Restaurant: m et a | afrinote -フランスから 遠くアフリカへ-

afrinote -フランスから 遠くアフリカへ-

コートジボワール フェアトレード・チョコレート プロジェクト     
“afrinote” (アフリノート)にアフリカへの想いを込めて。
  
2002年 渡仏
2011年2月 娘カロンが誕生、
2014年9月 次女ミロンが加わり、
子育てとプロジェクト ― の日々です。

しあわせな時間を過ごしました。

レストラン m et a。

閑静な住宅地の中。
扉を開けるとそこには、洗練されたテーブルセッティングと冷えたシャンパン。

あたたかく迎えていただいたお二人。



前菜。


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         *画像はクリックすると大きく、クリアに見られます 



マテ貝。フランス語ではcouteauとそのナイフのような形からそう呼ばれます。
パネ、トピナンブール(いずれも根菜)のピューレと長ネギ。
赤いビーツで飾られています。

鮮やかで美しい最初の一品に、これから始まるディナーへの期待が増々膨らみます。


マテ貝がふんだんに使われ、貝好きな私にうれしい一品。
貝の塩味が強いということで、ピューレは調味料を使わない素材だけの味。
ほんのり素材の甘さがちょうどいい。



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麦のリゾット。
お米ではなく、麦のリゾット。
独特のプチプチした食感が面白い、斬新なリゾット。
ジロール茸とトランペット茸(黒い方)がよく合っています。



魚。

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タラと季節の根菜。
タラに普段あまり馴染みのない根菜が添えられています。
タラは低温調理で表面が虹色に輝いています
(写真では分かりづらいけど)。
皮はパリっと。
ラディ・ノワール(黒大根)や、ラディ・ジョンヌ(黄色いかぶ)、色鮮やかな根菜が効いています。
野菜は三ツ星レストランでも使用される有名な作り手、
Joël THIEBAULTさんのものを使用しているそう。
さすがに、野菜にハッとするほどのおいしさがあります。



肉。


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リー・ド・ヴォー。
仔牛の胸腺肉
(仔牛が乳を飲む期間だけにある喉の肉ーでもどちらかと言うと臓物系)。

リー・ド・ヴォー。
お肉屋さんに行っても売ってるところはほとんどないし、カフェなんかでは出て来ない。
レストランで食べると少々高いし、普段はお目にかかれないものなんです。
でも、好きだからレストランでリー・ド・ヴォーに出会うとオーダーしちゃいます。

今回いただいたリー・ド・ヴォーは

外がこんがり、中身は柔らか。好きな焼き加減、絶品!
やっぱりリー・ド・ヴォーは外がこんがりしてるのが好き!!!

この絶妙な焼き加減には独自の工夫をされたとか。

シナモンのソース、お皿にもシナモンが添えられアクセントに。


こんなにおいしいリー・ド・ヴォーが食べられるなんて しあわせ!!
今まで食べた中で、最も印象的!!


野菜も西洋ゴボウ、と珍しい食材が。
味がしっかり仕上がっててこれまた絶妙。


デザート。

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締めはサッパリと。
ベルガモットのジュレがさわやか。
ライチとフロマージュ・ブラン。



いーっぱい食べたのにあっという間。


もてなしていただいた二人+一人との会話+抱っこも楽しくて。


こんな贅沢な時間を
どうもありがとうございました!!!