詩人 黒田誉喜  Blog from globe -11ページ目

素晴らしい歌

今日は詩を紹介します。

僕はほかの人の詩を自身のブログなどにアップすることを
ほとんどと言っていいほどしないのですが、あまりにも素晴らしい詩なので
みなさんにもご紹介したくなりました。

息子の保育園の卒園式で
子供たちが歌っているのを聴いて
感動しました。

題名からして凄いんだ。

知らない方は
メロディを想像しながら
読んで下さい。




「 きみとぼくのラララ 」
詩 新沢としひこ


さよならなんて 
いわなくてもいいよね 
またあえるね

げんきでなんて 
いわなくても 
げんきでまたあえるね

ぼくのみるそらと 
きみのみるそらは
つながっているから 
おんなじそらだから

ラララ 
さよならのかわりに 
なみだのかわりに
ラララ 
きみとぼくのあいだに 
ラララ ひとつのうた


こころがちょっと 
いたいのは 
えがおがまぶしいからだね
さみしいなんて 
いわないのがいいよね 
きっとあえるね

ぼくのあるくみちと 
きみのあるくみちは
つながっているから 
おんなじみちだから

ラララ 
かなしみのかわりに 
てをふるかわりに

ラララ 
きみとぼくのあいだに 
ラララ ひとつのうた

ぼくのみるゆめと 
きみのみるゆめは
つながっているから 
おんなじゆめだから

ラララ 
さよならのかわりに 
なみだのかわりに

ラララ 
きみとぼくのあいだに 
ラララ ひとつのうた








僕もこんな詩を書きたいなと想った。

いつかライブで歌おうっと。




もし、さんまの夢叶えたろか、の街頭インタビューで夢を聞かれたら。

答えはもう決まってるんだ。



360度人っ子一人居ない
砂漠の真ん中で

満天にぶら下がる星空の下

ひとりきり

僕ひとりだけで

宇宙と対峙しながら

その時の想いを

詩にしたい。


そして昇る朝陽を迎えて


力の限り

叫んでみたい。

どこの砂漠でもいいのだけれど、

足元は

砂がいいな。

風化した地球の欠片。


僕はその時の

何を想うだろうか。




もし、もうひとつ夢が叶うのなら、


家族みんなで

僕たちの生まれた地球を眺めたいな。



黒田誉喜




輪っか


「 輪っか 」

太鼓の音に踊り出す

水辺に佇む風たちは

金色の陽を包み込み

地の果てに落ちてゆく。

火炎のように燃えさかる命

木の葉のように舞い散って

土に溶けては星へと還る。

天のしぐさに魅せられて

海の音色に身を任す。

冥冥とした荒野の空に月ひとつ。



黒田誉喜








僕たちはこの星の涙に似ている。


■ ■ ■     僕たちはこの星の涙に似ている。    ■ ■ ■









「 このままでいいはずがない。 いいはずがないんだ。」



 

・・・変化・・・



 

 「淘汰の掟についての考察」という綿埃に塗れた一冊の本を高田馬場の古本屋で手にしたのは1999年の始め、ちょうど世間が2000年問題に沸いた年で、僕が家業を捨て上京してきてから三ヶ月くらいが過ぎた頃だった。

ロシアの核ミサイルが誤作動を起こすかも知れないだとか、金融機関の機能がすべて停止してしまうだとか、
今思えば都市伝説級の噂話が平然と罷り通り、ニュースでそのトピックが流れる度、
ぼんやりと映像を眺めては「へー、大丈夫かなぁ。」などと独り言を呟き、一応関心がある振りはしていたが、僕にとってはたった今吐き出した煙草の煙がどのあたりで空気の色と同化するかということの方が重要だった。

その頃の僕といえば淘汰についても、掟についても、ましてやその考察についてなど全くと言って良いほど興味がないどころか、自分の人生についてもどこか傍観的だった。

高田馬場という町を訪れたのもその日が初めてだった。

終わりも始まりもない環状線に乗り込み、ドア付近に陣取って車窓に額を擡げながら、
ただ過ぎていく光景を眺める。

目に留まった物から連想する脳内の記憶をつまらないフランス映画でも観るように無表情で鑑賞する。

一歩もそこから動かず、僕自身は前に進んでいなかったが終わりも始まりもない環状線が法律で規定された速度で僕を運んでくれた。

僕は一歩も進んでいなかったが電車と時間は冷静に進んでいた。

高田馬場で降りようと決めたのは目的があったからではない。それは一種の反抗心からだった。

人には大抵行く先があり、その行動には大抵目的があると言っていい。僕自身を振り返ってみても、今この瞬間の自分を分析してみても、どこか目的地を条件反射的に欲していた。

