2024年、初夏の京都散策(市比賣神社・渉成園・豊国神社ほか) | あがぶんブログ

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とりとめのない独り言におつきあいいただきます。

5月の最終日曜日(26日)に、京都を散策してきました。

 

このところ旅の記事ばかり続いていて、さぞかし遊びまわっているかのように思われがちですが、それ以外の日は、ずーーっと仕事ばかりしているのですよ。

そして、たまに出かけると、このように教室とは無関係な並びの記事になってしまいます。あせる

 

 

それはさておき、

まず訪問したのは、市比賣神社(いちひめじんじゃ)。

 

住宅街の中にある小さな神社で、見つけるのに苦労しましたよ。

 

女性を守るための、女人守護&厄除の神社です。

 

写真は小さくて見にくいですが、鳥居の向こうに本殿があります、

 

創建は平安遷都の翌年(795年)で、全国でも珍しい女人守護の神社ですよ。

それぞれの特徴を持つ5人の女神様が祭られれていて、

縁結びや恋愛、安産、子育て、家庭円満、厄除、美容、健康、女性の仕事、勉学、芸術&芸能活動、スポーツなど女性の全てに関してご利益があるとされています。

 

女性を応援する摂社、植松稲荷

 

天之真名井(あめのまない)

 

古代の歴代天皇が産湯を使ったとされる御神水です。

この水を飲んで手を合わせると、願いが叶うと言われています。

 

姫みくじ(1000円)

 

幸運が授かると言われる姫人形におみくじが付いています。

持ち帰るのもよし、願い事を書いて奉納するのもよしです。

 

絵馬

 

絵馬には、女性ならではの様々な願い事が書かれていました。

夫が不倫をしていて、「相手の女性と別れてくれますように」という切実なものもありましたよ。

ドラマですねえ。

 

とにかくですね、

この神社は女性の味方だけあって、参拝客はほぼ女性。

男性参拝者がいても、女性とカップルだったりして、男性が一人というのは私だけでした。

だけど男性も、大切な女性のためにお参りするのもいいのではないでしょうか。

 

 

次に訪れたのは、市比賣神社から、徒歩3~5分程度の場所にある「渉成園」。

 

渉成園、入り口

 

ここは東本願寺の飛び地にあたる庭園です。

入園料、500円を支払って入園します。

 

石垣は、お城の石垣とは違って、アートを感じさせてくれます。

真ん中の臼が、妙に存在感がありました。

 

門をくぐって広い庭園に入って行きます。

 

人が少ないのがいいですね。ニコニコ

 

とにかく、

あまりの素晴らしさに、この庭園だけで50枚ぐらい写真を撮ったのですが、アップするのは数枚だけにしておきます。

 

 

 

 

 

 

小さな小川で、カラスが水を飲んでいたので。

近づいて写真を撮っても逃げませんでした。

 

土産物屋には、冷たいアイスも売っていました。ソフトクリーム

 

休息所には、昔なつかしい竈(かまど)もありましたよ。

 

JR京都駅からも近くて便利で、だけど人は少なく、それでいて京都らしさが随所に溢れていて心地良い庭園でした。

有名観光地には、嫌になるほど人が多くて快適な観光が出来なくなりつつある現在の京都で、それに比べると本当に極楽のような場所でしたよ。

「穴場」とは、こういう場所のことを言うのではないでしょうか。

 

 

渉成園から東へ徒歩で10分ぐらい。

訪問したのは「豊国神社」。

正式名称は「とよくにじんじゃ」と読みますが、通称は「ほうこくじんじゃ」とも言います。

ややこしいですよね。

 

豊国神社

 

農民から大出世して天下人となった太閤、豊臣秀吉を祀っている神社です。

大坂城前にも同名の神社がありますが、ここ京都が総本山です。

 

人が少なくて静かな境内だったです。

 

手水舎では、瓢箪から水が。

 

ちなみに瓢箪は、秀吉の旗印や馬印に使用され、出世の代名詞ともなった縁起物でもあります。

 

本殿の前には、豊臣秀吉像がありました。

 

こちらの神社では、出世開運・厄除招福・良縁成就・商売繁盛などのご利益があるみたいですよ。

 

豊国神社のすぐ裏にある方広寺の鐘。

 

国の繁栄を祈念して作られた巨大な鐘ですが・・・。

今もくっきりと刻まれている「国家安康」の文字。

 

この文字をめぐって徳川方から難癖をつけられ、やがて大坂の陣に発展していきます。

豊臣氏の滅亡のきっかけを作った いわく付きの鐘ですよ。

 

それはさておき、

福寿ひょうたん守り

 

社務所で、瓢箪の形をした素敵なお守りを見つけたので購入しました。(1000円)

駒に「出世開運」と書かれていて、私の作品ももっと「世に出て」くれたらいいな、とささやかな願いを込めてみました。

 

 

京都駅に戻る途中、時間があったので東本願寺に寄ってみました。

私の家の宗派の総本山なんですよ。

 

御影堂門

 

御影堂

 

阿弥陀堂

 

とにかく広くて心地の良い空間なんですよ。

そして不思議と心が落ち着くんです。

 

今までいろいろな寺院を訪問してきましたが、ここほどゆったりとできる寺院を他に知りません。

いつまでもここに居たくなるような不思議な感覚なのですよ。

 

阿弥陀堂門の扉

 

外国人カメラマンが、この扉を何枚もカメラに収めていたので、私も真似をしてその隣で写してみました。

外国人の眼にはアートに映るのでしょうか。

 

最後に、まだ少し時間があったので、

京都タワーに登ってみました。

 

京都のシンボルともなっている京都タワーですが、

恥ずかしながら、私この年まで展望台まで上がったことが無かったのですよ。

受付で900円を支払ってエレベーターで展望台へ。

 

展望台は、ほぼ外国人観光客ばかり。

望遠鏡で覗いている全員が外国人です。

 

展望台から見た京都の景色

なかなか壮観でしたよ。

 

スタッフに、展望台搭乗記念写真を撮ってもらいました。(無料)

5月6月の卓上カレンダーになっています。

 

写真が小さくて分かりにくいですが、ものすごく疲れた顔をしているんですよ。

 

そんなわけで、最後は

辻利の抹茶アイス、京パルフェ(704円)

 

京都タワー1Fにある抹茶専門店の辻利で、

1日お疲れ様ということで抹茶アイスを食べました。ソフトクリーム

抹茶ソフトクリームに、あんこと白玉が入っています。

昼食抜きで歩き回っていたので、疲れた体に染みわたる美味しさでした。 

 

さあて、帰ったらまた翌日から仕事ですわ。あせる