
相談のメールをいただきました。
パセージで、不適切な行動に注目しないとありましたが、
ゲームをなかなかやめないため、どうしても最後は口出ししてしまいます。
ほっておいたら、もうやめるといいながら、夕方からずっとやり続け、ごはんの時間になり、その後またやろうとします…
でも、宿題はしないと、と思ってて、だらだらとやっと夜遅くにやることになり、かんしゃくを起こす…。
それが分かっているから、何時に終わるの~とか優しくいい続け、最後には怒ってしまいます。
はぁ~難しい。どうしたらいいんでしょう!?
多くの方もお悩みのことだと思います。承諾いただいたのでブログでお答えしますね。
ホントに、ムズかしいですね

初めにお知らせしなけば、いけないことが…
私のおススメするこの方法に、即効性は、全くありません。
口チャック(不適切な行動に注目しない)しても、すぐに子どもは変わらないのです。
子どもを変えるための、口チャックではないんですね。
では、何かというと、
子どもがホントにゲームをやめて、宿題をしないのか、観察をするため。
それには、怒ることはもちろん、やさしく言うのもやめてみたいのです。
相談のお子さんは、夜遅くにやることにしましたね。
眠さに負けても、翌朝するかもしれません。
ギリギリまで寝ていても、学校に行ったら、するかもしれません。
今は、時間には目をつむり、やるかやらないかだけを見たいんです。
夜遅くなると、かんしゃくを起すのも…
声をかけなったら、かんしゃくは起きるかどうかも、観察してみませんか?
これは、私の想像ですが、夜のうちに宿題をしなくてはいけないという縛り(子どもが勝手に思い込んでいるのかもしれませんが)が、癇癪に繋がっている感じがします。
もし、かんしゃくを起こしたら、そのことにも 口チャックしてみませんか?
かんしゃくを起こしたら、すーっと離れて、別の部屋に行ったり、先に寝るのがおススメ。
怒りを、宿題をする原動力にしていれば、かんしゃくを起こしながらも宿題をしていくでしょう。
ゲームをやめさせた親へのあてつけならば、親のあとを追ってくるかもしれません。
かんしゃくを起こした後の行動が、かんしゃくを起こす目的なのだと思いますよ~。
口チャックすると、見えてくることがいっぱいあるんです。
情報収集をして、次の手に活かす。
それが、口チャックの目的の1つです。
「ゲームをやめさせる」「宿題をやらせる」のが、子育てではありません。
「自分で○○すると、決められる人」にするのが、子育てだと思うのです。
たぶんお子さんは、いつか宿題をしていく子だと思います。
そのことを信じてみませんか?
パセージでは、
1、私は能力がある。
2、ママは私の仲間だ。
この2つの信念を育てています。
この子は、能力がある

この2つの信念を育てていくのだと、思うのです。
現状では、「規則正しい生活を送る」を、望む限り、バトルは続くと思います。
バトルをなくして、「規則正しい生活送る」はの2つは望めないのです。
規則正しくなくても、バトルを無くし、仲良くしますか?
規則正しい生活を目指し、バトルを引き受けますか?
どちらでも、相談者さんが選べます

口チャックの目的は、もう一つありますが、長くなったので、また次回に

アドラーフェライン横浜 のご案内
adyoko16@yahoo.co.jp
子どもを伸ばす聴き上手への道 6月22日(土)9時半~満員御礼
活動予定(勇気づけを学ぶ会・フォローアップ・おしゃべり相談会)
子育てがラクになる 個人セッション 6月
*7 日 10時
・14時 *12日 10時 ・13時半 *18日 10時・13時半
*21日 10時 ・13時半 *25日
10時 ・13時半 *26日 10時・13時半