8月15日朝、Tさんの近所で50歳代の男性会社員が病気で倒れた。駆けつけた2人は「救急車が来る前に」と、救命講習経験のあるYさんが心臓マッサージ。Tさんは気道を確保し、頬をたたいて声を掛けた。救急隊員がAED(自動体外式除細動器)で蘇生させると2人は握手をして喜んだという。
2人は「真っ青で血の気がなく、必死でマッサージした。退院あいさつに来られた時は感無量だった」。
福知山マラソン(23日開催)は多くのボランティアが支える大会。毎年、スタッフとして市民が多数参加するほか、沿道から声援を送り、私設エイド(補給)ステーションを設ける人たちもいる。折り返し地点、福知山市大江町二箇下でも、地域の人たちが炊きだしの準備を進めている。
■沿道、会場で企業も協力■
コース沿いで工事をしている建設会社も、それぞれに協力する。衣川組はバナナを提供し、西田工業は移動式仮設トイレとAEDを配置。三丹開発はテントを張ってAEDや熱中症対策にミスト扇風機、額に張る冷却シートを用意する。
*防水、防滴、防塵構造を示す国際規格で、IP55は“粉塵が中に入っても正常な動作を阻害しない”“水が直接噴流しても有害な影響を受けない”
CUメディカルAED(i-pad NF-1200)国際規格IP54
フィリップス AED(ハートスタートFRx)国際規格IP55
防滴には上記より劣る
フィリップス AED(ハートスタートHS1)国際規格IP21
第17回全国女性消防団員活性化香川大会(消防庁など主催)が11日、高松市玉藻町のアルファあなぶきホールで開かれ、全国から約2500人の女性団員らが参加した。会場では、応急措置や火災予防を啓発するため、善通寺市消防団の女性団員がお遍路さんをテーマにした寸劇を披露した。
寸劇は「お遍路さん危機一髪」というタイトルで、女性団員11人が演じた。お遍路さんが急病で心肺停止に陥ったが、女性団員が心肺蘇生法を行い、周囲の住民も救急車を呼んだり、近所の施設に置かれていたAED(自動体外式除細動器)を持って来るなど協力し、お遍路さんの一命を取りとめる--というストーリー。
劇中では、心肺蘇生法やAEDの使い方を分かりやすく実践して見せ、設置が義務づけられた住宅用火災警報器も家庭訪問して指導していることを紹介した。
全国の女性団員は5年間で約5000人増え、約1万9000人(10年4月現在)。県内では91人が活動しているという。