ハーモニーはピッチが命!
今月末のクリスマスコンサートに向けたリハーサルで、私がアレンジしたアカペラ曲を、ゴスペルOBを含む選抜メンバー4人で歌ってたときのこと・・・
現ゴスペルでも何度も歌ってるこの曲を今回選抜メンバーで歌いながら、ゴスペルのリーダー格の女の子が何度も
「え?・・えええ?・・・・????」
って顔をしてる。
どうしたん?
「この曲って、こんなサウンドだったんですか?」
そうだよ、どうして?
「今まで聞いたことのないサウンドで・・・なんか、すごくキラキラしてる・・・素敵です。・・・」
うーん、・・・・嬉しいような悲しいような(苦笑)・・・それ、あなた達がいつも歌ってる譜面と同じなんだけどw
サウンドを理解してくれたのは嬉しいが、このボイシングは俺が造った時点で最初からそういうサウンドを狙ってたものが、今までどうしても再現できなかっただけのこと。
今回ようやくみんなの意識が高まりピッチを意識したことで、ようやく狙ったサウンドが見えてきたのだが、君はそのサウンドの完成形を知らないまま、今までずっと何年も適当に歌ってたのか・・・・。ちょと悲しすぎるぜ。
まぁ、これで今後少しは成長すると思うので、喜ばしいことです。
前回もブログに書いたけど、どんなにいい機材を購入しても、どんなにがんばっていい素材を提供しても、使う側がその価値をきちんと理解して正確に使いこなさなければ、それはただのガラクタでしかない。買った機材は保管に場所を取るゴミにしかならない。そういうこと。
ボイシングってものすごく奥が深いし、それを歌う側も声質とかピッチでイメージがかなり変わる。
ピッチは決して「ジャストがベスト」ではない。音符ごとの役割によって微妙に高くしたり低くしたりを調整し、自分の居場所を毎回探して確認するのがコーラスの醍醐味。
(これも以前にこのブログで、「ハーマイオニー(ハーモニー)講座」と称して数回に渡って解説しました。)
とにかく、ピッチ命ですから!それ以前に音程間違えてたら致命傷ですけど・・・(苦笑)
数年前、ウチのゴスペルを見学しに来た知らない女の子が、練習を一通り見た後、にこやかな顔で
「みなさん、ハーモニーするって意味がわかってるんですか?w」
って言い残して帰ったことを思いだした。言われたみんなはポカンとしてたけど、俺は恥ずかしくて仕方が無かった。
俺自身はハーモニーの意味を知ってるつもりだけど、それをメンバーみんなにきちんと伝えきれていなかったから。それを、たった一回のリハを見ただけの第三者に指摘されて、本当に恥ずかしかった。
今こそ声を大にして言います。
ハーモニーはピッチが命! ・・・当たり前すぎて逆に恥ずかしいw