輪っか | 詩人 黒田誉喜  Blog from globe

輪っか


「 輪っか 」

太鼓の音に踊り出す

水辺に佇む風たちは

金色の陽を包み込み

地の果てに落ちてゆく。

火炎のように燃えさかる命

木の葉のように舞い散って

土に溶けては星へと還る。

天のしぐさに魅せられて

海の音色に身を任す。

冥冥とした荒野の空に月ひとつ。



黒田誉喜