格差は無くせる。

格差を無くすには、国民が働いて産み出した国の富を、一部の富裕層だけが独り占めしているので、国民から吸い上げ過ぎた富を、富裕層が国民に還元すればいいのである。

人類の歴史の中で、諸悪の根源は格差にある。だから、格差を無くせば、人類は家族のように協働しながら幸せに暮らせる。今は、資本主義の競争原理なので、それを協働原理に変換すればいいのである。資本主義の競争原理から脱却するには、格差のない協働原理の福祉国家を作ればよい。福祉国家を実現すれば、格差は減らしていける。

福祉国家を作るには、ピケティ（フランス経済学者）が言うように、累進課税を高めればよい。さらに、タックス・ヘイブン対策税制を徹底すればよい。あとは、それを実施する政府を実現するだけである。実施しない政府は、格差を容認する政府であり、実施する政府は、格差を無くす政府である。格差を容認している政党か、格差を無くそうとしている政党か、どちらを選択するかで決まる。