(1)武田塾の青チャートに対する意見
武田塾は青チャートに批判的です。
以下の2本の動画で「青チャートはやりきれる人は少数」であり、「やりきれる参考書を選ぶべき」との考えのようです。
青チャートが向いている人の条件
①時間のある人
➁1つの参考書を浮気せずにやり遂げられる人
③ある程度計画を立ててスケジュール通りに終わらせられる人
④問題を取捨選択できる人/学校の進度に合わせて必要な問題を取捨選択できる人
【数学】青チャート・Focus Goldが向いている人4選 (youtube.com)
青チャートを使いこなすための3つの条件
①根性がある人(青チャートをやりきるには根性が必要)
➁計画性のある人(分厚い参考書は計画を立ててこなしていかなければ終わらない)
③自分で考えて使える人(やりきれる時間がない時はやるべき問題を選ぶことが必要)
問題集をやる上で大事なことは
①分野の偏りを生まないこと
➁何周もやる。できるようになるまでやること
だそうです。
「高3からでは全部終わらすのは無理。高2からでも難しい。始めるのなら高1から」だそうです。私おそう思います。
【数学】『青チャート』を使いこなすための3つの条件 (youtube.com)
(2)網羅系の参考書をやることなしに「数学が不得意だ」と言ってほしくない
武田塾の言っているようにチャート式のような網羅系の参考書はこなすのにただでさえ時間がかかるし、数学の基礎的な学力やある程度の能力がないと更に時間がかかります。そのため、
①時間が必要
➁計画性が必要
③根性が必要
④早い時期に始めることが必要(あるいは浪人することが必要)
などの条件が必要になってきます。
しかし、数学の才能がある人ならともかく、普通の人が薄い参考書で数学の学力を伸ばすことができるのでしょうか?
数学の学力を伸ばすためには、青チャートや黄チャートのような網羅系の参考書をやりきることが必要なのだと思います。
網羅系の参考書をやることなしに「数学が不得意だ」と言ってほしくないと思います。
数学の学力を伸ばすことを諦めるのなら、身の丈にあった参考書を選ぶ必要があるのかもしれませんが・・・。
(3)高校1年生に伝えたいこと
高校の数学は中学の数学に比べて難しと感じる人も多いと思います。
「自分は数学が苦手」と感じる人もいるかと思います。
しかし、そんな人に私は伝えたい。
「数学が苦手という前にチャート式を一通りやってみてください」
チャートの解説が理解できないようなら、入門問題精講や基礎問題精講をやった後にもう一度チャート式にチャレンジしてみてください。
「諦めたらゲームセットです」
「時間はかかるかもしれませんが、青(黄)チャートにチャレンジしてみて下さい。」
私は高校1年生にそう伝えたいです。
こちらの記事もご参照ください。
お勧めの数学参考書 | ADHDの小児科医が伝えたいこと (ameblo.jp)
英語の参考書は何を使えばよいのか? | ADHDの小児科医が伝えたいこと (ameblo.jp)