬鹿なことはしないはずだ。


アベちゃんは、哀れだし、

そんな人物を首相に持つ我々日本人も哀れだ。

アベちゃんが必死だ。


次は経済だと言ってみたり、

興味のない分野で新三本の矢と言ったり、

(そもそも旧三本の矢が行方不明だぞ!)

一億総活躍と時代錯誤な表現を使ったり。




本心は単純だろう。


国民の忘却を促進したい。


そのために、どんどん新しい話題で上書きし、

国民の戦争法案の記憶を薄れさせたい。


アベに子育てや介護に興味があるはずがない。

「弱者は死ね」がアベ政権の主旨なわけだし。


浅はかでブザマな限りだ。

国民はそこまで愚かでないと信じたい。

早速、警視庁にメールしておきました。


警視庁ご意見ページ
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/anket/anket1.htm


以下、警視庁にお送りした本文です。


*** *** ***


たびたびの確認となり、大変恐縮です。
先日、下記2点の質問をしておりました。


・国会前過剰警備の指示者は山谷えり子か。
・9/18に桜田門駅2番出口交差点を封鎖した
 指示系統とその責任者を教えてほしい。


しかし畏れながらご回答がないようですので、
催促で恐縮ですが、あらためてご回答願います。


また今回、首相のポスターに落書きしたとして、
71歳男性が逮捕というニュースが流れました。


器物損壊は犯罪ですし、取り締まりは当然です。


ただこれまではこうした事案が、男性実名付きで、
プレスリリースされた事例はなかったと思います。


今回プレスリリースに至った経緯を知りたく、
お教えいただけませんでしょうか。


・首相官邸からの圧力があったのか。
・その際の圧力担当者は山谷えり子氏なのか。
・圧力が指示に変わるプロセスをお教えください。
 (警視総監なりが、「我々の任務は公務であり、
  一個人の私兵としては動けません」と
  突っぱねる選択肢もあったと思いますので)


