伊豆大島へ。
伊豆大島で開催されるロゲイニング大会に、
友人がチームでエントリーしたものの、1人行けなくなったらしい。
というわけで、急遽欠員補充で参加することに。
フットワークの軽さが自慢です(笑)
※ロゲイニングとは? 地図とコンパスを使い、山野に設置されたチェックポイントを
制限時間内にできるだけ多くまわる野外スポーツ。
伊豆大島の最高峰、三原山。
ロゲイニング大会は無事に終了し、その日の晩御飯は、
事前に友人が予約してくれたお店、寿し光(すしこう)さんへ。
人気店らしく、店内は大賑わい。予約しておいて大正解でした。
料理は、お店のおまかせ。島料理楽しみです♪
お店は階段をあがった2階。素朴な亜麻色の暖簾がいいですね。
先付け
左から、ローストビーフ、白身魚の焼物、塩辛。
ビーフは、シャリアピンソースをかけたシャリアピンステーキ風で、
白身魚の焼物は、甘みと檸檬の酸味を利かせて。
塩辛は一味(島とうがらし?)がプラスされ酒の肴にぴったりでした。
漬物盛合せ
くさやピザ
伊豆諸島の特産品、くさやの身を散りばめたピザ。
くさやは、「くさや液」と呼ばれる独特の匂いをはなつ発酵液に漬けて天日干しした魚。
“匂い”より“臭い”という漢字のほうがあてはまる、と思う。
ピザが運ばれてきた瞬間から、独特の臭いがただよう。
臭いはきついが、食べてみると、旨みが凝縮されていて味が濃く美味い。
島豆腐のサラダ
島豆腐というので、固めの豆腐をイメージしていたら、案外柔らかい。
島で作っている豆腐、ということかな。味はよく、振りかけられた地のりと合う。
あした葉の天ぷらと明日葉コロッケ
あした葉は、“今日葉を摘んでも明日には芽が出る”と言われるほど成長が早く、
伊豆諸島に自生しているセリ科の植物。
独特の苦みがあるが、慣れるとこれが美味い。
天ぷらより、コロッケのほうがあした葉の味が濃く堪能できた。
べっこう寿司
べっこうは、伊豆大島の郷土料理で、島とうがらしを漬け込んだ醤油に魚の切り身。
べっこう色になるので、そう呼ばれるらしいが、漬けにすることで日持ちがよくなり
保存食にもなる。
魚の切り身は、なんでもOKなので、その日によって違う。
写真のべっこう寿司は、めだい。
唐辛子醤油がぴりっと利き、白身魚に合う。美味い。
これはいろいろな魚を試したくなりますね。
〆は、地のりの味噌汁。
こういうのを食すと、思わずはぁ~とため息が出てしまう。
もちろん、満足のため息です。
ごちそうさまでした。
1人じゃ、こんなにたくさんの種類食べられないので、
誘っていただいた友人たちに感謝です。
また機会があれば食しにきたい。
(翌日、偶然お昼時に近くを通ったら、ランチもお客さんが並んでいました。)
寿し光(すしこう)
東京都大島町元町1-4-7
11:00~15:00 17:00~22:00 年中無休
店前にいたゴジラ。
島のあちこちで、ゴジラ関連のお土産があったのですが、
1984年公開の映画で、ゴジラは伊豆大島の三原山に落ちて眠ったらしい。
なるほどね、そういうことか。