横浜市磯子区の市立森東小学校で3日、救命処置を学ぶ講習会が開かれ、子どもたちが心臓マッサージなどに挑戦した。市消防局によると、小学校での救命指導は市内初。  指導を受けたのは、5、6年生の107人。磯子消防署員8人と、同区在住の有志でつくる磯子救命ボランティア職員8人が講師となった。10班に分かれた子どもたちは、班ごとに人形を囲み、順番に心臓マッサージ。自動体外式除細動器(AED)の使い方を学んだ。
大和市消防本部は、一般市民が利用可能な自動体外式除細動器(AED)を設置している公共施設やコンビニ店などを紹介した地図「市AEDマップ」を作製した。自治会を通じて、1日から各家庭に無料配布を始めた。  一般が利用可能なAEDは、コンビニ80店や学校など市が整備したもののほか、企業が自主的に設置したものを含め、8月1日までに242カ所になる予定。市消防本部救急救命課は「市内では通報から救急車の到着まで平均約7分かかる。心肺停止状態ではAEDを使うのと使わないのとでは、助かる確率が2倍も違う」と話す。
 京都府舞鶴市の若浦中で29日、3年生53人が救命措置について学ぶ授業があった。海水浴場近くに住む生徒も多く、心肺蘇生法の実技などに真剣に取り組んだ。
 生徒は事故の発生状況や事故防止の心構えを学び、人形を使って心臓マッサージを施した。訓練用AED(自動体外式除細動器)も操作し、ライフセーバーから「音声やイラスト通りに使えば簡単」と助言を受けた。

 さいたま市立57中学校の全生徒約3万2000人を対象に、自動体外式除細動器(AED)の使い方を習得してもらう実習が今年度からスタートした。昨年9月に女子児童が駅伝の記録会で倒れて死亡した事故を教訓とし、市教委が、再発防止や安全意識の向上を目的に授業へ盛り込むことを決めた。

 市教委は全57校に、訓練用AED、心肺蘇生法や人工呼吸の方法を訓練するダミー人形を約500万円で配備。授業では年に1度、2時間程度でAEDの使い方や胸骨圧迫の方法などを学ぶ。市消防局の講習を受けた教諭が指導を担当する。市立全4高校にも今後配備予定だ。

 岩槻区の川通中学校では12日、1年3組(35人)などの生徒が体育館で実習を受けた。AEDの使い方や心肺蘇生法を初めて学んだ男子生徒(12)は、「心臓マッサージは力の加減が難しかったけど、いざという時、何ができるか落ち着いて考えるようにしたい」と話していた。

東京都墨田区で昨年11月以降、緊急走行中の救急車に瓶が投げ付けられ、サイレンカバーが割れるなどの被害が十数件相次いでいることが29日、警視庁向島署への取材で分かった。同署が器物損壊容疑などで調べている。
 同署によると、25日午後9時すぎ、墨田区東向島の路上で、患者を乗せて緊急走行中だった救急車に、空き瓶が投げ付けられた。サイレンのカバーが割れたが、けが人はなく、患者は無事に病院に搬送された。