『新幹線の中のコーヒーの売上は?』



さて、やってきましたフェルミ推定のお時間です。
今回も朝カフェじあたまの会(毎週金曜日に開催中!)で出題された問題を考えていく事にしましょう。

もちろん解答例は、私の考え方なのであくまで参考程度に受けとめて下さい^^




『新幹線の中のコーヒーの売上は?』


問題が結構アバウトなので、新幹線は東海道新幹線(東京~大阪)とし、売上は1日分と定義することにします。

考え方としては、コーヒーを購入する人数とコーヒーの単価、1日の新幹線の本数を掛けたら導きだせると思われます。


まず、コーヒーを購入する人数から。

新幹線1車両の席数は横5席に縦17列ぐらいとすると、85席になります。それが、13両あるとして、85×13=1105なので、計算しやすく新幹線1本につき、1100席とします。

常に満席になることはないと思いますので乗車率を70%と推定します。

1100×70%=770

つまり、新幹線1本につき770人の乗客がいることがわかりました。

そして、コーヒーを購入する人数ですが、実感値として考えると、20%ぐらいじゃないかと思いますので、上記人数に20%の購入率を掛けます。

770×20%=154人

新幹線1本につき154人がコーヒーを購入することがわかりました。


続いてコーヒー1杯の値段ですが、正直新幹線内でコーヒーを買ったことがないので、これまた想像の想像です(笑)

150円ぐらいでしょうか。


新幹線1本のコーヒーの売上を計算すると。

154×150=23100円



最後に1日の新幹線の本数を考えましょう。

時間帯によって差はあると思いますので、以下に区分して考えました。

6:00~9:00 10分に1本
9:00~16:00 15分に1本
16:00~21:00 10分に1本

つまり、

6:00~9:00 18本
9:00~16:00 28本
16:00~21:00 30本

合計 76本


全ての時間帯でコーヒーが人数分(154人分)売れるとは限らないので、その分を考慮して、80%を掛けることにします。

これにより導き出した答えは・・・

23100円×76本×80%=1404480円



答え:新幹線の中のコーヒーの売上は、約140万円になります。



如何でしょうか?

朝カフェメンバーの考えを聞くと、上り下りを入れてたので、今回の私の考えには多くの反省部分がありました(コーヒーの値段も300円ぐらいするらしい)。


今回は検証するデータが見つからなかったので、実際の売上はわかりませんが、精度を上げて推定していけば、近い数字になりそうですね。


ではまた次回!

ビジネスシーンでは、人が集るケースというのは、かなり多くあると感じます。
会議やミーティング、ちょっとした打合せ、また研修などなど。
必要、不必要は人それぞれ感じ方も違うかもしれませんが、せっかくやるのであれば、効果のあるものにしたいと誰もが思っているのではないでしょうか。


では、効果のある会議(ここでは、上記のケースをまとめて「会議」と呼びます。)にするには、参加者のパーソナリティが重要であったり、会議自体の仕切り方、プログラムなどのプロセスが大事だったりしますが、もうひとつ重要な要因があります。


それが人数です。


よくグループサイズとも言われるものですが、会議には、人数という要因は欠かせません。
人数には、その会議に集まる招集された人数もありますが、もうひとつ「対話人数」というものがあります。



重要なのは、後者の「対話人数」です。



対話人数とは、言葉通りで、話し合う人数の事ですが、この人数が適切であれば、会議に効果が出てきます。



対話人数は、「1人、2人、4人、全員」を基本に考えるのが望ましいとされています。




いろいろな専門家もこの基準を使っているようなので、国際的にもこの基準は有効的なようです。


まず、1人で考える。
これは、複数人で考えを述べあう前に、自分の考えを纏める時間として使いましょう。

そして、2人。
最も効率的に聞く、話すをくり返すことができる人数ですね。

そして、4人。

最後に全体です。



これは、実感値ですが、特に重要なのは1人の時間を作る事だと思います。
人は、1人で物事を考えている時間がなかなかとれないものです、特に業務と直接関係ない会議の場合は、事前に考えを纏めてくるということがなかなかできません。
1人で考える時間を作るのと作らないのとでは、その後の議論が活発に行われるかの成果に大きく関わります。



もし今、会議の活性化で悩んでいる場合は、1、2、4、全体という人数を意識して会議を進めてみては如何でしょうか。

話題に事欠かないAppleですが、今ネットで噂が絶えないのが、次のiPhone、つまり『iPhone5』ではないでしょうか。

僕が今使っているのは、iPhone3GSなのでiPhone5の登場には期待が膨らみます。


で、そんなiPhone5の噂話をネットから拾いました。


・曲面ガラスの採用(第4世代のiPod nanoを想像して下さい)。

・背面に現行のようなガラスではなく、フラットな金属製を採用。

・モバイル決済が出来るようにNFCを搭載(これは懐疑的意見が多い)。

・A5チップ、8メガピクセルカメラセンサーの採用。



などなど^^

楽しみですね~o(^▽^)o



iPhoneからの投稿

エマニュエル・レヴィナス(1906~1995)




人(他人)との関わりのないビジネスというものは皆無なんじゃないでしょうか。

インターネットが普及した時代とはいっても、人が介在しないものはないと思いますし、仮にそのようなものがあったとしてもそれは、マイノリティーには違いないので、一般的なビジネスは、やはり人(他人)と関わりをもって進めていくものなのです。


