adversity~賢くない私の生きてきた道~ -16ページ目

うちのおっさんは・・・

スーツは昔からオーダー。カスタムオーダーじゃないですよ。
ヴィトンでもカバンをスペシャルオーダしてました。
一昨年は何を思ったのか、遂にオーストリッチのジャンパーを作ってきました・・・。

はぁ・・・。

43。真面目な彼氏との旅行

変な先輩に怪しいバイトの話を聞いた話の前に、この事を書いておかなければ・・・。


ホストを好きになってからも、真面目な彼氏とは続いていた。
彼は親のコネで市からの下請けの工事の仕事の会社に勤めていた。
前よりは男らしくなったものの、私は水商売の世界を知り、大人の男にチヤホヤされ、服やカバンをお客さんから買ってもらったりと、生活はどんどん派手になっていった。

大人の男の客を相手していると、ぬくぬく育った3つ上の男が子供に見えてしょうがなかった。

そんな時、彼と彼の友達とその彼女と私んの4人で旅行に行く事になった。
あくまでも、彼らの趣味の格闘技の観戦が目的だった為、ホテルはビジネスホテル。晩御飯はコンビ二。
毎日、同伴やアフターで贅沢をしていたのに、旅先でコンビ二のラーメンを食べるなんて考えられなかった。

もう完全に彼に対しての気持ちが冷めていたのだろう。
ビジネスホテルで私のひざに彼が手を置いた瞬間、無意識に手を払いのけていた。
気まずい・・・。
旅行中も2人の間で会話はあまり弾まず、彼が友達カップルの部屋に遊びに行ってる間に、ホストの彼に電話をした。

42。変な奴

最初のラウンジを辞め、中学時代に付き合ってた子の働く店の紹介で違うラウンジで働くことにした。

私はホストに行くお金がほしい為に、ラウンジが終わってからのバイトを探した。
だけど、うまく見つからず、
その時にたまたま電車で会った昔の昼のバイト先の先輩・・・・。
あんまりかかわりたくない。 と言うか知人だと思われるのが嫌だと思うくらい、失礼だけど容姿が凄かった。

無視しようとしたけど目が合ってしまったので、向こうから離しかけてきた。

この先輩と出会ったのは高校に入ってすぐのバイト先だから、もう4年も経ってるのか・・・。
「今なにしてるの?」
と先輩。
「ラウンジで働いてるよ。」
と言うと、
「ラウンジっても、私スナックしか面接に行ったことないけど、
時給なんかたいした事ないんでしょ?」


・・・・って、そりゃあなたを雇うお店があったら私は見てみたい。
店の屋号はきっと【珍獣】だろう。
面接断るために破格の時給を言われたんだわ、きっと。

「それよりもっと稼げるバイトあるよ。」
と先輩。
何か如何わしい感じはしたけど後日会って聞いてみる事にした。

41。貰っちゃった。

何か匂う。おかしい・・・。ホストの彼とホテルに行ってから1週間。
自分の体の異変に気づいた。魚の腐ったような匂いがする。周りの人にも気づかれてるんじゃないかって位の匂いだ。これは普通じゃない。
家の近くにある産婦人科に行った。
内視鏡を入れて中を見た先生が、
「あ~これはびっしりと・・・。」
と、何か嫌~な事を言った。
看護婦達を呼んで、ちゃんと見るように。と内視鏡の入ったまんまの私の中を観察させていた。
「見世物じゃないぞ!っていうか、そんな珍しい症状なのか?」と、不安になってきた。
「じゃぁ、服着てこっちに来て。」
と言われ、顕微鏡の中を見せられた。
「虫みたいなのが動いてるの分かる~?」

虫~?私の中に虫~?
ショックで倒れそうになった。
「トリコモナス原虫って虫が寄生しちゃってるんです。これはセックスで感染します。心当たりあるよね?」
と、先生はカレンダーを指差しながら、
「いつ位に、そのチャンスがあった?」
と聞かれた。チャンスって・・・。何かもう少し適した言葉ないの?と思いながら、ホストとした日を言った。
「あ~、ちょうど症状が出る頃やね。膀胱炎も併発してるから注射しておくね。それと、ちゃんと治るまではセックスは駄目です。」

はぁ~。性病かぁ。事故やガンと一緒で自分だけは大丈夫と、他人事だった。
そんなわけないか。処女から経験人数は7人。確率良すぎ!!
彼氏には
「銭湯でなんかばい菌貰ったみたいだから、エッチは1週間したら駄目なんだって。」
と、言った。
病気の持ち主には、速攻電話した。
「あんた、病気持ってるよ。」と。

私だけを思ってくれる彼氏が居ながらも浮気ばっかりしてる自分に罰が下ったんだと・・・。

40。毎日

それからは、毎日ホストの店に行って、店長の売り上げを上げていた。
あれだけ受け付けなかったお酒も、たらふく飲めるようになっていた。

体の関係になり、相手も少し私に気を許したのか、自分の事を話してくれた。

オーナーとは高校時代の友達で、店をする事になったから、店長としてきてほしいと言われた事。
その前は、借金もある為、昼間は工場で働き、夜はスナックのチーフとして働いていた事。結婚していて、3歳になる子供がいるけど、離婚が決まり、嫁さんが子供を連れて行くので、子供に会えなくなるのが寂しい・・・と。

彼がたまたま家に居るとき電話をしてしまったみたいで、子供の声が聞こえた。
「電話切ろうか?」
と言ったら、
彼の子供が電話に出た。まだ言葉が遅いようで、あまり話が出来ない様だった。
だけど、彼が自分の子供と電話を替わってくれるなんて、私に気を許してくれているんだ・・・。
と、嬉しかった。


この時点でも真面目な3歳上の彼氏ともまだ続いていた。