識者に聞く 田母神氏論文問題
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081113-00000022-maiall-pol
◇文民統制への挑戦状
懸賞論文でゆがんだ歴史認識を披露し、今なお自説の正しさを声高に主張する田母神(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長。参考人として招致された11日の参院外交防衛委員会では、憲法改正にまで踏み込んで発言してみせた。これまでの制服組による問題発言とは根本的に異なる、不穏な空気も漂う。【遠藤拓】
◇石破茂元防衛相「憲法の精神に反する」
「今年5月のことです。田母神さんに言いました。『いいですか。あなたは一個人、田母神俊雄ではありません。私の幕僚です。政府見解や大臣見解と異なることを言ってはいけません。いいですね』と」
そんな秘話を明かすのは、当時の防衛相で現農相の石破茂さんだ。東大の学園祭で田母神氏が講演することを知り、注意を促したという。当然であろう。田母神氏はその直前の4月、自衛隊のイラク派遣を一部違憲とした名古屋高裁判決に「そんなの関係ねえ」と言い放った。つまり、要注意人物だったわけである。石破さんの注意が功を奏したのだろう、講演会は無事に済んだ。しかし、皮肉なことに、今回問題となった論文の募集は始まっていた。
かつての“上官”として、今回の問題をどう見ているのか。自民党きっての防衛政策通としても知られる石破さんはこう指摘する。
「政治家が自衛隊のトップになっているのは、選挙によって国民の負託を受けた政治家が、責任を負っているからです。自衛官が自らの思想信条で政治をただそうというのは、憲法の精神に真っ向から反しています」
制服組に理解があると言われる石破さんの目にも、今回の田母神論文はシビリアンコントロール(文民統制)への挑戦と映ったようだ。
「日本は侵略国家であったのか」と題した田母神論文は「我が国を自らの力で守る体制がいつになっても完成しない」などと、現行の防衛政策に対する不満を強くにじませているのも特徴だ。それゆえに、問題発覚の直後、石破さんはこう発言している。「政治が何もしてないかのように言うなら旧陸軍将校によるクーデター『2・26事件』(1936年)と何も変わらない」(本紙11月1日付朝刊)。日本の現代史上最大のクーデター事件と同列の視座で語っているところに、石破さんの強い危機感がにじむ。同事件は陸軍の青年将校を中心に引き起こされ、時の閣僚らを殺害した。反乱そのものは鎮圧されたが、それ以降、日本は軍国主義への道を加速させた。
【関連ニュース】
<記事の続き>(2) 現代史家・秦郁彦さん「低レベルで不快」
質問なるほドリ:国家公務員の退職金、返納させるのは無理なの?=回答・石川貴教
前空幕長論文問題:田母神俊雄・前航空幕僚長参考人質疑 詳報--参院外交防衛委
読む政治:前空幕長論文問題(その1) 元首相の名挙げ抵抗 辞職巡り押し問答
読む政治:前空幕長論文問題(その2止) 「危険人物」不安現実に
首相、IMFに10兆円拠出表明へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081113-00000001-maiall-pol
◇頻繁(ひんぱん)→はんざつ/踏襲(とうしゅう)→ふしゅう
国会答弁やあいさつで、麻生太郎首相の漢字の読み間違いが目立っている。12日に母校の学習院大学で行われた日中交流行事のあいさつで、用意された原稿では日中首脳会談に関し「1年のうちにこれだけ頻繁に首脳が往来したのは過去に例がない」とあったが、「頻繁(ひんぱん)」を「はんざつ」と読み誤った。
7日の参院本会議では、政府が過去のアジア諸国への侵略行為を謝罪した「村山談話」を「踏襲(とうしゅう)」と言うべきところを「ふしゅう」と答弁した。
首相は12日夜、記者団から「読み間違いが多いという印象がある」と指摘され、「そうですか。単なる読み間違い」と答えた。【塙和也】
【関連ニュース】
<首相VS記者団>読み間違い指摘のやりとり詳細(記事最下段)
<首相VS記者団>麻生首相と記者団との日々のやりとり
<首相VS記者団>「誰であろうと、言論の自由はあります」
特集ワイド:麻生首相が選んだ本 胸中表す?4冊
麻生首相:庶民の味は「ホッケの煮付け」? 首相「食べた」/居酒屋「出してない」
渋谷火災 相当な量の火薬か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081113-00000094-san-soci
重傷を負った横山信一さんは、映画界では拳銃の発砲や銃撃戦を演出する特殊効果(ガンエフェクト)の第一人者として有名という。熱心な仕事ぶりで知られていたが、専門家は相当な量の火薬が室内にあったと分析。「安全への意識が低かったのでは」と指摘している。
■写真で見る現場■ 渋谷の高級住宅街の閑静な雰囲気が一転、騒然とした
横山さんは「ビル横山」の名前で活動し、最近では三池崇史監督の映画「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」の特殊効果も担当。「アクション映画でガンエフェクトはなくてはならない。拳銃の構え方にもこだわりを持っていた。横山さんは、ウエスタン好きが高じた感じの熱い男という印象だった」と映画業界の関係者は話す。
