突然ですが「トロイの木馬に感染しました」って警告が出ました! | あがぶんブログ

あがぶんブログ

英賀保文化教室管理人のブログです。                                                 
英賀保文化教室の話題をはじめ、
とりとめのない独り言におつきあいいただきます。

正しく慎ましく、順風満帆な生活を送っていても、

ある時、突然に降って湧いたような災難に見舞われることがあります。

「それが人生だ」と、言ってしまえば、それまでですが、

その災難が、悪意ある者によって仕掛けられたりすると、いくら温厚な私でも、はらわたが煮えくり返るのですよ。むかっ

今日はそんなお話です。

 

皆様方は、突然PCから、このような警告画面が現れたことがありませんかはてなマーク

 

PCが「トロイの木馬」というスパイウェアに感染したという警告画面です。

今月になって、この画面を見るのは3回目。

仕事の途中で中断されてしまうと、ホンマに腹立ちますよ.むかっ

 

 

もちろん、こんな画面はニセモノです。

「トロイの木馬」というウイルスに感染したというのもです。

 

Windowsサポートを装ったフィッシング詐欺グループによる犯行で、

慌ててサポートに電話をしてしまうと、PCの中の貴方の情報が全て犯罪組織に盗まれてしまいます。

なので、絶対に電話なんてしてはいけませんビックリマーク

 

ただ、この画面が出ると、一時的にPCのコントロールが利かなくなります。

カーソルが動かなくなり、画面が終了できなくなるのです。

そのため、初めてこの画面に遭遇した時は、どうしていいか分からずにパニックに陥ります。(実際、私もパニクリましたあせる

 

慌てると、藁をも掴む気持ちで画面のサポート電話にかけてしまいますよね。

だけどこの番号こそ、詐欺グループの事務所に繋がる番号ですよ。

そしてサポーターに成りすませた詐欺師の誘導で、貴方のPCは相手に遠隔操作されて乗っ取られてしまいます。

それが犯人グループの狙いだからです。

 

 

もうね、

私は何度も何度も地雷を踏んで、この画面を見ているので、今さら慌てることも無くなりましたが、最初はやはり驚きましたよ。

 

別に怪しいサイトを覗いたりなどしていませんよ。

普通のネットニュースだったり、映画の解説画面だったり、歴史の資料やグルメの情報を検索中に地雷を踏んでしまうのです。

あちこちに仕掛けられているので、私と同じように地雷を踏んづけた人、多いのじゃないかな。

 

映画情報の中にも仕掛けられています。

巧妙で、さりげなく普通のサイトに仕掛けられていますからね。

 

私がよく引っかかるのは、「次のページ→」と書かれている箇所を、ついついクリックしてしまうのです。

次のページには、どんな情報が書かれているのかって、誰でも気になりますよね。

最近は至る所で見かけるようになりました。

 

こういうの要注意ですよ。↑

 

例えば、「地球上の珍しい動物」という本物のサイトがあって、

普通に幾つかの珍しい動物の写真をを見ます。

その画面の横に「次のページ→」に、という詐欺師の仕掛けた罠。

それをクリックしてしまうと、突然「トロイの木馬に感染しました」という画面が現れるというパターンです。

 

最後になりましたが、詐欺画面の消し方について記しておきます。

(別々のやり方があるので、二つとも書いておきます)

 

「トロイの木馬」の詐欺画面の消し方

 

方法1

Alt + F4を同時に長押しする。

 

方法2

Ctrl + SHIFT + ESCを同時に長押しする。

タスクマネージャーが起動したら、開いているブラウザをクリックし、タスクの終了をクリック。

Windowsの再起動、または終了。

 

ただし、方法1も方法2も絶対とはいえず、

私のセカンドマシンでは、ボタンそのものがロックされていたので、

やむなくPCの電源ボタンを押してPCそのものを閉じました。

(所詮ニセモノの画面なので、このやり方でもOK)

だけど電源を落とすと、仕事の原稿は、また最初からやり直しですよ。むかっ

詐欺に引っかからなくても「業務妨害」という立派な犯罪ですね。

 

ウイルスソフトを入れている人は、実際にトロイに感染しているかどうかチェックしてみればいいです。

(私の場合は、ぜんぜん感染していませんでしたビックリマーク

「だから良かった」で済む話じゃないのですよ。

 

噂によると、この詐欺師たちは、海外の犯罪グループらしいです。

電話には、カタコトの日本語で対応されるそうですよ。

ほんまに日本人をナメてますね。むかっ

 

日本の国民が、こんなに危険にさらされていても、

国も警察も、何ら対策を講じてくれないのは残念の極みです。

まさか国と犯罪グループが仲間、ってことはないよね。

 

双方とも