僕はその欲求に抗いたかった。

目に映る物すべてが人工的で、僕の心さえも誰かに作られているのではないかという妄想の沼から這い出したかった。

目的地を欲しがる自分を欺く為の象徴的行動として高田馬場で突発的に下車した。

しかし降りてすぐ、下車した行動にも自分のくだらない妄想的欲求を消化するという目的があったことに気が付き、結局、「 行動と目的 」の「 原因と結果 」にも似た因果関係からは逃れられないという牢獄のような現実に力が抜けた。

やっとの思いで掘った脱走用のトンネルを抜けた先で、ニヤニヤしながら警棒をゆっくりと手のひらに打ち付けながら待っていた看守たちと目が合った瞬間のようだなと自嘲して誤魔化すしかなかった。

ついさっき降りた電車は無機質な風景に消えていった。

降りなければ今頃は僕もあの無機質な風景の一部になっていたかと思うと、
目的欲求からは逃れられなかったものの、自動的に進んでいく時間からは自立できた気がした。

プラットホームに立った足元を見ると、ぼやけたスニーカーの靴紐が解けていた。

僕は何かのまじないでも掛けるように
靴紐を力いっぱい結んだ。

立ち上がった視線の先に階段が見えた。

僕にはその階段が新しい世界への入り口のように思えた。

遠い西日が集積回路のような街の陰を照らしている。

僕は目に映るすべての風景から背中を押してもらった気がした。


ここから先は自分の意思で歩いて行っていいのだと、

次の一歩からは、誰でもない自分が決めて行くべきなのだと。








スケッチブック

大寒の候

みなさんいかがお過ごしだってんだこのやろう♪

にしても寒いね。

寒い時に 寒いねって言ったら
となりで君が うん 寒いねって言ってくれたら
あったかいね。って誰かが言ってた。


自分の詩を読み返していたら

記憶に埋もれていた詩を見つけました。

みんなにも観て欲しくなってきてさ。


まだまだ寒い日が続くけど
体調など崩されぬよう
あったかく、しやがれってんだ♪
べらぼうめぇい。




詩人 黒田誉喜  Blog from globe








「  スケッチブック  」

   

    スクランブルにクロスする高層ビルディングのほとりで
 
    しっとりと降り注ぐ雨が早く明るい虹になればいいな。

  
  誰かを想うってことに 責任 が必要だって

  自分を想うってことに 自由 が必要だって

  教えてくれたのは何気なく訪れた大切な出逢い。

  
  あぁ この時にも星たちはまわっているのです。


    守るためのバリアーをはりながら。
         
    引き寄せる磁力を放ちながら。
    
    激しく代謝を繰り返しながら。

 
 スクランブルにクロスする高層ビルディングのほとりで
 
 真っ白なスケッチブックのような時間をひろげたまんま
 
        僕は呆けている。

風の吹く風景ってやつに寝っ転がって 空に落ちてゆきたい。

      
      君までの透き通った距離を 

     僕たちが惹かれあう速さで割れば

      ふたりの時間が生まれるはず。


   ふたりの時間が生まれれば きっと楽しいはず。

           そして
      
        楽しく笑っていられたなら 

          僕たちはきっと

            きっと

           
           幸せだろう。




                               2005年7月10日
               
                                   Poem by ae96 nick truly









                                             黒田誉喜


つぼみ



「 つぼみ 」       



ぼくの にぎりこぶしは つぼみ みたいだ。

手をひらいたら 

にぎっているはずの

大切にちがいないはずの なにかが

とうめいになってしまいそうで

ぼくの にぎりこぶしは つぼみのまま。


なにか 大切に ちがいないはずの なにかを にぎりしめているはずなんだ。


ほんとうは 


つぼみを ひらいて 

みたこともない うつくしい花のような なにかを

みんなにも みせてあげたいんだけど

なくすのが こわくって 

ひらけないんだ。


にぎりこぶしを 

もう ひとつの手で

ぎゅうっと胸にかくして

だれにも とられないように

ダンボールみたいに

からだをまるめて

ちいさな秘密基地のかたすみ。



守れば守るほど

不安になることにも

気がつかないで


ただぎゅうっと。

ただぎゅうっと。


ぼくは


ぼくは

いつまでも 


いつまでも

つぼみのまま。




 







