アドマン3.0=人事になりました。 -14ページ目

アドマン3.0=人事になりました。

サイバーエージェントで新卒採用責任者をしています。

みなさん、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

大晦日31日~1日にかけて、元箱根~東京間(箱根駅伝復路コース)108kmの年越しランにチャレンジし、70km地点(戸塚)でリタイア。という、新年早々泥をつけてのスタートとなってしまいましたが、今年は鉄人をコンセプトに清濁合わせ飲んで激しく過ごしていきたいと思います。


昨年10月に人事に就任してからの1年。人生でおそらく一番多くの出会いがあった年となりました。いろんな出会いの中で感じたのは、己の未熟さ、人生経験の幅の狭さ、そして世の中の未知の領域に対するワクワク、です。

この1年はプライベートをすべて放棄し、仕事に打ち込みました。人事になる前の3年間は、間違いなく仕事人生における暗黒時代であり、その借金返済の意味も込めて仕事に時間を投資しました。趣味であるランやトライアスロンをする時間もほぼなく、週の半分は出張などで家にいない、そんな生活を続けていました。

骨の髄まで仕事人間なので、そんな生活が大好きなわけですが、今年はもっとバランスなど考えずに公私における突き抜けをガンガンやっていきたいと思います。全てに全力で、周囲からあの人いつ寝てるんだろうと疑問に思われるほど自分を全力で使い切りたいと思います。自分が関わるすべての領域においてビッグインパクトを残していきます。

2016年は、僕が人生で初めて採用したカワイイ奴らが社会人になる年でもあります。新入社員の成長はバカ早い。その成長速度を微笑ましく親のような目で見守るのではないく、それ以上の経験値を持って凌駕し、圧倒的な存在でいつづけたいと思っています。

そのためには普通の人間のような生活をしていては中々追いつきません。鉄人、アイアンマンとして、人智を超えた働きをしていく所存です。強さ、を身に着けていきます。

ということで、本年度もよろしくお願い致しますm(_ _)m





 

いまインターン開催真っ最中なのですが。

ここ一年人事としていろいろ活動してきて、意識が変わったこと、いい意味でも悪い意味でも仮説が外れたことがいくつかあります。

そのうちの一つがインターンに関する考え方、です。元々はインターン=就業体験、なので、いわゆる「ワンデイインターン」「3DAYSインターン」みたいなものはインターンではないと思っていました。就業してないですからね。


もっと言えば、現実の仕事からかけ離れたお題を学生に投げかけ、無駄に徹夜を強いるようなインターンは悪である、とも思っていました。難しいお題をふる→メンター社員が煽りまくる→徹夜する→疲れる→そこから勝利を掴み取る→結果涙する・・・そんなインターンは茶番である、と思っていました。

社会人はそんな仕事ばかりしているわけではないですから(いつも徹夜を強いられるようなブラック企業は少ないと思います)、日本にはびこっている「短期型インターン」というものは、一種の虚構であると思います。(ちなみにこう言ってますが、後に述べるようにサイバーも近いことをやっていますので、批判しているわけではありません)

従ってサイバーエージェントは長期就業型のインターンシップを出来る限り受け入れています。社内の調整がかなり大変ではありますが、やはり社内で働いてもらうのが一番お互いの理解が深まりやすい。

しかし長期型のインターンの決定的な弱点は、スケジュールと量的なところ。みなさんは学生でありますので、スケジュール的に長期で入れない子もたくさんいます。またポジションが無限にあるわけではないので、受け入れ数に限界がある。

そのジレンマ解消のために、短期型インターン=育成プログラム・覚醒へのきっかけである、という認識シフトを行い、サイバーエージェントでは多数のカリキュラムを用意することにしました。今日も大阪では「サイバーエージェントの広告部門の3ヵ年計画を考えてもらう」という広告マーケティングコースのインターンを実施しつつ、あらゆるデータを解析して解を出していくBIG DATAコースも東京で同時開催しています。

どちらのコースも出来る限り現実世界に近づけるために、実際に日々そのテーマについて考えている社員がメンターとして張り付き、一緒になって考えています。その中で新しい知識も身につきますし、思考のOSもインストールできる。そういう立て付けにしています。