東京都環境保安課によると、一般的に火薬類を「製造」「販売」する際には、火薬類取締法に基づき都道府県の許可が必要。横山さんの会社はともに許可を得ていなかった。ただ、製品が炎や火の粉、火花を出すことを主とするものは「玩具煙火」という扱いになり、「販売」の許可は不要で、1日の製造量が2キロ以下なら「製造」の許可を得る必要はない。
「どちらにせよ、爆発の規模からみて、相当の量の火薬が置いてあったと言わざるをえない」と分析するのは、火薬類の保安に関する調査研究を行っている全国火薬類保安協会。「発火爆発しても量が少なかったら被害は起きなかっただろう。管理が甘かったとしか言いようがない」と語る。
火薬学会理事で九州工業大学の中村英嗣非常勤講師(火薬学)は、「アメリカでは1980年代に特殊効果での火薬で事故が起き、規制が厳しくなった。どんな火薬を扱っていたのか分からないが、安全に関する認識が低かったのではないか」と話している。
◇
◆マッスルさんが救出
火元の住宅に飛び込んで横山信一さんを救出したのは、近くの所属事務所にいたイラン人タレントのランディ・マッスルさん(40)だった。
爆発音とともに現場に駆けつけ、煙が立ちこめて視界が利かない中、奥に炎が見える1階から必死に担ぎ出した。
横山さんはやけどを負った顔から血を流しながら「妻が中にいる」と叫び、燃えさかる屋内に駆け戻ろうとしたが、体をつかんで引き止めたという。
マッスルさんは「火を消そうと思ったのか、板のようなもので必死にあおいでいた。家に入ると危ないのでしっかり体をつかんだ」と興奮気味に話した。
マッスルさんはフジテレビ系「笑っていいとも!」で人気となった。
【関連記事】
・ 渋谷の爆発火災 火元住宅から2遺体、母と妻か
・ 出火元の経営者「火薬を調合中に爆発」 渋谷の爆発火災
・ イラン人タレント、ランディ・マッスルさん火元から男性救出 渋谷の爆発火災
・ 渋谷の爆発火災…噴き出す炎、はじけ飛ぶガラス片
・ 渋谷の爆発火災 重軽傷3人、不明2人
給付金に課題山積、効果は?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081113-00000012-maiall-pol
自民、公明両党が総額2兆円に上る定額給付金の支給方法の大枠を決めたことを受け、政府は総務省を中心に具体的な支給方法の検討を加速させる。5000万を超える世帯に漏れなく給付するには残された課題も多く、関連法案の審議状況によっては支給開始も来年3月以降となりそうだ。年度末に膨大な事務作業が降ってくるうえ、所得制限を設定するかどうかの判断まで丸投げされた市区町村からは「無責任だ」と反発の声が出ている。【石川貴教、沢田石洋史】
給付金の支給は、金融機関の個人口座に振り込まれる方式が有力となっている。市区町村は住民基本台帳に基づき、世帯全員の名前や支給額を記載した通知書を世帯主に送付。世帯主か代理人が市区町村の窓口に通知書を持参し、免許証などで本人確認をしたうえで、口座番号を届け出る方向だ。
09年分所得による制限を設ける市区町村では、申請者に対し、個人住民税の課税に利用する所得情報について、所得制限の確認作業に使うことへの同意書の提出を求めることが検討されている。この時点で同意に応じなければ、給付金は支給されないことになりそうだ。翌10年5~6月に確定する09年分所得が制限を超えていれば、同意書に基づき、市区町村が返還を求める。
制限の基準となる所得は、サラリーマンの源泉徴収票では「給与所得控除後の金額」の欄にある額。確定申告をした人は「所得金額の合計」に当たる。自営業者は総収入金額から必要経費を差し引いた所得が対象だ。
【関連ニュース】
(2)口座情報管理
(3)支給に数カ月、悪用の懸念も
(4)選挙先送り、宙に浮く目的・効果
社説:定額給付金 支離滅裂な施策はやめよ
追加経済対策:定額給付金、口座振り込み有力 来年3月以降支給
イクスピアリで期限切れカモ肉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081112-00000208-jij-soci
東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)の大型商業施設「イクスピアリ」内にあるレストラン「ロティズ・ハウス」が、食材に賞味期限切れのカモ肉を使っていたことが12日、分かった。客1人が腹痛を訴えたが、同店を運営するオリエンタルランドの子会社イクスピアリは「因果関係は調査中で、特定できていない」としている。
同社によると、8日夜にカモ肉などを食べた男性客が約1時間後に腹痛を訴え、病院で治療を受けた。男性は搬送中に嘔吐(おうと)した。その後、食材を調べたところ、フランス産冷凍カモ肉の賞味期限が1日だったことが分かった。
カモ肉は「鴨肉のロティサリー オレンジのビネグレット」の食材として、2日から10日までのディナータイムに計17食提供され、1食当たり約100グラム使われていた。
同社は「調理者が事前に賞味期限の確認を怠ったことが原因」として、食材のチェックを強化する。
問い合わせは、電話047(305)2560まで(30日まで、午前10-午後5時)。
【関連ニュース】
・ 3Dシアターを開場=11年に新アトラクション-TDL
・ OLC、連結売上高9.5%増の3750億円見込む=09年3月期
・ 本場ディズニーで学べ=就業体験留学を実施-明大
・ PB商品にもシアン地下水=新たに64万パックへの使用判明-伊藤ハム
・ ディズニー最新作「ウォーリー」とクリスマスプロモーション=名鉄など