首振りチックのブロックの仕方 | てつおのチック、トゥレット、CBIT(シービット)キダメソッドのブログ

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チック、トゥレットのための日本CBIT(シービット)療法協会代表 キダメソッド

 

 

この週末は、家にいるのも疲れてしまったので

犬の散歩を兼ねて、近くの滝のある遊歩道を家族で歩いてきました

外出自粛なわけですから

基本的には駄目なんでしょうけど

野外だし、人もそんなにいないだろうし

大丈夫なんじゃなかろうか

と、多少後ろめたい気持ちも感じつつ行ってみたんですが

人がいっぱいいる!

もしかしたら普段より多いのではないか!?

やはりみんな自粛疲れ、引きこもり疲れしてるんやなあー

子供たちなんぞは走り回っとる

ウイルス撒き散らしてるわ

こりゃあかんなあ

でも法的強制力のない自粛要請では

これが限度なんでしょうね

自戒を込めた懺悔でした

それにしてもこの戦いはなんとも生ぬるくて気持ち悪い戦いですね


さて、今日はチックとしては恐らくほとんど全ての子供たちにあるのではと思われる

首ふりのブロックの仕方です

拮抗反応は

あごを軽く引き

首にも軽く力を入れて

首を固定すること、になります

首を固定しろ!

という自発的な筋肉運動の命令を脳内に出し続けるわけです

ずっと筋肉に力を入れ続けるのが厳しいなら

息を吐いているときには力を入れ

息を吸うときには力を緩める

そんな風にしてもかまいません

首をふりたい衝動は押し寄せてきますが

だんだんと減っていきます

最終的に、衝動がなくなるまで拮抗反応を入れ続けます

その間、深呼吸もし続けます

深呼吸自体も拮抗反応です

筋肉に力を入れろ!

深呼吸しろ!

これらの自発的な動きの命令が

チックを出せ、という衝動の出してくる命令をブロックしていくのです

子供はしばしば

拮抗反応を一瞬解除して

スッキリしたくて首ふりをしようとしますが

そこは頑張ってもらうのです

我慢ではなく頑張る

その違いが肝心なのです

 

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でわ

 

 

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CBIT(シービット)っていったい何のこと?と思われている方に少し解説させてください

 

トゥレット障害の主たる症状である運動チックや音声チックは、精神神経科や神経内科などで処方してもらえるお薬で改善させることは非常に難しいです。

中には薬でチックが減ったとおっしゃる場合もないではありませんが、大抵はものすごく眠くなって起きていることができないくらいの副作用が出たりします。

結局は薬でチックを減らすというのは、精神と神経の活発な活動を鈍くして、限りなく眠っている状態に近づけてチックを減らすということに他ならないのです。

漢方薬や鍼灸、整体などでチックを改善すると謳うところもあるようですが、私自身はそれが効いたという話を聞いたことがありません。

一方で、CBIT(シービット)は、アメリカ、カナダではチックの改善のための第一選択肢とされており、顕著な改善効果が得られることが権威ある学術雑誌に掲載された論文でも述べられています(https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/185896)。

CBIT(シービット)は簡単に言うと、チックを拮抗反応というチックが出せなくなる筋肉の動きでブロックして、チックを出さそうとする衝動を抑え込み、その衝動を減らしていくことによりチックが出にくくなるようにしていくという行動療法です。

行動療法という呼び方でも分かる通り、CBIT(シービット)は心理療法ではありません。むしろ筋トレのようなトレーニングと思った方が当たっています。

CBIT(シービット)は、100%のトゥレット障害のチックに効果があるというわけではありませんが、私自身がセッションをしてきた経験から言うと、7割以上の方に大きな改善が見られています。

具体的な体験者の声はこちらのリンクからご覧いただけます(http://cbitjapan.com/cbit-voice/)。

もう少し詳しいCBITの説明を知りたい方は、こちらの無料通信メール講座に登録お願いします(https://48auto.biz/cbitjapan/touroku/entryform2.htm)。

CBIT(シービット)と一般社団法人日本CBIT療法協会についての情報は、公式ウェブサイト(http://cbitjapan.com/)をご覧ください。

ウェブサイトはごちゃごちゃしてわかりにくいから嫌だという方は、こちらのページがお薦めです(http://lp.cbitjapan.com/lp-sp/)。

 

 

もしお子さんが運動チックや音声チックで苦しんでいて、お母さんやご家族も精神的に疲れはててしまっているのなら、ぜひCBITを試してみられることをお勧めします。

お問い合わせは木田(kidatpyo@cbitjapan.com)までお気軽にどうぞ。

 

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