CBIT体験者の感想文/ 愛媛県小6男子 | てつおのチック、トゥレット、CBIT(シービット)キダメソッドのブログ

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チック、トゥレットのための日本CBIT(シービット)療法協会代表 キダメソッド

CBITセッションを受けた愛媛県の小6男子君のお母さんから感想文をいただきました。

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◉CBIT療法を受けられる前のお子さんの状況を教えてください

 

小学5年生の9月頃から鼻をすするようになり、風邪かアレルギー鼻炎かなと思っていました。

ところが、鼻すすりから、ンン、アッなどの音声に変化し、ネットなどで調べるとチックの種類の一つだとわかりました。

音声チックは、学校でもみられ、友達にも「それ何?」と聞かれることもあったみたいですが、本人は、鼻炎のせいなどと話していたみたいです。

症状が悪化しているときは、鍼灸院や整体に行き様子をみていました。

音声チックも良くなったり悪くなったりと繰り返していましたが、学校へも問題なく行けていましたし、1年以内には治るだろうと思っていました。

6年生になり、音声チックは相変わらずありましたが学校ではあまり出ないようでした。

家ではチックがよくみられ、気にはなりましたが、指摘するのはよくないと思い、そっとしていました。

今年の1月に突然音声チックが悪化し、甲高い声が出るようになり聞いているのもつらい状況になりました。

本人も止めることができずしんどそうでした。

鍼灸院や整体も再開し、エビリファイ0.5錠の内服を開始しました。

また、本人の体質にあった漢方薬を内服したほうがいいと思い、漢方外来を受診し処方していただきました。

内服を開始して1週間くらいで音声チックが落ち着いてきたので、症状がもう少しよくなれば減量していこうと思っていましたが、2月下旬にまた音声チックがひどくなり、寝ている以外は絶え間なく甲高い音声チックが出ている状況でした。

エビリファイも量を増やしましたが、効果はみられませんでした。

外出先でも抑えることができず、本人もあまり外に行きたがらないようになりました。

音声チックを気にしないようにしてはいましたが、主人も私も毎日どうしていいのか解らず精神的にまいっていました。

主人が日々ネットでトゥレット症候群を調べているとき木田さんのCBIT療法に出会いました。

 

◉今回CBIT療法を受けられることを決めた理由を教えてください

 

CBITを受けられた方の体験談を読み、試してみようと思いました。

4月から中学生になり、新しい環境になるため今の状況が少しでも良くなればと思い本人に話しチャレンジすることにしました。

 

◉お子さんがCBIT療法を受けられている中で変化したこと、気づいたこと、成果があれば教えてください

 

CBITのセッション開始数日前に、音声チックが絶え間なく出て、本人がかなり疲弊していました。

主人も私もどうしてやったらいいかわからず途方に暮れ、木田さんにメールをしました。

すると、すぐ返信があり呼吸法を教えていただきすぐに実行しました。すると、あんなにひどかった音声チックがみるみる落ち着きました。

本人もびっくりし、とてもうれしそうでした。

CBITで音声チックがよくなり、表情も明るくなりました。また、イライラすることも少なくなったように思います。

 

◉CBIT療法を受けた感想を教えてください

 

教えていただいた呼吸法で音声チックが劇的に減ったので、とても驚きました。

CBITをするまでは、この子の将来が心配でたまりませんでしたが、CBITでコントロールできることを知りとても心強いです。

木田さんに出会え、セッションを受けて本当によかったです。

 

◉CBIT療法をどんな人に勧めたいですか

 

チック症状で困っている子供さんや親御さんにお勧めしたいです。

 

◉その他、何かチック、トゥレットのお子さんをお持ちの親御さん達にお伝えしたいことなどあればご自由にお書きください

 

