中央省庁が障害者雇用水増し問題を受けて、採用試験を始めました。
そして合格者が発表されました。
「国家公務員試験で障害者754人合格 水増し受け初実施」(日経新聞電子版)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42761780S9A320C1000000/
合格者の障害別割合は、精神障害57.3%、身体障害42.3%、知的障害0.4%。
「予想以上に精神障害の合格者が多かったんだな」という感想です。
申し込み時点での障がい別割合は、精神障害57%、身体障害40%、知的障害3%(これも日経電子版より)。
この精神障害には、二次障害がなく知的に遅れの無い発達障害も相当数含まれている、と思われます。
精神障害や発達障害への理解も確実に広がってきている、と肯定的に受け取りました。
筆記試験でハンディのある知的障害者の合格率はやはり落ちてしまったようですが。
今後、この合格者と一緒に働く人々がどうやっていくのか気になるところですが、
行政機関も心を入れ替えて(?)取り組もうとしていることがわかります。
それを温かく見守ってもいいのではないでしょうか。