Slow is Beautiful | afrinote -フランスから 遠くアフリカへ-

afrinote -フランスから 遠くアフリカへ-

コートジボワール フェアトレード・チョコレート プロジェクト     
“afrinote” (アフリノート)にアフリカへの想いを込めて。
  
2002年 渡仏
2011年2月 娘カロンが誕生、
2014年9月 次女ミロンが加わり、
子育てとプロジェクト ― の日々です。


スロー・イズ・ビューティフル―遅さとしての文化/辻 信一


¥1,890
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スロー・ライフ的な本を最近よく読みます。
そんな時にともだちからおススメされ、貸してもらった本。

スロー・ライフ。
スロー・フード。
スロー・ビジネス。
スロー・ラブ。

そんな言葉が出て来ます。

目次も

高貴なる疲れに身をまかせる
清潔志向は他者から自分を隔離する
「頑張る」ということばは戦争を連想させる

だとか。興味深い。


何でも効率的に、早く大量生産するのがヨシとされる時代。
何でも頑張らないと行けないと言われる今の風潮。
そんな中でこういう本を読むと新鮮な考え方に出会えて、読みながら考えてしまったり。

寝る前に本を少し読んで、考え込みたくなったところで
目を閉じて考えてそのまま眠ってしまうのが好き。


藁で作った家の話が出て来ます。
藁を圧縮したブロックを積み上げた家の話。
断熱性、吸湿性、遮音性に優れていて低エネルギーの生活が実現できます。

そして、そこには「不思議な質感が室内に充満している」とか。

そこでふと、
今住んでるアパルトマンの天井が浮かぶ。
25平方メートルと小さい部屋だけど、
この木のお陰でなんだか気持ちが落ち着くような。


afrinote -フランスから 遠くアフリカへ-



やっぱり木が放つ自然の気はいいなー、と急に愛おしく思えて来ました。