安達式記憶術は「学校の授業に出て、先生の話ことをすべて覚える」というものです
前回の⑮回までで、一応の内容を記載しました
今回からは、安達式記憶術の普及に絡むエピソードをコラムという形でお知らせしたいと思います
安達式記憶術の内容を理解するのに役立つと思います
私がこの記憶法に気が付いたのは、忘れもしません
高田馬場駅のガード下のラーメン屋でした
仕事帰りによったその店で井上富雄という方の「ライフワークの見つけ方」という本を読んでいて
そこに記憶の仕組みが書かれた部分がありました
人が記憶するというメカニズムに短期記憶と長期記憶のいう役割分担があり
外部からの情報はまず短期記憶の領域に入り、それから長期記憶の領域に入るというものです
その中で短期記憶は大変記憶容量が小さく、かつ時間も短いというものでした
そうかといって短期記憶の領域を通過しなければ長期記憶の領域にはいらないというものでした
そのうえ、私たちが記憶したとするのは長期記憶領域に入った情報であるというのです
その時思いました
それでは忘れないうちに短期記憶から長期記憶の領域に入れてやればよいと
これが安達式記憶術創設のはじめです
以上