あのふたりは、パティスミスとロバートメープルソープみたい!って常々思ってたんですよ。
あなたの心の海にダイブする✨
生物雑貨のAether io(エーテル イオ)です。
先日紹介した「痛い靴のはきかた」(紹介した記事はこちら)で、
なんだか読書づいたので、
数ページ読んで積ん読になっていた、こちら
藤崎彩織さんの「ふたご」をやっと読了。
物語が進むに連れて面白くなっていきました。結構、重い雰囲気が続くし、感情移入もするのですが、セカオワをモデルにしているということは、アンハッピーで終わらないことが分かっているせいか?
それともなにか、テクニックがあるのか?分からないけれど、読んでいて全くしんどくはならず、最後まで楽しんで読めました。
元々ツイッターやライブで垣間見える、
彩織ちゃんと深瀬くんの関係性が
(パティスミスとロバートメイプルソープみたい!)で、大好物な私としては、
もう、好き♡
(もちろん、全く同じ設定とかではないですよ。全然違うとも言える。メイプルソープはのちにゲイになってるし。
ちなみに、パティスミスも既婚。旦那さんはメイプルソープの存在含めて受け入れてて。旦那さんの存在込みで好き。)
すみれちゃんという女の子が出てくるシーンがあるのですが、衝撃!そして、あのシーンを描いた彩織ちゃんの、よりファンになりました。
すみれちゃんにもモデルがいるのかなー?
どこまで実話なんだろうー?流石にあれはフィクションかなぁ???
主人公なっちゃんが、ピアノを前に弾かなければならないのに弾けなくて苦しむシーンや、
1人で立っていられるように、意図的に環境を整えていく描写、
苦しんで苦しんで詩を書き上げるシーン、
バンドを作り上げていく上で、一緒に過ごす時間を大事にする様、
そして、描写されている物語の奥に見える、何度も何度もライブを重ねてトライandエラーし続けたであろうこと…etc
そういうことが、今の私にはとても刺さりました。刺さると同時に、多分、今じゃないと、こういう受け取り方は出来なかったろうなとも。
積ん読にしておいて、今、読んでよかったなぁ。
多分また、読み返すと思います。
パティスミスの自叙伝と共に、私のバイブルになりそう!
まだの方はぜひ、読んでみてください!
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