こちらもサバゲー仲間のL氏から修理を頼まれた東京マルイスタンダード電動ガンのM16A2です。
初めて手にした電動ガンで思入れがあるので、どうしても復活させてほしいとのこと。
大きな症状としてはチャンバーが割れていること。
スプリング周りがホコリだらけでかなりの間放置されていたようです。
割れたチャンバー、凹んだボルトダミーカバー、テイクダウンピンの紛失、などなど
まずはバッテリーを繋いで動くか確認しましたが、とりあえず動くことを確認したので内部の確認やらシム調整などのためメカボをバラします。
モーターはほぼ新品状態のマルイEG-1000が入っていました。
んでメカボぱっか~ん!
おっ、内部は意外ときれいじゃん!
ピストンを見てみるとヘッドがアルミ製、ノーマル状態を見たことないのでその他パーツ交換されているのかわかりませんが、モーターも交換させていたのでショップカスタムされていたのかな?
シリンダーの歯がちょい掛けていたので手持ちの下の物と交換しました。
ノズルもシーリングノズルを購入し、チャンバー内でのBB弾保持位置調整のため、自作の先端加工を施したものに交換しました。
シム調整、グリスアップを行いメカボ関係はOK
問題のチャンバーですが、マルイノーマルのチャンバーを入手するより、社外製の同軸型のドラム式チャンバーの方が入手しやすいので変更します。
チャンバーをACE1 ARMSの物に交換しました。が、そのままではロアフレームにセットできません。
わかっていたことですが、〇部分が干渉します。
邪魔な部分をホビー用ノコギリでカットします。
ここら辺の加工情報ってネットで探してみても少なく、現物合わせで確認しカットしていきます。
切り取り後
前方部分も当たるので〇部分もカットします。
こちらも切り取り後はこんな感じです。
これでドラム式チャンバーが使えるようになります^^
その他修正部分として、チャーハンのリターンスプリングが伸びていたので修正。
伸びた部分をカットしてテンションを調整しました。
あとはすべて組み戻して修理完了です。
凹んだボルトダミーカバーは叩いて板金しました。
チャーハン引くと、鮮やかな青色のチャンバーが見えます。
スプリングも交換し、初速は91m/sくらいに調整しました。
蘇って何よりですが、やっぱフレームが樹脂なので首回りのクニャクニャ感はちょっと気になりますね^^;
この修理作業は昨年の12月で同月に納品済みですが、未だに使っていないとか・・・(笑)
でも、初めての銃を大切にするって良いことだよね。
私は新しいもの好きなので、すぐに手放してしまいますがね(笑)