しあわせな時間を過ごしました。
レストラン m et a。
閑静な住宅地の中。
扉を開けるとそこには、洗練されたテーブルセッティングと冷えたシャンパン。
あたたかく迎えていただいたお二人。
前菜。
*画像はクリックすると大きく、クリアに見られます
マテ貝。フランス語ではcouteauとそのナイフのような形からそう呼ばれます。
パネ、トピナンブール(いずれも根菜)のピューレと長ネギ。
赤いビーツで飾られています。
鮮やかで美しい最初の一品に、これから始まるディナーへの期待が増々膨らみます。
マテ貝がふんだんに使われ、貝好きな私にうれしい一品。
貝の塩味が強いということで、ピューレは調味料を使わない素材だけの味。
ほんのり素材の甘さがちょうどいい。
麦のリゾット。
お米ではなく、麦のリゾット。
独特のプチプチした食感が面白い、斬新なリゾット。
ジロール茸とトランペット茸(黒い方)がよく合っています。
魚。
タラと季節の根菜。
タラに普段あまり馴染みのない根菜が添えられています。
タラは低温調理で表面が虹色に輝いています
(写真では分かりづらいけど)。
皮はパリっと。
ラディ・ノワール(黒大根)や、ラディ・ジョンヌ(黄色いかぶ)、色鮮やかな根菜が効いています。
野菜は三ツ星レストランでも使用される有名な作り手、
Joël THIEBAULTさんのものを使用しているそう。
さすがに、野菜にハッとするほどのおいしさがあります。
肉。
リー・ド・ヴォー。
仔牛の胸腺肉
(仔牛が乳を飲む期間だけにある喉の肉ーでもどちらかと言うと臓物系)。
リー・ド・ヴォー。
お肉屋さんに行っても売ってるところはほとんどないし、カフェなんかでは出て来ない。
レストランで食べると少々高いし、普段はお目にかかれないものなんです。
でも、好きだからレストランでリー・ド・ヴォーに出会うとオーダーしちゃいます。
今回いただいたリー・ド・ヴォーは
外がこんがり、中身は柔らか。好きな焼き加減、絶品!
やっぱりリー・ド・ヴォーは外がこんがりしてるのが好き!!!
この絶妙な焼き加減には独自の工夫をされたとか。
シナモンのソース、お皿にもシナモンが添えられアクセントに。
こんなにおいしいリー・ド・ヴォーが食べられるなんて しあわせ!!
今まで食べた中で、最も印象的!!
野菜も西洋ゴボウ、と珍しい食材が。
味がしっかり仕上がっててこれまた絶妙。
デザート。
締めはサッパリと。
ベルガモットのジュレがさわやか。
ライチとフロマージュ・ブラン。
いーっぱい食べたのにあっという間。
もてなしていただいた二人+一人との会話+抱っこも楽しくて。
こんな贅沢な時間を
どうもありがとうございました!!!