丹波市青垣町桧倉の高源寺で3日、紅葉の季節を前にシーズンの安全を祈る山開き式典があり、檀家約30人が出席した
境内には天目カエデなど約200本、周辺を含めると約2000本の木々が赤く色づき始めている。
「災害の多い年だったが安全・安心な観光を目指し、お客さまに少しでも満足していただくためおもてなしの心での協力をお願いします」とあいさつ。琴の演奏や舞踊などが披露され、観光客の事故に備えAED(自動体外式除細動器)の講習会も実施された。境内の「もみじの館」に新設された。
11月20日開催の「第1回神戸マラソン」でランナーや沿道応援の市民から急病人が出た際に対応するため県警交通規制課は24日、須磨署で心肺蘇生(そせい)法やAED(自動体外式除細動器)の使用法を指導する講習会を開いた。

 沿道警備を担当する警察官がいち早く応急救護措置ができるようにするのが目的。マラソンコースを管轄する市内7署が対象で、今後順次講習会を開催する。

 講習には、須磨消防署の救急救命士、救急係長を講師に迎えて行われた。同署員ら35人がAEDが届くまでに急病人の意識の確認や気道確保をし、呼吸がない場合は心臓マッサージを行うことなどを人形を使って体験。さらにAEDの操作手順などを確認した。

 さいたま市の市立小学校で9月、駅伝の練習中に女児が倒れ、死亡した事故を受けて、県教育局は21日の定例会見で、自動体外式除細動器(AED)の使用法などについて、県内の学校の事故対応のマニュアルを見直す可能性を示した。

 県教育局によると、県内では5月に川口市の市立中学で3年の女子生徒が体育の授業で倒れた際、呼吸はあったが教諭が「念のため」とAEDを使用し、生徒は回復。

その後の医師の診断では、生徒は判断を誤れば死に至る「心室細動」だった可能性が高かったという。さいたま市が25日に設置する事故の検討委員会の結果を踏まえ、県内の学校のマニュアル内容を見直す考えを示した。

 さいたま市の事故では、救急隊が駆けつけた際に女児は心肺停止状態だったが、当時、学校は「脈も呼吸もあった」と判断。備え付けのAEDは使われなかった。

◇市教委、検証委設置へ  さいたま市北区の市立小学校で9月、6年生の女児(当時11歳)が駅伝の練習中に倒れて死亡した事故で、学校が備え付けの自動体外式除細動器(AED)を使っていなかったことが分かった。


救急隊が駆けつけた際に女児は心肺停止状態だった。市教委は今月中にも有識者らによる検証委員会を設立する方針を固めた。  市教委によると、女児は9月29日午後4時5分ごろ、グラウンドで1000メートルを走り終えた後に倒れた。教諭が駆けつけたところ、意識はもうろうとしていたが目を動かすなどの反応があったという。


 学校によると、同8分に119番し、同10分ごろに女児を保健室に運び込んだ。学校によると、女児は大きく息を吸っているように見えたが、呼びかけても反応は無く、指先は冷たかったという。  市消防局によると、到着した救急隊員が同15分に確認した際、女児は心肺停止状態で瞳孔が開いていたという。女児は病院に搬送されたが翌日死亡。死因は判明していない。  


AEDを使用しなかった理由について同小は「保健室でも息を吸っていて、脈もあったため」と説明。市教委は「難しい判断だったと思う。再発防止につなげる意味でも検証委員会を設立する」としている。  日本救急医学会の評議員、指導医を務める鹿野恒・札幌市立札幌病院救命救急センター医長(救急医学)は「一般人が呼吸の有無を判断するのは難しいが、呼吸しているようでも心臓が止まっていることもある。原則的にはAEDを試みた方が良かったのでは」と指摘している。

 サッカー元日本代表DF松田直樹さんが8月に急性心筋梗塞(こうそく)で急逝したことなどを受け、Jリーグは職員を対象に自動体外式除細動器(AED)の使い方講習を行った。
日本フットボールリーグ(JFL)松本山雅に所属していた松田さんが倒れた際、練習場にAEDはなかったが、Jリーグは04年から試合会場と練習場にAEDの設置を義務付けている。悲劇を繰り返さないためにも、緊急時に実際に機器を使って早期に対応できる人材を増やすことが目的で、約80人が受講した。