老いる親を見つめて感じたことです
6月の第3日曜日は
父の日ですね
実父は12年前にお空にいきました
白い花を手向に実家に寄ってきました
実母は元気で
自分のことは自分で出来るのですが
最近
話しの途中であちこち内容が飛びます
同居しているお嫁さんによると
「よく話しが飛ぶんですよ
あと記憶がごちゃ混ぜになるみたいで」
母「ほらあんたと一緒に行ったレストラン 小さい皿にたくさんごはんがのっていて 食べきれないほどあったでしょ」
私「?そうだっけ?」
お嫁さんを見ると目くばせしています
私「あぁそうだっけ どこだったかな忘れたねぇ」
母「ほんとどこだった? 忘れたさぁ またそこに行きたいねぇ」
私と一緒にいろんなごはん屋さんへ行ったりドライブに出かけました
特に父が亡くなった後は
淋しい想いをしていると思い 母を連れ出していました
「あんたがいろんなところに連れて行ってくれているからありがたいさぁ」
まぁ私も相方がお空に逝ってしまったので
母と一緒にいることで氣を紛らわせたかったのでしょう
母は以前の記憶と新しい記憶が
ごちゃ混ぜになるようです
このとき
「これはこうでこうじゃないんだよ」
なんて正そうとするのではなくて
受け入れるほうがいいようです
だって本人は間違っているとは思っていませんからね
楽しく話しをして実家をでて
義理の父母の元へ寄ってきました
相変わらず
耳の遠い義母はニコニコ
義父もニコニコ
義母との会話はすごく大きな声で話さないと成り立たないし同じ話しを何度も繰り返します
義父「ばあさんはまた同じ話しているねぇ」
3人とも90歳
ゆっくりではありますが
それぞれに自分のことができるから
私は仕事ができるんです
いつまでも話しを一緒にして
見つめていきたいですね
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