黒田誉喜










風船

「 風船 」

僕は脆弱な風船。

世界を浮遊しながら

少しずつ宇宙みたいに膨らんで

いつ破裂してもおかしくないし

いつか必ず破裂する。

時の針に刺され破裂する。

でも

破裂もしないで
萎んじまうのだけは
まっぴら御免だから

今のうちに

たくさん詰め込んでおこう。


破裂するその時に

黒い欲の混合物を
撒き散らさず

虹色に輝く
花びらみたいな
花火になれるよう。

たくさんの経験を詰め込んでおこう。

風に吹かれて、
色んなものを見聞きしておこう。

新しいことにも挑戦しよう。

困難が現れたら
逃げないようにしよう。

もしも居場所を見失ったら

太陽と風と星に帰り道をたずねよう。

いつ時の針が
僕を刺しにきても
いいように

今を
精一杯
生きよう。


風船の色は何色でも構わないさ。


黒田誉喜












本能を沸騰させた猿


のんびりとビートルで家族五人
マイカル桑名へ買い物に出掛けました。

立体駐車場に止めようとくるくる登って行ってたんだけど、

途中で妻が平地青空駐車場に停めたいと言うから、表に出て平地青空駐車場へ移動して、

停めるとこないなー、それみろ、
そのまま立体駐車場で良かったやんけ。と心の中で妻をたしなめていると

50m程先に、動物らしき物体が車の影に見えて、犬かなぁ?でもリード付けてないなぁと何気に思っていた瞬間に
猿の全貌が見えて、

あっ猿や!と車中にいる家族に興奮気味に伝えたのだけど

誰一人信じてくれないのも束の間

目の前に猿がっ!!

しかも

前の車に体当たりしたりしてる。

ひぇー

回るタイヤを咬み千切ろうとしているっ!!Σ(・□・;)

僕はその時、猿がタイヤに巻き込まれやしないかヒヤヒヤしました。

前の車は事無きを得て走り去りました。

ホッとしたのも束の間

猿はクルリと踵を返し

照準をこちらに合わせ

こっちに向かってくるっ!!

野生の本能と歯を剥き出しながら向かってくるっ!!

本能を沸騰させた猿が向かってくる!!




頼む!ボディには登らないでくれ!

と祈るしかできなかった。

神様、仏様、ハヌマーン様!


ドベンッドベンッ!!!!

あっさりと祈りは無駄に終わり
猿は車を突き飛ばすように
前足で二度、衝撃を与えていきました。

そしてまた来た方向へと
スタコラサッサと帰って行ったのですが、

その時に見えた猿の赤尻と揺れる男の子の大切な球体ふたつが、
僕を小馬鹿にしているようで

憎たらしかったのなんのって。


車から降りて
見てみると、

猿の指紋と
爪の引っかき傷が。。。( ̄◇ ̄;)


あのまま立体駐車場に停めていたら。。。
俺は猿の身を案じてやったのに。。。

すぐまた来たらどうしよう。。。

などと思いながら見た猿の指紋は
思いのほか可愛かったです。
ヽ(;▽;)ノ

本能を沸騰させた猿。

沸騰猿。

ふっとうざる。


そう

今日の買い物の目的は

長男が始めるフットサルの準備。


そう思えば

幸先は良いのかも知れないな。


おあとがよろしいようで。

とてんしゃんしゃん。



黒田誉喜

かまくらにロウソクを灯すと暖かくやさしくなってみんなは笑顔になる。



昨日
半日かけて
かまくらをつくりました。

中学校の修学旅行のスキー以来です。


かまくらといえば

中でお餅でしょう。


でも

とても小さな
かまくらだから

ロウソクを灯して

僕らの代わりに
雪だるまの雪朗くんに入ってもらいました。


詩人 黒田誉喜  Blog from globe




夜から降り始めた雪で、かまくらは
ふっくらと可愛くなり




詩人 黒田誉喜  Blog from globe




雪朗くんは新雪に埋もれていたので
雪を払ってあげたら
羽みたいなのが残って

雪朗くんは
ふくろうくんになりました。



昼間
次男が
家族でご飯を食べれるかまくらを作ろうと言っていたので

いつか
でっかくて
みんなが入れる
あたたかい
かまくらを
作ろうと
とーちゃんは
想いました。


今夜も雪が降るかもしれません。

みなさん

あたたかく

しずかな

良い夜を。









黒田誉喜

















雪朗くん。



photo:01





僕の住む街に雪が降りました。

20cm以上の積雪は今年初めてで
僕たち家族は大はしゃぎで

かまくらなんぞを作ったり
雪合戦をしたり
雪ダルマを作ったり

ここぞとばかりに雪を堪能したった!

残念ながら、かまくらは子供がひとり
ひざを抱えて入れる程度の大きさが、
僕ひとりの力では精一杯。

次男が「 家族で晩御飯食べれるやつ作ろ!」と息巻いてたけど、

丁重にお断り申し上げました。


夜の間
かまくらの中に悪い奴が入り込まないよう、雪だるまの見張り番を立たせておきました。


photo:02



彼は二次元と四次元のハーフで
名を、雪朗といいます。
名前は長男が付けました。


不思議なことに

普段なら絶対外に居たくない気温なのに

雪遊びをする時は、
全く平気なんね。


今は、お風呂にも入って
ポカポカ。

雪はまだ降っています。


明日も真っ白になるかなぁ。