今回は、Let's フェルミ推定!

というわけで、「フェルミ推定でじあたまを鍛えよう!」を合い言葉に定期開催している「朝カフェ勉強会」から、お題の解答例をご紹介します。


あくまで私個人の解答プロセスなので、まったく違ったアプローチもあることでしょう。
それはそれで面白いので教えて下さい^^




では、今回のお題は、『日本にすべり台はいくつあるか?』です。






まずは、すべり台というものがどこにあるのかを考えました。
そして出てきたのが、以下の2つです。

  ①公園
  ②保育園・幼稚園


※ここで小学校が抜けているじゃないかと言う意見もあると思いますが、自分の通っていた小学校にすべり台があった記憶がなかったので、小学校にすべり台があるという認識がございませんでしたので、ご了承下さい。


次に上記①②について別々のアプローチでそれぞれ日本に何カ所あるのかを考えました。


【①「公園」について】

公園の数を求めるには、全国の総面積から公園が存在する割合を推定し、その割合から求められた面積を公園1つ当たりが存在する面積で割れば数が導きだされます。

日本の総面積:38万㎢

日本の平野部が30%とすると。

   38万㎢×30%= 114,000㎢

また、経験則では、公園ってけっこうたくさんあると思いますので、1㎢~4㎢に公園がひとつあると推定し、ここでは間をとって(計算しやすい数値を考慮して)2㎢とします。

   114,000㎢÷2㎢=57,000カ所


全国に57,000カ所の公園が存在することが導きだされました。

では、すべり台の数ですが、殆どの公園では、ひとつだけだと思いますので、57,000台のすべり台があることになります。


★公園にあるすべり台の数・・・57,000台



【②「保育園・幼稚園」について】

続いて保育園・幼稚園の数ですが、こちらは人口ベースで考えます。

人口:1億2,000万人

保育園・幼稚園に行く期間を5年間とし、人口の約6%(人口に占める年齢を0歳~80歳まで、各年齢に占める人口比率を同じという条件で出した数値)を占めると推定します。

   1億2,000万人×6%= 720万人

※ここでは、待機児童の問題は考慮していません。対象人口が全て保育園・幼稚園に行くと推定しています。


さて、ひとつの保育園・幼稚園の園児数は何人でしょうか。
経験的には、80~100人ぐらいかなと思うのですが、ここでは、計算しやすいように100人とします。
ここで、全国にある保育園・幼稚園の数を求めます。

   720万人÷100人= 72,000カ所


では、すべり台の数ですが、公園同様、だいたいひとつの園に1台のすべり台があると思いますので、全国の保育園・幼稚園に72,000台のすべり台があることになります。


★保育園・幼稚園にあるすべり台の数・・・72,000台



では、上記①と②を足して総数を求めます。

   57,000台+72,000台= 129,000台



答え:全国にあるすべり台は、129,000台!!





さて、検証してみましょう。
先ずは公園ですが、国交省のデータによると、都市公園の総数は、93,400カ所のようです。
そして、保育園・幼稚園ですが、保育園が23,000カ所、幼稚園は13,000カ所とのデータがありました。

単純に足してみると、129,400カ所。

おお!数はニアピン賞ですね(笑)

まあ、公園、保育園、幼稚園に必ずすべり台があるとは限りませんし、小学校にもすべり台がある所もあるでしょうし、見落としはもっとあるかもしれませんが、上記のような考え方で正解に近い数値までもってこれたのはいい感じなんじゃないでしょうか。


結構ざっくりとした数値設定かもしれませんが、○○以上○○以下を考えて、その間の数値をとる事が多いので、そんなにズレないのです。


さて、次回もお楽しみに^^