ですから僕ら人事は、短期インターンではいかに学んでもらえるか、気づいてもらえるか、という視点から精度の高い虚構を創らなければならない。あえて誤解を招く表現を使ってますが、それくらいの意識でやらないと、良い学びを提供できない。

また、良い気づきと学びの機会にするために、様々な演出にも気を配るべきだと考えを改めました。元々は「現実的な仕事に近いほうがインターンとしての価値が高い」という考えだったので、例えば物理的に非日常空間に連れて行くようなインターンや、課題が普段の仕事と全く関係のないものだったりすると否定的な見解を示していたのですが、学びと気づきの機会としてインターンを捉え直すと、これらの演出も理解することが出来るようになります。

以上、単純に最近こういうの大事だな、っと思っていたので、アタリマエのことをメモしておきました。学生の皆さんもこういった短期インターンに参加する場合、クソほど熱中して、学び多き時間を過ごすのが(どうせ同じ時間を過ごすなら)賢いと思います!





 


タイトルは煽りっぽいですが、かなり参考になる記事を書いてしまいたいと思います。

3年生以上にとっては「もう遅い」内容もあるかもしれませんが(人生に遅いなんてことはきっと無い!)、1,2年生は出来る限り全部経験すると良いのでは?と思います。というか、僕が大学1年に戻れるのであれば全部やってみたい。


人事になって13ヶ月が経過しました。正確な人数は覚えていませんが、自社他社内定者含めてかなり優秀な学生とじっくりと腹割って人生について話をしてきました。その中には外資コンサルや外資メーカー、外銀などの内定者もいますし、商社の内定者もいます。電博などの広告会社の人間もいれば、サイバーやGoogleのようなITメガベンチャーの奴もいます。

そんな僕が優秀だなぁ、人事と就活生の関係性を超えて今後も付き合っていきたいなぁ、と思える面白い人間に共通する経験値を整理したいと思います。優秀な学生は、この内2個以上を経験していることが多いですね。

ちなみに、何を経験しているか?が重要でなく、その経験から何を学んだかが重要である、という就活業界の通説がありますが、半分アグリーで半分反対です。やはり経験それ自体に価値がある場合もあると思っています。

※ちなみにこちらで推薦している経験の中には、リスクの高いものも含まれます。それを経験するかどうかはご自身の責任と判断でお願い致します。


経験.1 インドに行っている。

インド、は一種のメタファーなんですが、優秀な学生はある種ちょっとした危険地域に行ったことがあるやつが多いです。そこで割りとキツイ体験をしている。

特に多いのがインドなんです。ガンジス川に飛び込んで1週間以上寝込んでいた、◯◯を盗まれて10日間野宿した、みたいなエピソードを喜々として語ってくれたりする。※インドをdisっているわけではありません。

ただこういった死を意識する経験」をすると、「」を実感するんですね。そういう経験をした人は、人間的に面白い奴が多い。ある時優秀な学生を集めた飲み会をしたら、僕以外の全員がインドに行っていた時は驚きました。人事の皆さん、インド採用、要検討です。



経験.2 研究室で寝袋で泊まりこんで研究している。

主に理系院生に多いですが、研究室に泊まりこみで仕事している奴はかなりベンチャー向きの素養を持っています。ヘビーに働けるし、コミットメントが強い。

また期日の決まったアウトプットを出すことに体験的に慣れているため、ビジネスパーソンとしての基礎体力があるんですね、こいつらは。そういう意味でも日本の院生はもっと評価されてイイのではないかと思っています。


経験.3 留学経験がある。

これはほんとに僕もやればよかったと思ってますが、留学は出来るなら確実にしておいたほうがイイと思います。留学している=優秀、というわけではないのですが、留学経験のある優秀な奴はやっぱりグレードが上がります

先日ボスキャリで慶応からカーネギーメロン大学に留学している学生と話していたんですが、留学して数ヶ月で多数の論文とプレゼン(もちろん英語)を経験しており、ものすごくレベルが上がっていました。

それに加えて、英語が出来るだけで様々な情報にアプローチ出来ますし、留学時に作ったネットワークは一生涯のもの。今1,2年生の学生たちは、真剣に留学を経験すると良いと思います。


