10月下旬。岩手県住田町で開催された、
住田つながりトレイルランニング大会に参加してきました。
この大会は、東日本大震災後、町外、県外からたくさんのボランティアやサポーターが
住田町に入っており、その“つながり”から生まれた大会。
ランナー、ボランティアとしての参加を通して、交流することを目的としている。
友人がこの町の出身で縁があり、今回参加する運びとなりました。
住田町ってどこ?
住田町は、岩手県東南部にある人口5,000人程の林業が盛んで、
北上市と釜石市の間の山間にある町です。
岩手県も台風や大雨の被害がありました。
この大会の前日も、けっこうな雨だったのですが、当日は見事に晴れました。
コースは約20km。いざスタート!
町を抜けると、天照御神社の急階段!
この階段はけっこう長くキツい。
神社のある小山を上って下り、川沿いに進むと、町の方のおもてなしエイドが。
甘酒。美味い。
ここからが本格的な山岳路。
林道の上り下りと聞いていたのですが、想像していたより勾配がある。
ドーンと現れる壁のような急斜面。
ここをつづら折りに登っていく。はは..乾いた笑いが出てしまう。
壁を登りきっても、まだ登りが続く。
道が開けた場所で、空には飛行機雲が。
住田町の街並みが望めました。
素敵な風景。
途中、給水エイドが1か所設けてありました。
一息つけたので、また走り出す。
雨上がりということもあり、山々が美しく見えました。
友人から、けっこう寒いからね~と聞いていたのですが、暑い!
この登りに、体力を削られました。
犬頭山(いぬがしらやま)山頂付近は、トレイルが不明瞭な箇所もあり、
誘導テープが張られていました。
草木と倒木や苔が織りなす美しいトレイル。
ふかふかで走りやすい。
きれいに植林された木々が生い茂る。
雨のせいなのか、普段から流れているのかわからないけど石清水。
飲めそう。。だけど、どうなんだろう。
雨の影響で、ところどころ川になっていました。
日向にでると、ほんとに暑かった。
左の若者は、ちょっとがんばりすぎて足が攣って小休憩。。
下りの林道は、走りやすい勾配。
切通し。
数か所、こんな感じに山を切通してあり、道になっていた。
山を抜けた。この砂利道まで来ると町はもうすぐ。
最初のおもてなしエイドまで帰ってきました。
行きは甘酒だったが、帰りは甘酒を凍らせたアイス。
これも美味しかった。(写真ボケてるけど。。)
あともうひとふんばり。。なんですが、
舗装路に出た瞬間から、急に力が抜けてペースダウン。
気持ちの問題かな!?
フィニッシュ手前では、子供たちがお出迎え。
ハイタッチに気づかず一度通りすぎてしまい、子供達ふくれる。。
そんな子たちが純粋でかわいかった。
ちゃんとハイタッチしてフィニッシュ!
フィニッシュ後のお振舞いは豪華で、
肉や魚、焼きそば等たくさん焼かれていました。
鮎も美味しかったけど、住田町特産の鶏ハラミは美味しかったなぁ。
入賞者(1位~3位)が貰える盾。1の数字は第1回の意味。
参加賞のTシャツ。シンプルでかっこいい。
会場にひらりと落ちていた楓。
住田町の方々もおもてなしが温かく、とても素敵な大会でした。
今年が第1回でしたが、ずっと続いてほしい大会です。
また機会があれば参加したい。
住田町トレイルランニング大会の高度とコース