【K-Pop】TOYOTAと比べられるHYBE | アカデミアからのぞくJ-POP, K-POP, HIP-HOP

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このブログではアカデミックな立場から(主にアメリカで)どのようにJPOP, KPOP, HIP-HOPが認識・議論されているかを文献なども紹介しながらお話ししていきます。のんびり書いています♪

こんにちは!

 

本日は、K-Pop大手にのしあがったHYBE

の知っておくべき5つのこと!

 

というわけで、

 

 

【K-Pop】TOYOTAと比べられるHYBE

こういうことを少し

お話していきます。

 

滝汗 なんで、TOYOTA!?と

思われました?

 

TOYOTAの呪い・・・TOYOTA現象。

なんていうか、ビジネススラングっぽく

なっているんです。TOYOTAがこんなふうに

使われるってなんだか・・・ですが、

要するに、ビジネスがものすごいスピードで

成長したがために会社内の統率が取れなくなり

質の管理もできなくなるっていう・・・滝汗

そんな現象を「TOYOTAの呪い」って言うそう。

滝汗い、嫌だな・・・そんなことに

TOYOTAの名が上がるなんて。それだけ大きい企業は

妬まれ、悪態をつかれ、ひきずりおろそうとする勢力と

常に戦わなければならないという例えですね・・・

つまりは、HYBEもそれほどまでに大企業となったわけです。

 

 

MUSIC BUSINESS WORLDWIDEの記事より

 

K-Pop業界最大の大手になったHYBE

ですが、よくも悪くもニュースのヘッドラインに

常になっています。

 

このニュースでは、HYBEのトップニュース

5つについて述べているのでここにも

あげてみたいと思います。

 

(1)株不正取引疑惑で捜査開始

バン・シヒョクが直接絡んでいるようで、

これは深刻な問題となっています。

ニュースにもなっていますね。

 

(2)HYBE vs NEW JEANS、ミン・ヒジン

...HYBE has gotten a black eye in the process...

 

こういう表現がされています。black eyeというのは

日本語でいうと、「青あざ」って言うんですかね。

「黒あざ」とは言わないですよね・・・。

殴られた時の。あれは英語だとブルーではなく、

ブラックなんですね。

結局NEWJEANSとの法廷争いはHYBE側が勝っていますが

勝っても、目の周りにあざが出来る、というのはつまり

悪評はついてしまった、ということになります。

泥試合を見せたことで、評判は下がったということです。

 

(3)HYBEの収益は上昇中

 

色々問題を起こしても、確実に売り上げをあげています。

これは、グラフを見るとわかりますね。

コンサート、イベント等、海外での活動も増え、収益は

順調に上がっています。

 

(4)グローバルにビジネスを広げている

Weverseも順調ですが、今、HYBEがアジアの外に

ビジネスを広げていることで収益アップを図っています。

HYBE America,HYBE Latin Americaを立ち上げ次々と

レコードレーベルを買収。

 

そして、Universal Musicグループと手を組んだ

Geffen Recordsが

KATSEYEをプロモーション。

KATSEYEはアメリカベースで活躍しています。

ニューヨーク、LA, サンフランシスコでの

コンサートはすぐに売り切れになったそう。

すごいですね。

 

今、HYBEはラテン・ミュージックに力を入れている

そうです。

 

(5)K-PopはまだHYBEトーストのButter!

数年前、確かBTSが活動休止する前、Chairmanの

バン・シヒョクは「K-Popはそろそろ成長が

ストップしそうだ」と懸念されていたのですが、

色々とビジネス拡張してきたので、まだまだ

海外では衰えは見せていないです。

 

最近だと、NetflixのKpop Demon Huntersがヒット。

映画の中の楽曲が次々とヒットチャートに入って

います。

BTSが来年復帰ということでHYBEの株も上がって

いるそう。

 

ということで、色々と問題のあるHYBEですが、

売り上げも上がっていて、K-Popの人気も

上昇していていて過去の恥ずかしいトラブルを

解消できるのでは?という感じの締めくくり。

 

韓国と日本が疲れてきただけで、

(↑ここが今後どう影響してくるかは

注目に値しますが)

 

グローバルビジネス的にはまだまだ

これからなのかもしれません。

 

それではまた。