トゥレット症のお子さんがいらっしゃる方が周りにはおらず、毎日悶々と過ごしネット検索の日々でした。

トゥレットの悩みを共有できる友人もいないため不安に押しつぶされそうなことも多々ありました。

木田さんに出会い、シービッターズの方々とつながることができ、自分一人だけがこんなに悩んでいるわけではない事がわかり精神的にも助けられました。

本当にありがとうございます。そして、これからもよろしくお願いします。

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愛媛県の今はもう中1の男子君です。

チックはほぼ音声チックだけで、それもセッションを始める前のメール相談で呼吸法をお伝えしたところ、ほとんど止まってしまいました。

途中、セッション2回目くらいの時に、友達とゲームをたっぷりやったら、せっかく止まっていた音声チックがぶり返し、ああ、やっぱりゲームはチックに良くないなあと実感するようなことはありましたが、その後またCBITの呼吸法をやることで、ほぼ音声チックは征圧することに成功しました。

この男子君の場合、大きなチックが音声チックだけしかなく、おそらく衝動もあまり強くなかったのではないかと思われます。

そのおかげで、呼吸法をちょこっとやるだけで、音声チックがあらかた消えてしまったのでしょう。

音声チックは比較的止めやすいチックであると思っていますが、子供によってはなかなか止められないこともあるようです。

衝動の強さの違いなのか、本人の意志の違いのせいなのか、個人差の理由はよく分かりません。

ただまあ、熱心に練習する子はまず間違いなく良い結果を出すというのだけは間違いないようです。

休校が終わって学校が始まり出している今、新しい学校生活のストレスでチックの衝動も増えてくるのでしょうが、この男子君の場合はうまく凌いでいくのではないかと感じてます。

 

でわ

 

 

 

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CBIT(シービット)っていったい何のこと?と思われている方に少し解説させてください

 

トゥレット障害の主たる症状である運動チックや音声チックは、精神神経科や神経内科などで処方してもらえるお薬で改善させることは非常に難しいです。

中には薬でチックが減ったとおっしゃる場合もないではありませんが、大抵はものすごく眠くなって起きていることができないくらいの副作用が出たりします。

結局は薬でチックを減らすというのは、精神と神経の活発な活動を鈍くして、限りなく眠っている状態に近づけてチックを減らすということに他ならないのです。

漢方薬や鍼灸、整体などでチックを改善すると謳うところもあるようですが、私自身はそれが効いたという話を聞いたことがありません。

一方で、CBIT(シービット)は、アメリカ、カナダではチックの改善のための第一選択肢とされており、顕著な改善効果が得られることが権威ある学術雑誌に掲載された論文でも述べられています(https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/185896)。

CBIT(シービット)は簡単に言うと、チックを拮抗反応というチックが出せなくなる筋肉の動きでブロックして、チックを出さそうとする衝動を抑え込み、その衝動を減らしていくことによりチックが出にくくなるようにしていくという行動療法です。

行動療法という呼び方でも分かる通り、CBIT(シービット)は心理療法ではありません。むしろ筋トレのようなトレーニングと思った方が当たっています。

CBIT(シービット)は、100%のトゥレット障害のチックに効果があるというわけではありませんが、私自身がセッションをしてきた経験から言うと、7割以上の方に大きな改善が見られています。

具体的な体験者の声はこちらのリンクからご覧いただけます(http://cbitjapan.com/cbit-voice/)。

もう少し詳しいCBITの説明を知りたい方は、こちらの無料通信メール講座に登録お願いします(https://48auto.biz/cbitjapan/touroku/entryform2.htm)。

CBIT(シービット)と一般社団法人日本CBIT療法協会についての情報は、公式ウェブサイト(http://cbitjapan.com/)をご覧ください。

ウェブサイトはごちゃごちゃしてわかりにくいから嫌だという方は、こちらのページがお薦めです(http://lp.cbitjapan.com/lp-sp/)。

 

 

もしお子さんが運動チックや音声チックで苦しんでいて、お母さんやご家族も精神的に疲れはててしまっているのなら、ぜひCBITを試してみられることをお勧めします。

お問い合わせは木田(kidatpyo@cbitjapan.com)までお気軽にどうぞ。

 

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