【BOYNEXTDOOR】日本語Verから見える日本語と英語の位置 | アカデミアからのぞくJ-POP, K-POP, HIP-HOP

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このブログではアカデミックな立場から(主にアメリカで)どのようにJPOP, KPOP, HIP-HOPが認識・議論されているかを文献なども紹介しながらお話ししていきます。のんびり書いています♪

こんにちは!

 

If I say, I love you (Japanese Ver.)

(↑タイトルは完全に英語ですね・・・)

そのうちEnglish Ver.も出るのかな・・・真顔

 

日本語バージョンが出ました。

 

すでにONEDOOR並みに

この曲は聞いている・・・気がする。

「愛してる」調査部隊発動🫡

あっちこっちに調査部隊を送り込みましたニヤニヤ

どうやら今ボネクドは日本ツアーが

始まったようで、日本にいるようですね。

 

WISHのLOG INツアーに負けない

スケジュールだね滝汗

1ヶ月間、日本でしっかりツアー

回るようです。

 

日本での曲の紹介は

「今日だけI Love You」なんでしょうか・・・???

 

Mステに出るそうなんですが、

どうやって紹介されるのか、

私は気になってウズウズしています。

もし、「今日だけ I LOVE YOU」

と、日本語と英語まじりのタイトルでの紹介なら

この楽曲のオリジナル版に

日本語が入った理由も辻褄が合う気がします。

 

 

そんなこといちいちいいじゃないのームキー

と言われそう・・・ですが、

私の場合、完全に職業病です。

 

この日本語版、映像は動かないイラストが一枚・・・滝汗

やっつけ仕事感がするな〜。

最後らへんの、イハンのボソッと呟く

「なるようになるでしょ」が

ツボでした笑い泣き

 

日本語バージョンはやっぱりしっかり

意識して聞いていないとなかなか

聞き取れないという難点はあるけれど、

それでも聞き流しても7〜8割は聞き取れた

ような気がします。頑張った!笑い泣き

 

この日本語バージョンを聞いて

気づいたことは、

 

「今日だけ、

I Love You, 

愛してる、

サランへ

 

の部分。

英語、日本語、韓国語です。

この3つの言語で韓国語オリジナル版も

日本語版も入っているということ。

ここは変わらないところ。

 

ということは、最初から

この3つの言語をここで使おう

ということだったのかなということです。

 

いくつか解釈はできるのですが、

ポジティブに解釈するなら、

I Love You, 愛してる

という英語・日本語のポジションが

同じであるという理屈。

 

英語は全世界で一番多く話されている

言葉なのでこれは使ってもなんら

驚くことではないです。

日本語版に対する英語コメントにも

「日本語版でも英語を残してくれて

ありがとう」

というコメントもありました。

(みんな考えていること同じかなニヤニヤ

 

そして、日本語ですが、アジア言語の

中で世界でも学習者が多いです。

「学習者が多い」というのはポイントです。

 

(一つの参考までに、アプリ学習での

日本語学習者も多いです。)(あくまでも参考までに)

 

こういうことを考慮すると、

英語、日本語は世界で学ばれている

人気のある言語なので、

そういう言語がピックアップされた

ということです。

 

日本が今の所K-pop輸出においては

第一位なので、

日本を確実に攻めておくというのは

当然のアプローチですね。

「確実」に攻めようというのがわかるのが

アジアツアーでもダントツで日本公演の

回数が多いこと。ほぼ1ヶ月丸々日本。

日本人メンバーがいるグループ並みの

日本活動。

 

運営側の意向にもよると思うのですが、

こういう戦略もあって、日本ツアー見据えての

「愛してる」だったのかもしれません。

 

今回、そういう「戦略」的な要素が

わかりました。

(ちょっとだけやっつけ仕事感が

しなくもないけど)

 

ただし、

メジャーな外国語であるのは

認めつつも、

それで日本語が英語に差し替えになるという現実。

まだ、韓国の中では日本語はタブーという

意識が抜けていないということも

わかりました。(結局、

日本語は英語と同じ扱いには

できないという偏った位置にいる。日韓の摩擦が

尾を引いている。)

楽曲制作側と番組側の感覚のズレを感じました。

もちろん全ての番組で差し替えがあったわけでは

ないので昔ほどタブー視される度合いはそれほど

ひどくはないかな、とは思います。

番組サイドはお年を召された方が多いのかな、

という感じですかね・・・

それはどこも同じですね・・・。

たったワンフレーズでも差し替える

というスムーズでない扱い。

そういう意味での引っ掛かりは残りますね。

 

アーティストは一生懸命ツアーをして、

テレビにも出てパフォーマンスを

しているのでそこは暖かく見守って

いけたらと思います。

 

それではまた。