しかしながら、常に人と関わる世界に身を置いておきながら、対人関係が苦手な人が多いのも現実です。逆説的に考えると、人と関わるしかないビジネス世界であるからこそ対人関係が苦手な人が多くなったのかもしれません。

さらに21世紀になり、グローバル社会へ急速的に変化していくビジネス環境では、より組織、チームワークを活かした創造的な作業が求められます。

つまり、より対人関係能力が求められる環境になってきているのではないでしょうか。




では、昔はどうだったのでしょうか。

テクノロジーも生活環境もビジネス環境も現代とまったく違いますので、今ほど対人関係という言葉が騒がれていたわけではないでしょう。


さて冒頭にあげた、エマニュエル・レヴィナスが生きた時代背景はというと、ナチスドイツ時代に遡ります。

ナチスドイツ時代というと、全体主義というキーワードが出てきます。全体主義というキーワードからは、チームワークなどが連想されるかもしれませんが、個性が排除された画一的な考え方、つまり他者の考えや意見を配慮しない、皆同じである事が強要された時代になります。


しかし、レヴィナスは、他者を中心に物事を考えることを提唱しました。

人間関係がうまくいかないのは、自己中心のナチスドイツ的な考えを持っているからであり、常に他者を他者として意識できれば、他者を認識でき、そして配慮が生まれ、対人関係がスムーズにいくに違いないと。



今の環境とは全く違う時代に提唱された考え方ですが、より個性が重要視された今だからこそ、レヴィナスが言う他者への意識が必要になっているのではないでしょうか。
今回は、Let's フェルミ推定!

というわけで、「フェルミ推定でじあたまを鍛えよう!」を合い言葉に定期開催している「朝カフェ勉強会」から、お題の解答例をご紹介します。


あくまで私個人の解答プロセスなので、まったく違ったアプローチもあることでしょう。
それはそれで面白いので教えて下さい^^




では、今回のお題は、『日本にすべり台はいくつあるか?』です。






まずは、すべり台というものがどこにあるのかを考えました。
そして出てきたのが、以下の2つです。

  ①公園
  ②保育園・幼稚園


※ここで小学校が抜けているじゃないかと言う意見もあると思いますが、自分の通っていた小学校にすべり台があった記憶がなかったので、小学校にすべり台があるという認識がございませんでしたので、ご了承下さい。


次に上記①②について別々のアプローチでそれぞれ日本に何カ所あるのかを考えました。


【①「公園」について】

公園の数を求めるには、全国の総面積から公園が存在する割合を推定し、その割合から求められた面積を公園1つ当たりが存在する面積で割れば数が導きだされます。

日本の総面積:38万㎢

日本の平野部が30%とすると。

   38万㎢×30%= 114,000㎢

また、経験則では、公園ってけっこうたくさんあると思いますので、1㎢~4㎢に公園がひとつあると推定し、ここでは間をとって(計算しやすい数値を考慮して)2㎢とします。

   114,000㎢÷2㎢=57,000カ所


全国に57,000カ所の公園が存在することが導きだされました。

では、すべり台の数ですが、殆どの公園では、ひとつだけだと思いますので、57,000台のすべり台があることになります。


★公園にあるすべり台の数・・・57,000台



【②「保育園・幼稚園」について】

続いて保育園・幼稚園の数ですが、こちらは人口ベースで考えます。

人口:1億2,000万人

保育園・幼稚園に行く期間を5年間とし、人口の約6%(人口に占める年齢を0歳~80歳まで、各年齢に占める人口比率を同じという条件で出した数値)を占めると推定します。

   1億2,000万人×6%= 720万人

※ここでは、待機児童の問題は考慮していません。対象人口が全て保育園・幼稚園に行くと推定しています。


さて、ひとつの保育園・幼稚園の園児数は何人でしょうか。
経験的には、80~100人ぐらいかなと思うのですが、ここでは、計算しやすいように100人とします。
ここで、全国にある保育園・幼稚園の数を求めます。

   720万人÷100人= 72,000カ所


では、すべり台の数ですが、公園同様、だいたいひとつの園に1台のすべり台があると思いますので、全国の保育園・幼稚園に72,000台のすべり台があることになります。


★保育園・幼稚園にあるすべり台の数・・・72,000台



では、上記①と②を足して総数を求めます。

   57,000台+72,000台= 129,000台



答え:全国にあるすべり台は、129,000台!!





さて、検証してみましょう。
先ずは公園ですが、国交省のデータによると、都市公園の総数は、93,400カ所のようです。
そして、保育園・幼稚園ですが、保育園が23,000カ所、幼稚園は13,000カ所とのデータがありました。

単純に足してみると、129,400カ所。

おお!数はニアピン賞ですね(笑)

まあ、公園、保育園、幼稚園に必ずすべり台があるとは限りませんし、小学校にもすべり台がある所もあるでしょうし、見落としはもっとあるかもしれませんが、上記のような考え方で正解に近い数値までもってこれたのはいい感じなんじゃないでしょうか。


結構ざっくりとした数値設定かもしれませんが、○○以上○○以下を考えて、その間の数値をとる事が多いので、そんなにズレないのです。


さて、次回もお楽しみに^^