安達式記憶術は「学校の授業にでて、先生の話すことをすべて覚える」というものです
今日は短期記憶の役割についてお話しします
短期記憶は脳の中の海馬という場所が担っています
ここは外部からのあらゆる情報が通過する情報の入り口です
私が今いる富山県高岡市の天候は晴れですが
「この晴れという状況、室内のエアコンの音、机に広がっている書類の山等々の」
目から入る情報、耳から入る情報、これらのあらゆる情報は
海馬に入ってくるのです
学校の授業でも同じです
「先生の話しする言葉、黒板に書かれた図形、隣の同級生の雑談等々」
のあらゆる情報が海馬に入ってくるのです
一方大脳皮質に蓄えられた過去の記憶
「例えば冬になると寒くなる、 着物は厚くする必要がある エアコンをつければよい等々」
も大脳皮質から海馬に引き出し、これを海馬で現在の寒さと比較してエアコンをつけるのである
このように記憶の仕組みでいえば、短期記憶領域である海馬はもっとも重要な領域になるのです