ご回答お待ちしております。
お手数ですが、よろしくお願いいたします。

アベちゃんのポスターに落書きしたとして、

71歳男性を逮捕というニュースが流れた。


ヒゲを描いたという。

アベはヒトラーだという意思表示だろう。




むろん器物損壊は犯罪だ。

肯定などはできない。


しかしこれまでであれば厳重注意だけで、

「二度とするなよ」で終わっていた話だし、

ましてや警察がプレスリリースまでして、

氏名を流すということは今までなかった話だ。


思想犯罪という概念が復活した。


やはりそう思ってしまう。


今回の罪名は形式上、器物損壊だが、

その本心は不敬罪の復活ということだろう。


むろん不敬の対象は天皇や皇室ではない。

アベちゃんだ。


アベちゃんとその周辺が、どうしようもなく、

戦争好きでアメリカ尻舐めで弱者切り捨てで、

民主主義と立憲主義の否定であることは、

いまさら言及する意味もないくらい明らかだ。


しかし気になることは2つある。


警察とマスコミだ。


アベちゃんとその周辺が、不敬罪を復活させ、

自分に逆らうものを抹殺したい意図はわかる。


幼稚の極みだが。


その意向を受けて警察が動くプロセスを知りたい。


アベちゃん→山谷えり子の指示だろうか。


現場の警察責任者は、

「いや、こうした事案がこれまで注意だけでした。

 我々が行うのは公務なので、

 安倍氏の私兵として動くわけにはいきません」

こういう反応を示すことはできないのか。


警視総監は現場を守ってあげられないのか。


警視庁からは過剰警備の質問の回答がまだなので、

その催促と合わせて、これも広報に聞いてみよう。

これまで注意だけで済んでいたような犯罪を、

実名プレスリリースまでした理由を教えてほしいと。


もう一つの謎はマスコミだ。


なぜこんなプレスリリースをそのまま垂れ流すのか。


「今回、警視庁はこんなプレスリリースをしました。

 いままでなかったことで、衝撃が走っています。

 安倍政権での思想統制の動きが気になります」


こうした報道ならわかる。


しかし完全に右から左の垂れ流しだ。


まだどこが報道してどこが無視したか未検証だが、

少なくともアベ寿司友のフジテレビは流している。


そんなにおいしい寿司なのか。

スーパーの798円の寿司では我慢できなかったのか。


謎だ。

今週金曜日の朝まで生テレビを見た。


「激論!安保国会・若者デモ・民主主義」
が討論テーマで、
SEALDsも中心メンバー2人が出演した。




理路整然と、冷静にやり取りしていて、
とても素晴らしいと思った。


23歳の時の私はあんな風には振る舞えない。


ここで触れたいのは出演した醜悪な4人。


自民党の片山さつき。
徴兵制の必要性を説く国際政治学者の三浦瑠麗。
南京大虐殺を否定する極右評論家の潮匡人。
ただトンチンカンなだけのケント・ギルバート。




片山さつきの出演は、もう法案も成立したし、
何を話してもいいという自民党の思惑だろう。


三浦瑠麗の愚かな高慢さには驚く人も多かったと思う。


しかし彼ら「醜悪4人組」がいてくれたおかげで、
SEALDsの2人の清廉さが輝いたとも思う。


闇があってこそ、初めて光が美しく輝く。


憎むべき悪役がいて、正義の味方がよく映える。


日本右派の暗部を体現する4人の出演のおかげで、
それを塗り替えていこうとする民主主義の今後に、
より期待を抱く人も多かったのではないかと思う。


補足すれば小林よしのりと津田大介も光っていた。


今回は見応えのある朝生だったと思う。

最近はわかりやすい話が多い。


「自民党小委員会は、NHKや総務省に対し、

受信料支払い義務化を求める提言をまとめた」


9月24日にこんなニュースが流れた。


これなどもわかりやすい話の一つだろう。


今回の戦争法案をめぐって、

NHKは公共放送であることをやめた。


首相官邸の広報部となった。


大規模なデモをなかったことにし、

どうでもいい小規模のネトウヨデモを取り上げ、

強行採決の場面を流さないようにし、

重要な議論の争点は全てスルーした。


今回の受信料支払い義務化がどうのこうのは、

その広報部としてのお仕事のご褒美だろう。


よくやってくれた。

受信料がもっと取れるようにしてやろう。


そんなやり取りがあったことは疑いがない。


そんな公共性を捨て去ったNHKは、

そもそも国民から受信料など取る資格があるのか。


ない。


これからのNHKは自民党からのスポンサー料で

運営していくべき、ごく私的な放送局に過ぎない。





※公明党はしょせん選択を誤った愚かなコバンザメで、

 次回の衆参選挙で政党として消滅するから無視した。

「国会前集会に出たら就職できなくなるぞ」

なんて恫喝が一時期、自民党議員から出た。


しかし私も人事に関わったことがあるが、

これなんかは何の意味もない恫喝に過ぎない。


当然、軍需産業の会社だったら落とされるだろう。

トヨタや日産の採用面接に行って、

「私は車社会の根絶を願っています」

なんて言えば、それは落とされて当然の話だし、

そもそも国会前に行く人はそんな企業に応募しない。


既に語り尽くされていることだと思うので、

完全に蛇足だけど、それでも付け加えておく。


企業の採用担当者は、SEALDsメンバーが来れば、

ひそかに、いや諸手を上げて大歓迎すると思う。


頭のキレ、コミュニケーション能力、プレゼン能力、

行動力、精神力、気力・・・どれをとっても理想的だ。


むろんこれは中心メンバーを見てのこと。


たまたまSEALDsの末席に参加していたけれども、

パッとしない上に、聞かれもしないのに、

「毎週金曜日は国会前で声を上げているんです」

と目をキラキラ輝かせて語るような学生だったら、

私が採用担当者だったら、やはり落とす。


ホリエモンも似たように誤解される発言があったが、

彼も同じ趣旨のことを言いたかったのではないか。


面接の受け答えも、試験も素晴らしい。

そして調べたら実はSEALDsというのは高ポイントだ。


しかしそうでもなく、聞かれもしないのに語るのは、

それしかすがるアイデンティティがないことの証拠で、

逆にマイナスでしかない。


かつそんなTPOをわきまえない言動は、

仕事で今後やらかすだろうトラブルも予想される。


その会社での仕事をどこまでやれるかを問う面接で、

唐突に国会前の話をするような応募者は避けたいだろう。


だから「就職したくなくてふるえる」なんて恫喝は、

ただの悔しまぎれの恫喝であって、何の意味もない。


気にする必要もない。


就職試験に場では、堂々と仕事の抱負を語ればよい。

国会前で培った行動力と精神はきっと財産になるはずだ。

今回の戦争法案成立によって、

日本の軍需産業が活気づいていると聞く。


経団連も「外国に武器を売って儲けよう」なんて、

下劣な発言を平気で言うような時代である。


彼らはアベちゃんの応援団だ。


かつての戦時中の日本、

そしてナチス政権時代のドイツだって、

全員が全員、苦しんでいたわけではない。


いい思いをしていた面々も一部いた。


話題の日本会議のメンバーも、

いい思いをしていた家の子孫が大半と聞く。


今回も彼らは、自分たちがいい思いをするため、

立憲主義が壊され、無駄な血が流されることを、

諸手をあげて、大歓迎している。


まだ良策はない。


しかし彼ら軍需産業への働きかけも、

今後考えていく必要があるのは間違いない。

感情的な敵視に終わらせてはいけないと思う。


そんな今後の忘備録のために、

日本の主だった軍需産業リストを列記しておく。


「日本の軍需企業トップ10」

(「週刊ダイヤモンド」より)
1位 三菱重工業

2位 三菱電機

3位 川崎重工業

4位 NEC

5位 IHI

6位 富士通

7位 コマツ

8位 東芝

9位 日立製作所

10位 ダイキン工業