RIIZEのコレオドラフト こっちを見ると血がたぎります | アカデミアからのぞくJ-POP, K-POP, HIP-HOP

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このブログではアカデミックな立場から(主にアメリカで)どのようにJPOP, KPOP, HIP-HOPが認識・議論されているかを文献なども紹介しながらお話ししていきます。のんびり書いています♪

RIIZEはめちゃくちゃかっこいいですが、

このコレオのドラフト

これがもう最高なんです。

 

Sirenメラメラ

 

Talk Saxy合格

 

RIIZEのダンスはもちろん大好きですが、

hip-hopダンスはやっぱりhip-hop育ちが

踊るのが理想なんですよね。

 

RIIZEは綺麗なダンスですが、こちらの

方々が踊ると、荒々しいというか、

雰囲気が違うと思います。

荒々しいと感じるのは、hip-hopダンスは

感情を発散させたり、人を威嚇したり、

バカにしたりというような自己表現

ダンスなのでね、そう感じるんです。

ちなみにhip-hopダンスの表現は

ポジティブばかりではありません。

怒り、喜び、など全てです。

見た目の雰囲気もまるでK-Popとは

違いますしね(笑)

 

それでも、こういうコレオグラファー、

コレオダンサーはストリートダンサーとは

また別のポジションになるので、

『金儲けに走りやがって・・・』と

揶揄されるんですけどね・・・。

コレオは元々のhip-hopステップを

うまく利用して見せるために

作られた物で、ヒップホップ文化を

伝えようという目的ではないので、

文化を知らずに体を動かしているだけだ、

と批判されてしまうのです。

 

私は、hip-hop研究家として

事実や成り立ち、歴史を追って

見ているんですが、

こういうコレオダンサーもいれば、

hip-hopダンサーとして、

hip-hopダンスをヒップホップ文化の

一部として伝えようとしている

ダンサーも存在しています。

その方々は「見せるだけのダンス」

はhip-hopではない、と言っていました。

 

とは言え、私はこれを見て、

RIIZEがこのコレオを踊ると

全然雰囲気が違うな〜と

感心しました。

K-Popは色々なものを外から

取り入れて利用していく

スタイルなので、そういう

選択もあっていいとは思います。

ヒップホップがそもそも、そのような

ブレンド文化なので、それもあり

どこに取り入れられてもいいものでは

あります。(が、hip-hopダンサーたちの

間では、賛否両論はありますね。)

 

雰囲気の違いを楽しみました。

 

それではまた。