ビッグバンドのアレンジに挑戦
久々に音楽ネタ・・・
先日からお世話になっている港区の社会人ビックバンドで、ウチの嫁(らいらかおる )が歌う曲を、フルバンドアレンジさせて頂きました。
リハの回数も限られているので、構想(着手)から次回のリハでの譜面提出まで期限は1週間。
深夜にがんばって実質4日ほどで作っちゃったけどw・・・
1日目・・・選曲・コード進行。
マントラのクリスマスソングを選択。このバージョンはコーラス4声のボイシングをカバーする為に死ぬほど聴いてるので、まずは全体のコード進行をフィナーレ(譜面作成ソフト)に置いてみる。
改めて思うのは、本当に緻密で素晴らしいコード感と転調だわ・・・しかも3分間の間に4回ほどキーが変わる。でも全然違和感がない。
2日目・・・トップノートを配置
ブラスの各パートのトップノートを譜面に実音で配置。オリジナル音源はストリングスなんかも多用しているので、この部分をブラスに置き換えてみる。また、そもそも4人で分担して歌ってるソロを女性1人で全部歌うのは到底無理なので、男性ソロをブラスのソロに置き換えてみる。
3日目・・・各パートのボイシング
初日に決めたコードを参考に、各パートのトップノートの下に2nd.3rd.(4th)の音を積んでいく。
と、ここで問題が発生。
管楽器のオクターブ感がわからない・・・(汗)
私はもともと中学・高校の6年間はブラスバンドでホルンを担当していたので、F管の譜面を見るだけで勝手に運指が動くし、出てくる実音まですぐにイメージできる。
Bb管のトランペットは・・・・遊びで吹いたことはあるけど、五線から上に出たことがない(つまりhigh Gまで)。
でも音源ではその上のCとかDとか、下手するとHigh-High Ebの音が聞こえる。こんな音本当に出せるのか?譜面に書いていいのか?(超不安)
トロンボーンは・・・音を鳴らしたことはあるけど、譜面を見て吹いたことはないので、実音がさっっぱりイメージできない。つまり、聴こえているこの"C"(ツェー)の音は、ヘ音記号のハイC表記なのかミドルC表記なのか、オクターブ感がさっぱりわからない。
サックスに至っては・・・・リードすら鳴らせなかったので、楽器を吹いた例(ためし)が一度もない。当然、Eb管とBb管のオクターブ感なんて全く判らない・・・・どうしよう・・・・。テナーはオクターブ上でト音表記だったり・・・バリサクも譜面上どこまで低音が出るのかさっぱり・・・・。
仕方が無いので、手持ちのシンセでそれぞれの音を鳴らして確認しながら、実音でサウンドを作ってみる。
ここで新たな問題・・・聴こえてるその音が管が鳴らしている実音なのか、サウンド的にどこかから振ってくる倍音なのか区別が付かない部分がちらほら。
または、アルトサックスのハイトーンなのかギターの単音なのか区別が付かない部分も出てきた・・・・。
えーい、悩んでも仕方が無い。アレンジャーの特権じゃ!とばかりに割り切って、とにかく自分の信じる音をガツガツ決めていく。
深夜に4時間ほどがんばって、ようやく全体像が見えてきた。
さて4日目、というか、リハ当日・・・現場に行く前に一番手間のかかる単純作業が待ってる。
Finale(2006)の場合、スコアをそのまま一発でばらばらのパート譜にする機能があるのだが、私はどうしてもコードを載せないと気がすまないたちなので、スコアから必要なパートとコードだけを抜き出して、倍率を最適にして、レイアウトを組みなおして・・・尚且つ、実音→移調(BbだったりEbだったり、ヘ音をト音にしたり、オクターブアップしたり)をひたすら繰り返す。で、不要なページを削除していく。
この作業・・・譜面が読めれば高校生でもできるな。はは。
でも時間もないし、自分でやるしかない・・・・徹夜明けで眠い体にムチ打って3時間ほどかけてようやく完成。
それからリズムセクションも含め13パートのFinaleデータを、A3見開きで25枚程のPDFに落としてセブンアップ(セブンイレブンのネットプリントにアップロード)。
出力するのに近所のセブンイレブンのコピー機を15分ほど占領、ちょうど500円掛かった・・・w まぁ安いといえば安いか。
大量の譜面を持参し、リハに参加。ビッグバンドの皆さんに協力頂き初演奏。
うーん・・・転調が多すぎて(パートによってはフラット5つとか6つとか)、コード感がいまひとつ掴みづらいけど、なんとなく見えてきた。よかった。。。。まぁ思ったより悪くない。
こんな無茶な譜面に嫌な顔ひとつ見せずにお付き合い頂いたメンバーの皆さんに感謝。
あとは、次回の最後のリハで仕上げて、らいらの歌を乗せて、そのまま本番だ・・・・。
まぁ、なんとかなりそう。よかった・・・・。本番は18日、初お披露目です。
でもクリスマスソングなんで、今回成功してもまた1年間はお蔵入りですw 残念。