格差を生む源泉 | 福祉主義の経済

福祉主義の経済

幸福度が高い福祉国家を目指すのが、福祉主義の経済システムである。
温暖化を加速させているのは、大量消費の経済が原因である。

経営者の方が儲かります。

労働者は、搾取されて儲からない。

その理由は、「剰余価値」にあります。

 

 

 

剰余価値とは、生産物の価値が、労働者の賃金や必要な生産物の製造に必要な原材料などを除いた部分のことを指します。つまり、生産物の価値が、労働者が働いて生産した価値以上になった部分です。

剰余価値の生じる仕組みは、資本主義社会における労働者と企業の関係に起因します。労働者は、賃金と引き換えに企業のために働きますが、企業は、生産物を販売して利益を上げることが目的であり、労働者の働きによって生産された価値を売却することで利益を得ます。この際、企業は、生産物の価格を、労働者の賃金や必要な原材料のコストを除いた、剰余価値を含めた価格で設定することができます。

つまり、剰余価値は、企業が生産物を販売して利益を得るために必要な部分であり、労働者の労働によって生じた価値を過剰に抽出することによって生じます。剰余価値は、企業の利益として分配され、一部は投資や再生産に回されますが、大部分は資本家や株主の利益として分配されます。

 

この剰余価値が、格差を生む源泉になっています。

逆に言えば、儲けたければ起業した方が良い。

労働者を雇えば雇った分だけ収益が増える。

高給なのは、一部のエリートだけである。

出世のために馬車馬のように働かされるのが自由主義経済である。

 

 
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