TO BEも色々試しているようだ | アカデミアからのぞくJ-POP, K-POP, HIP-HOP

アカデミアからのぞくJ-POP, K-POP, HIP-HOP

このブログではアカデミックな立場から(主にアメリカで)どのようにJPOP, KPOP, HIP-HOPが認識・議論されているかを文献なども紹介しながらお話ししていきます。のんびり書いています♪

こんにちは。

 

滝沢さん率いるTO BEが

いろいろ試しているのだろうな、と

感じさせるのがこちら↓ 

IMP.の”FLOW” 

 

 

これはキラキラアイドルではなく、わりと洗練された

大人のイメージですね。なるほど、このカラーがみなさんに

すごく似合っていると思います。

NCT WISHを見た後だったので、ものすごい味変に

なりましたニヤニヤ 

 

そして、日々アイデンティティーについて考えている

私ですが、驚いたことにこの楽曲は英語歌詞でした滝汗

Number_iはあえて日本語を多くしている(ような戦略?)

印象を受けたのですが、こちらのグループは

色々実験しているようにも見受けられます。

とにかく自由に試してみようか、というような感じでしょうか。

 

単なる考察にすぎませんが、このグループが

英語歌詞の楽曲を出したことには意味があると思います。

まずこのグループがまだまだこれからのグループだから

ということもあると思います。

「こんなグループだ」と決まっていないから

いろいろな楽曲に挑戦することでしっくりくるものを

見定めようとしているようにも思うんですね。

数ある選択肢の中の一つだよ、的な。

なので不思議と嫌味に感じないというか、

曲がこのグループに合っているなと感じました。

英語なのに無理をしていない、という印象です。

これはアリですね。

また、なぜそう感じたかというのは、

英語の歌詞が複雑すぎないこと。

だから、彼らが無理をせずに歌えているな、という

ことで違和感がなかったです。

これは、BTSの英語曲の戦略方法でもあるんですね。

BTSの英語曲も歌詞が簡単で同じフレーズをリピートする

ものが多いです。そうすることで英語ネイティブ

でなくてもしっかりこなせる。

 

世界に売り出していくのはもちろんですが、

選択肢の幅を広げて自分たちの楽曲にも

幅を持たせようということなのでしょう。

曲が彼らに合っているので、よかったと思います。

今後、日本人があえて英語歌詞の楽曲を歌うときは

いかに、そのグループ(人)に合っているか、

違和感がないか、が大切なのだと強く感じました。

 

なるほど〜、だからジョングクの3Dに少し

違和感があったんだ。あれは、ちょっと

やりすぎました。やりすぎなければいいのかな、

と。そこが重要ですね。

 

それではまた。