経験.4 スタートアップで長期インターンしたことがある。

これは近年顕著になってきている傾向値ですが、スタートアップでヘヴィにインターン経験をしたことがある学生は優秀なことが多いです。大企業のインターンのような擬似ビジネスではなく、ガチビジネス、それもスタートアップなので普通に労働力として頼られるので一気に成長します。他にもおすすめポイントがありまして、

①2年生や3年生の前半など、早期で今経験ができていると、ビジネスパーソンとして足りないところ、を自覚したうえで残りの学園生活を送れるようになるので非常に有意義です。

②スタートアップ経営陣は、A.他の企業で「鳴らしてきた」百戦錬磨のビジネスパーソン、や、②業界をひっくり返そうと画策している鼻息荒い若手有望株、のようなひとが多いので、単純にその地殻で働くことは学びでしかありません。


なんとなく学生の質からしておすすめなのは、RettyとかFiNCORIGAMIとかですかね。


経験.5 富士山より高い山に登ったことがある。

これは僕が山好き、だからではありません。割りと優秀な奴は登っていたりします。ポイントは1日で行って帰ってこれる富士山クラスではなく、何日・何週間をかけて登るイモト的なお山たちです。

僕が会った中で言うと、キリマンジェロ(5,895 m)、モンブラン(4810m)辺りが人気ですね。ツワモノだとアンナプルナ(8,091m)やアコンカグア(6,960m)などもいますね。

山登りと仕事ができる、との因果関係についてはまだ検証ができていないのですが、推察するに困難に打ち勝つメンタリティや限界突破体験、などが優秀さの土台を形作っているのでしょうか。


経験.6 果てしない回数の合コン(=戦)を戦っている。

いわゆる広告・マーケ系や営業の強い会社の内定者で多いのですが、話していると優秀な一方で、(愛すべき)糞野郎属性を持つ層が一定量います。話していると、ものすごい回数の合コンを経験しています。おそらく成功も失敗もしているのでしょう。

僕は正直なところ、人生で1回しか(それも新卒一年目の時に先輩に無理やり誘われて)合コンなるものに参加したことがない(ファクト)ので、具体的な考察が出来ないんですけれども、必然的にコミュニケーション能力が磨かれるんだと思います。知らない人と盛り上がらなきゃいけないわけですからね、僕は苦手です。

また合コンをどうせするならめんどくさくても「主催者」側に回ると良いでしょう。初めて同士の人間が集まる会合をいかに盛り上げるか、はイベント運営にも通じるノウハウだと思います。


経験.7 けっこうな額の借金をして返済した経験がある。

これは注意が必要なのですが、借金をして返済、までがワンセットです。借金をしているだけではダメ。ちゃんと返してこそ大人です。

僕も学生時代けっこうな借金を抱えましたが、こうなると人間は本当にビビるんですね。ヤバイ、と。その時「稼ぐ力」を磨く最大のチャンスが訪れます

一般社会人としても、金を稼ぐ力は意図して磨かないと磨きづらいものだと思っていて(営業だけしてても身につかないし、企画してても身につかない能力)、生命力にも近い概念だと思っています。健全な借金は力なり。


経験.8 No.1経験がある。

これは言わずもがな、ですが、どんな領域でもNo.1になることは容易ではありません。多大なる努力、集中力。何よりそれをするために他の選択肢を切っているわけですから、まさに選択と集中です。

また名著上達の法則によると、一芸に秀でるということは多芸に秀でることだといいます。弊社内定者にも少林寺拳法二年連続全国一位のツワモノがおりますが、非常に楽しみです。


経験.9 「教える」経験を持っている。

教えるためには、自身の知識を体系化しなければなりません。また教える、ということはまさにアウトプットなわけです。必然的に「教える経験値」が多い人は、思考の整理能力が高く、アウトプットが得意なパターンが多いです。

家庭教師を長く続けていたり、塾の講師でTOP人気だったり、部下に教える立場を経験していたり・・・こういった経験値を持っている人間は優秀な可能性が高かったりします。



以上、僕がこの1年ほどで出会った学生に共通する要素をむりくり整理してみました。学生の皆さんは是非参考にしてみてください。人事の方は「こんな経験もありじゃね?」とコメント頂ければ掲載させて頂きます!


最後に一言:信じるか信じないかはアナタ次第です。