ヴィエリチカからクラクフに戻って

列車に乗ってワルシャワへ

クラクフの駅構内には本屋さんがありました

お土産チックな物も売ってるけど

ゆっくり見てる時間はないガーン

この列車に乗るんだって(ニ等車)

3:47発→6:06着 2時間ちょいの列車旅

途中一杯のお茶がサービスされます

コーヒーor紅茶or水を選べる(写真なし)

車窓の写真も撮ってない

途中雨が降り始め稲光までし始める始末で

ワルシャワ到着時は雨が上がってたからいいけれど…汗

 

夕食はショパンが通ったことで有名な老舗のレストラン

ホノラトカ

ええっと…お食事は私の口には合わなかった……なショボーン

 

夕食後はショパンのサロンコンサートへ

個人宅を会場にしてコンサートを開いています

ワインor水andケーキが出され

今日のピアノ奏者はアンナ・ハドク(?)さんてお読みするのでしょうか…

名前からクロアチア出身の方ではないかと添乗員さんが言ってた

可愛らしいお嬢さんです

ワルシャワには音大があって

そこの生徒さんか、卒業した新人のピアニストさんではないか、とも言ってたな

自己紹介、演奏する前に一曲づつの解説らしき事を英語でお話されるのですが

中学生レベルの英語力で理解できたのは

この曲はポーランドを去ってから作曲されたものです

とか

ポーランドの民謡がベースになった曲

くらい

その都度、ちゃんと通訳してほしかったな…

演奏曲も聞き覚えのあるプレリュード・ノクターンは起きていられたけれど…

あまり聞いたことのないスケルツォからは

うたた寝さんがやってきて…落ちちまったうっ

ショパンの音色と共にポーランドの最後の夜は更けていく

クラクフから南東約15㎞の小さな町ヴィエリチカ

この町の地下に1250年頃から採掘されていた

世界有数な規模の岩塩採掘場が広がる

18世紀から観光向けに公開され始め

ゲーテやショパン、コペルニクスも訪れたという

ここが岩塩坑の入口

今日も朝も早よから見学にきました

たくさんの見学者が並んで待ってる(  ゚ ▽ ゚ ;)

全長300㎞の巨大な岩塩採掘場

観光のために開放されているのは全体の1/100ほど

地下64m~135mの深さ約2.5㎞の坑道を歩いて観て回る

坑道にある2300の部屋のうち公開されているのは約23室のみ

とりあえず階段をズンズン降りてく

378段の階段を下りて………滝汗

坑道内の深い所まで下りてく途中

ヴィエリチカの伝説や歴史を再現した塩の像が配置されている

ヤノヴィツェの間

キンガ女王の伝説をモチーフにした像

坑内には四つの礼拝堂があり

こちらは聖十字架礼拝堂

事故が起きないように願いを込めて19世紀に造られた

一番の見どころは深さ101.4mの場所にある

聖キンガ礼拝堂

70年の時をかけ造られた礼拝堂

壁、一見タイルに見える床、シャンデリア、聖像、絵画のすべてが塩でできている

 
塩の結晶でできているシャンデリアが美しいドキドキ
 
 
 
遠足の子供達がお話を聞いていたのは
岩塩レリーフの「最後の晩餐」
幾つもの地底湖もあり、塩湖の塩分濃度は33%だそうですびっくり
バロンチの間
湖の最深部は9m
ミハウォヴィツェの間
17世紀に造られた木の柱が美しい
岩塩坑はアリの巣のような造りになってます
深さ124.7mにある最も天井が高い部屋
スタツシの間
ここから…まさか階段を上がれとか言わないよね……笑い泣き
帰りはエレベータだった
トロッコを建設中だったのね
来年からはトロッコに乗って見学できるんだって
ランチのレストランへピンクの塔の建物目指して歩きます
ランチ後は岩塩坑の入口に戻り
バスがお迎えに来るのをしばし待ってる
観光最終日の午後へつ・づ・く

いったんクラクフに戻ってランチ

食べた物の写真は撮っていませんでした

多分大したことなかった

看板が可愛らしくって撮ったみたい

でね、ここから約100㎞離れた小さな村へ行くんです

バスで片道1時間以上はかかりました_| ̄|○

やっと到着

ザリピエ模様と呼ばれる花柄のペイントが描かれた家が並ぶ村

昔、村には煙突がなくストーブや台所の煙で壁や天井が煤だらけ

19世紀末に煙突ができるようになり

女性たちが汚れた壁にペイントをしたのが始まりとか

1930年代に陶器作家としても有名だったフェリツィア・ツリウォによって

カラフルで繊細な花模様が有名になったそう

彼女の家は現在は博物館として公開されているそうです

おトイレをお借りした文化センター(日本でいう公民館みたいなもの)

 
 
 
ストーブかな
 
 
 
 
 
文化センターから出ると
桜っぽい花が咲いてます
井戸にバケツに可愛らしいペイントがこれでもかって描いてあるうふふふ
 
日時計
 
 
 
村の教会
 
 
 
 
 
村の消防署も
道路状況によってはゆうに往復3時間はかかるのに
滞在時間が1時間もない_| ̄|○
実際には30分程しかいなかったんじゃないかな
村だから大型バスが停車できる場所は限られてるし…
ポーランドって農耕国です
なので村と言ってもけっこうな広さ
歩いてひととおり見るのには時間が必要
やっと着いた、サーっと見た、さあ帰ります…じゃあねぇ……
今思うと、急き立てられるように
おしっこして写真撮って帰った記憶しかない
残念過ぎる!!
でも、メルヘンの世界のようなザリピエ村でしたとさ
最終日へつ・づ・く